県は、安中市で新設整備を進めるライフル射撃場について、11月ごろに着工すると明らかにした。ライフル射撃場の整備には、平成30年度当初予算案で8億8500万円超を計上。有害鳥獣の捕獲担い手を確保・育成するため、県クレー射撃場(安中市中宿)に併設させる予定だ。31年度中のオープンを目指し、整備を加速させる。
県によると、県内の狩猟免許取得者数は、昭和56年度の9788人をピークに、平成28年度には4159人まで減少。わな免許取得者数は増えている一方、散弾銃やライフル銃などを使う第一種銃猟免許取得者数は、ピーク時の5分の1程度にまで減った。
県は、ライフル射撃場新設について「鳥獣被害軽減には、長期的な視点に立った捕獲の担い手確保、育成をすることが重要だ」と説明し、27年度から地域住民への説明会を実施するなどして現在、実施設計を進めている。
地域住民の要望を踏まえ、防音壁を現在の高さ6・5メートルから8メートルにかさ上げするほか、鉛散弾を定期的に回収する方針だ。
… 以降リンク先へ …
http://www.sankei.com/region/news/180302/rgn1803020019-n1.html
2018/3/2 産経ニュース