37P/Forbes  P=6.1years

発見者Alexander F. I. Forbesは、1871年にスコットランドで生まれましたが1896年に南アフリカへやって来た。一時、勉強するためにスコットランドへ戻ったが、1909年には南アフリカへ永住した。そして1932年まで建築家として働いた。1942年から43年まで南アフリカ天文協会の会長を勤めた。37P/Forbesを発見したが、27P/Crommelinの独立発見者の一人でもある。27Pは、"Comet Pons-Coggia-Winnecke-Forbes"であったが、軌道を計算したCrommelinの名がつけられている。.....from Wikipedia

A.F.I.Forbesは、3つの彗星を発見したとされている.....P/1929 P1 C/1930 L1 C/1932 Y1....... 上の27Pを入れると4個になる。

自作20cm反射望遠鏡で捜索。この望遠鏡は、ケープタウンの南東にある海岸沿いの町、Hermanusにある彼の古い天文台に今日でも展示されているらしい。1年以上の捜索の後1929年に37Pとなる彗星を発見した。1932年の彗星(C/1932 Y1)は、12月15日にフォーマルハウトに近かって、2日後にオーストラリアのアデレイドでG.F.Dodwellが発見した(Dodwell-Forbes彗星)。....T P Cooper "A history of comet discovery from South Africa" (http://www.saao.ac.za/assa/2003MNSSA..62..170C.pdf)

発見

南アフリカの Alexander F.I.Forbes は、1929年8月1日に、「けんびきょう座」でこの彗星を発見して、11等と見積もりました。Forbesはヨハネスブルグの天文家たちに知らせましたが、8月3.71UTに彼らが彗星を確かめるまで公表されませんでした。 当初は、南アフリカのHarry Edwin Woodによって5月26日に近日点を通ったという放物線軌道が計算されましたが、9月30日にアルゼンチンの Bernhard H. Dawson が周期6.37年の軌道を発表しました。Dawsonは、1929年暮れに軌道を改良してみたが数値はあまり変更なく、近日点通過前に木星に接近していたことを付け加えた。1929年の彗星は、発見されたときは近日点を過ぎていたし、7月15日に0.55AUという地球との最接近も過ぎていて、暗くなる一方で、10月に14等、11月初めには15等になった。ヤーキス天文台のGeorge van Biesbroeckが11月22日に16.5等と観測したのが最後だった。

回帰

1935年の回帰:F.R.CrippsとH.Q.Rasmusenが独立に計算して11月16日に近日点を通ることがわかったが、彗星が明るい時期には都合が悪いことに彗星は太陽に近かった。

1942年の回帰:このときの近日点通過は、Crippsは1942年4月16.90UT、N.Makarovは4月17.6日と計算していた。1942年6月15.35UTにVan Biesbroeck が24インチ反射鏡で20分露出でこの彗星をとらえた。位置を測定してCrippsの軌道による近日点通過と0.5日しか違っていないことがわかった。Van Biesbroeckによると、彗星は15等で西に1’の尾があったそうだ。彗星は7月に12等になったが、その後減光して10月5日のvan Biesbroeckの観測が最後であった。

1948年の回帰:1948年5月14日に検出され、9月には14.5等に達した。最終観測は10月2日。

1955年の回帰:観測条件が悪くて観測されなかった。

1961年の回帰:1961年1月16.50UTにElizabeth Roemer が、アリゾナのフラッグスタッフにあるアメリカ海軍天文台で120分露出でこの彗星を撮影した。集光したイメージの明るさは20.2等と見積もられたが、1枚の写真しか撮られてなかった。これが37Pの検出であることが確認できたのは2月13日に2枚の写真が撮影されるまで待たねばならなかった。彗星は、7月には10等まで増光し、12月5日まで観測された。このとき核光度が19.8等と見積もられた。

1967年の回帰:3月から11月まで何度も捜索されたが、このときは条件が