イノシシわな形状変更案に待った 宮城の猟師「駆除できなくなる」

「このままでは繁殖適齢期のイノシシがくくりわなで捕獲できず、獣害を止められない」。宮城県で有害鳥獣駆除に当たる猟友会員から河北新報社に憤りの声が寄せられた。きっかけは、くくりわなの形状変更(縮小)を呼び掛ける全国組織の大日本猟友会(東京)の提言。わなの形状が駆除にどう影響するのか。現場の事情を探った。

楕円か真円か
 くくりわなは鳥獣保護管理法の施行規則で、「輪の直径が12センチ」と規定されている。環境省は2007年度になり、この12センチの計測方法を都道府県に通知。円の最大径と直角に交わる線を指すと記載したため、最大径が18~26センチの楕円(だえん)形のわな製品が出回っている。
 大日本猟友会はこうした現状を問題視。9月1日発行の会報「日猟会報」で、通知によって規定が緩められたとして、わなを12センチの真円にするよう訴えた(イラスト参照)。
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https://kahoku.news/articles/20211122khn000055.html
2021/11/23 河北新報

2021年11月26日