6P/d'Arrest
発見者 Heinrich Ludwig d'Arrest (July 13, 1822 - June 14, 1875)
ハインリヒ・ルイス(ルートヴィヒ)・ダレスト(Heinrich Louis d'ArrestまたはHeinrich Ludwig d'Arrest、1822年7月13日 - 1875年6月14日)はベルリン生まれのプロシアの天文学者である。 1845年から1848年の間ベルリン天文台で助手として働いた。 1846年9月23日、ガレが海王星を発見するアシスタントをした。ダレストとガレは、ルベリエの手紙を受け取ってから海王星の捜索を始めた。ガレは9.6インチフラウンホーファー屈折の接眼レンズへ、ダレストは星図をチェック。彼らが捜索を始めて2 ,3分後、ダレストは「その星は星図にない!」と叫んだ。 このあと、ダレストはPleissenburgのthe old Leipzig Observatoryで働いた。 1851年6月28日、d'Arrestはうお座に彗星を発見した。彗星はとても淡く、翌日の夜は空がもやっていたので確認できなかったが、6月30日夜にはダレストは彗星は淡くて大きいことを確かめた。この年、彼は、Auguste Emilie Mobius (1822-1897)と結婚した。子供は娘と息子 1人づつ。後に、ライプチヒ大学の教授になった。 1857年から1875年にはコペンハーゲン天文台で11インチf=17.5メルツ屈折を使った。コペンハーゲンで働いているときに主に11インチ屈折で342個のNGC天体を発見した。 月面の直径30kmのクレーターにダレストの名前が付けられている。 小惑星9133番はダレストと名づけられている。 1875年、デンマークのコペンハーゲンで没した。 1875年に王立天文学会ゴールドメダルを受賞し、月のダレスト・クレーターと火星の衛星フォボスのクレーター、小惑星(9133)ダレストは彼の功績を記念して命名されている。
1950年の回帰のとき、12.5等と予想されたが、アウトバーストがあって10.5等になった。 この彗星が最も明るく観測されたのは1976年。1968年に木星に0.42AUまで接近したため、近日点距離が1.17AUへと減少していた。1976年8月13日には、彗星は地球に0.15AUまで接近して、4.9等まで明るくなり、1度の長さの尾が観測された。 1991年、A.Carusiらは1678年にLaHireによって観測された彗星と同じ物だと指摘された。 1995年、8月9日、彗星は地球に0.3996AUまで接近、8月後半には7.5等にまで増光した。
この周期彗星は、2008年観測好機です。8月14日に近日点を通ったことを忘れていました。 発見者のダレストは、ベルリン天文台でガレが天王星を発見したときに助手をしていたようです。9.6インチフラウンホーファーの屈折望遠鏡を覗いて見えている星の位置を述べたのはガレですが、それをベルリンアケデミー星図に記録されている星と確認していたのはダレスト でした。その星は記録されてないと最初に叫んだのはガレではなく、ダレストだったそうです。1846年9月23日のことです。 その後ライプツィヒ天文台で働き、1851年6月28日、うお座に彗星を発見した。彗星はとても淡く、翌日の夜は空がもやっていたので確認できなかったが、6月30日夜にはダレストは彗星は淡くて大きいことを確かめた。この年、彼はAuguste Emilie Mobius (1822-1897)と結婚 した。子供は娘と息子1人づつ。 ダレストは後に1857年から1875年にはコペンハーゲン天文台で11インチf=17.5メルツ屈折を使った。ここでは、多くのNGC天体を発見しています。....天文スローライフ
■2008年の回帰 2008年7月10日から2009年1月16日にかけて観測した。archives整理完了

この写真を撮影した9月22日には護摩壇山で40cmで美しい彗星を見た。また、ダレストが発見したNGC天体のいくつかも見た。
眼視観測
★★★6P/d'Arrest IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 6 2008 09 22.54 M 10.2 TT 40.0L 4 63 4 4 ICQ XXxTSU02 2008年9月22日22h03mに40cm反射63倍で、「95TTより暗い、115TTより明るい、111TTより明るい、98TTと同じ、111TTより明るい、105TTと同じ」と目測して、m1=10.2等とした 。またdia.=4’、DC=4であった。
CCD観測
★★6P/d'Arrest IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x PIXELSIZE 6 2008 07 10.60 aC 14.7 HV 35.0C14a600 0.4 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.45mSTLaKA1 SI5 5 8.8 1.1s 1.1 6 2008 07 21.57 aC 14.6 HV 35.0C14a 90 0.5 6 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.52mSTLaKA1 SI5 5 8.0 1.1s 1.1 6 2008 07 22.60 aC 13.6 HV 35.0C14a270 0.8 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 1.05mSTLaKA1 SI5 5 8.0 1.1s 1.1 6 2008 08 13.52 aC 11.4 HV 35.0C14a 90 2 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 3.29mSTLaKA1 SI5 5 8.6 1.1s 1.1 6 2008 09 02.54 aC 11.1 HV 35.0C14a270 3 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 5.22mSTLaKA1 SI5 5 9.7 1.1s 1.1 6 2008 10 30.49 aC 12.6 HV 35.0C14a360 0.8 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 2.17mSTLaKA1 SI5 5 9.9 1.1s 1.1 6 2008 12 03.47 aC 13.2 HV 35.0C14a720 1.2 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S 1.95mSTLaKA1 SI5 5 10.4 1.1s 1.1 6 2008 12 19.49 aC 14.8 HV 35.0C14a480 1.0 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S 1.20mSTLaKA1 SI5 5 9.9 1.1s 1.1 6 2009 01 16.49 aC 15.3 HV 35.0C14a480 0.7 3 ICQ XXxTSU02 1a 3S 1.22mSTLaKA1 SI5 5 9.2 1.1s 1.1
2008年4月11日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を25枚撮影。メトカーフ加算してみたが彗星がどれかはっきりしない。 2008年6月12日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を19枚撮影。彗星は13等の恒星に重なっていく。初めから1-6の6枚をメトカーフ加算してみたが、あとの6枚加算と比べても変化している像が見当たらない。彗星は暗いのだろうか。とにかく恒星に近すぎる。
2008年7月10日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を22枚撮影。画像は、No.1,3,4,6,8,10,12,13,15,17,19、22の12枚をメトカーフ加算。 集光の強いイメージが流れる星の間にぴたりと止まって現れるのは気持ちが良い。測定はNo.8,10,12,13,15の5枚を加算した画像を使い、
北北東1度のHIP96632(877HVF0,JohnsonB-V=0.403)と比較、吸収補正してm1=14.7等。
2008年7月21日に35cmF14+STL11000M(3x3)で90秒露光を33枚撮影。前半は彗星が恒星に重なったりしたので、画像は14枚を加算。<No.14,15,17,18,20,21,23,24,26,27,29,30,32,33> 測定は、No.17を使い、37'南西のHIP97105(799HVG0,JohnsonB-V-0.625)と比較、吸収補正してm1=14.6等。
2008年7月22日に35cmF14+STL11000M(3x3)で90秒露光を25枚撮影。画像はNo.2-25 24枚加算。測定は恒星の影響が少ない No.23-25の3枚加算した画像を使い、 西27'のHIP97105(799HVG0,JohnsonB-V=0.625)と比較、吸収補正してm1=13.6等。
2008年8月13日に35cmF14+STL11000M(3x3)で90秒露光を45枚撮影。画像はNo.15-45の30枚を加算(No.19使わない)。測定はNo.30を使い、 北東43'のHIP99773(862HVF6,JohnsonB-V=0.539) と比較、吸収補正してm1=11.4等。
2008年9月2日に35cmF14+STL11000M(3x3)で90秒露光を16枚撮影。画像は、初めからの13枚を加算。 測定はNo.1、2,3を加算した画像を使い、東南東19'のHIP103369(968HVF2,JohnsonB-V=0.404)と比較、吸収補正してm1=11.1等。 北から南西までの範囲に扇形にコマが偏って広がっている。
2008年10月30日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を12枚撮影。画像は12枚を加算。測定はNo.1-3の3枚を加算した画像を使い、 52'北のHIP114635(990HVF8,JohnsonB-V=0.516)と比較、吸収補正してm1=12.6等。コマは北西に広がっている。
2008年12月3日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を10枚撮影。画像は10枚を加算。測定はNo.1-6、6枚加算した画像を使い 南24'のHIP1282(1037HVF8,JohnsonB-V=0.564)と比較、吸収補正してm1=13.2等。
2008年12月19日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を20枚撮影。はじめ恒星と重なっていたので、画像はNo.5-20の16枚を加算。 測定はNo.17-20、4枚加算した画像を使い、南13'のHIP3375(987HVG3,JohnsonB-V=0.383)と比較、吸収補正してm1=14.8等。
2009年1月16日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を多数撮影。後ろの方は雲がかかってフラットになった。画像は、No.1,2,
6,7,8,9,10,11,12,13 の10枚をメトカーフ
加算。測定はNo.7,8,9,10の4枚を加算した画像を使い、西北西50'のHIP6656(919HVF3,JohnsonB-V=0.485)と比較、吸収補正してm1=15.3等。
1995年の回帰 T=1995 July 27.3 P=6.5years
→ 彗星観測写真ファイル13●良い写真のNo.11727
★iauc6140によると、”6P/D'ARREST”彗星が95年2月02.53UTにR等級21.5等と観測されている。Lowell天文台の1.1メートル反射+CCDによる。.... aids140 ★★ 6P/d'Arrest IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 006 1995 06 01.76 p[17 : 16.0W 4 TSU02 006 1995 06 29.70 p 13.5: 16.0W 4 2.0 3 TSU02 006 1995 07 26.63 M 10.5:HS16.0W 4 49 1.5 TSU02 006 1995 07 29.64 M 8.6 S 10.0R 6 20 4.0 TSU02 006 1995 08 19.61 M 8.3 S 16.0W 4 19 TSU02 006 1995 08 20.66 M 7.7 S 12.5N 6 23 12.0 3 TSU02 006 1995 09 18.60 M 8.8 S 12.5N 6 23 12.0 TSU02 006 1995 09 18.56 p 13.0: 16.0W 4 0.4 5 1.2 30 TSU02 006 1995 12 10.45 p 14.5: 16.0W 4 0.8 3 TSU02 006 1996 01 13.47 p 15 : 16.0W 4 0.8 3 TSU02
1995年6月1日、16cmF3.8+TP2415,20分露出,逆測定するとメトカーフで止まった小さな天体が写っていた(α=20h46m24.2s,δ=09゜07'39")。======== aids 143 1995 May-June
■訂正 ASTRO AIDS143で1995年6月1日にm1=16.5と報告しましたが、新しい軌道要素で位置を計算すると、本物はその古い計算位置より3’も東南東にあることになって、そこには何も写ってませんでした。6月1日にこの彗星は17等より暗かったとしかいえません。
1995年6月29日、16cmF3.8+TP2415,20分露出、位置を計算してPPM星表と比較すると簡単にメトカーフで止まった彗星が見つかった。随分明るくなったものだ。MikuzはJune19.96UTに16.0等,27.03UTに13.6等とCCD観測を行っている(6179)。
aids144 1995 June16-July09
iauc6189にはこの時期の光度に関して報告があり、7月上旬は12等だったが下旬になると8〜9等とある。明るく見積もるMorrisは7月23日に8cm双眼鏡で8.8等と見ている!
iauc6197には続報があっていよいよ7×50双眼鏡が出てきた(July26.35UTm1=8.8,Keen)。ブリスベンのLovejoyは31.65UTに8cm双眼鏡で8.4等と見ている。
私は7月26日に初めて眼視で見ました。16cmライトシュミットで光害にもめげず見えました。24h02mの眼視目測によると、Or12.5mmで5個の星と比べて「2つのSAO9.2等星より暗く、GSC11.15と同じで、GSC11.1やGSC11.4より明るい」という比較から、m1=10.5としました。この場合、比較星出典はどうなるのだろう。
次に7月29日は護摩壇山で見ました。24h16m=29.636UTに10cm屈折20倍でm1=8.6と見ました。光度目測はSAO星で、8.8等と同じ、8.5等と同じ、9.0等より明るい、9.0等より明るい、8.3等より暗いという比較からです。
7月30日はさらに紀伊半島の奥深く、果無山脈まで足を伸ばしましたが、ガスで写真撮影できませんでした。ダレストは10cm屈折でさらにはっきりと見えていました。====
aids 145 1995 July 16-Aug.06
1995年8月19日は16cmEr32mm(x19)による光度目測,8月20日24h55mは12.5cmF6ニュートンEr32mm(x23)による目測でした。20日は透明度が良くて、彗星は視直径12’と大きく見えました。くじら座からちょうこくしつ座へ南下していて、8月下旬はNGC253やNGC247とともによい構図になったのですが、100SDUFでとれませんでした。iauc6211の光度目測では7.6〜8.2等と出ていますが、コマ直径は8月19日,21日にMorrisとHaleは5cm双眼鏡で直径18’と報告しています。==
aids 146 1995 Aug.14-Sept.06
9月18.60UT(23h30mJST)、12.5cmF6×23で、「8.9と同じ,9.1と同じ,9.0と同じ,8.3と同じ,8.8より明るい」という光度目測よりm1=8.8としました。16cmF3.8+TP2415,20分露出では5’のコマが写っていて、西向きに2’ほどのジェットのようなものが写っている。====
aids147
11月11日に生石山で16cmF3.8+TP2415,15分露出やりましたが、低空で透明度が悪くてもひとつの写りです。10等ほどの恒星のすぐ近くだし、視直径を測る気になれないほどです。
11月12日は護摩壇山でちゃんとできました。ぼうとした大きなコマが写りました。====
aids 149 1995 Nov.10-Dec.04
12月10日UT、16cmF3.8+TP2415,20分露出、PPMと比較すると彗星がわかった。中央集光はあるが、随分暗くなってきた。iauc6290に95年08月から11月までの光度が報告されている。====
aids 150 1995 DEc.09-1996 Jan.03
1996年1月13日、16cmF3.8+TP2415,20分露出、逆測定すると彗星がわかった(α=01h54m03.9s,δ=-11゜35'47")。先月よりさらに暗くなった。====
aids 151 1996年01月08日から01月3日まで
Circular No. 6667
Circular No. 6290
Circular No. 6228
Circular No. 6229
Circular No. 6211
Circular No. 6197
Circular No. 6189
Circular No. 6179
Circular No. 6140
1987年の回帰 = 1987k
P/d'Arrest 87k
★ 天ガ8805に9等だという記事があったので1988年4月6日と9日に31pTmax400
,GX3200で写してみましたが写りませんでした。======ASTRO
AIDS57 1988.05
1982年
1982年10月13日 この年、16cmライトシュミットを使い始めたが、いて座のM55に接近しているところを撮影。

1976年の回帰
1976年夏に明るくなっていたようだ。1976年8月21日に和歌山天文同好会で加太の少年自然の家に合宿したときに撮影してあった。300mmF4望遠レンズTri-Xフィルム、3分露出と5分露出を2枚、ステライメージで加算した。少年自然の家にあった(2009年現在どうなっているか不明)15cm屈折赤道儀に載せて撮影。同夜には68P/Klemora彗星も撮影している。

............... 旧広場
1000 ' SAVE"1982E",A :'1982e P/d'Arrest
DATE S m1 H マシン m2 dia DC ヲ ト NAME ANS コメント
820905.43 2 11-12 F 20L38 - 4 2 - 4 A.Hayashi 1228 o
820913.42 211.0-5 F 20L38 - 4-5 1 3-4 A.Hayashi 1228 o
821016.41 3 10.5 F 15L28 - 4 - -3.5 K.Kanai 1228 o
821020.40 2 10.7 S 15L50 - 3.5 - - 3 A.Nakamura 1228 o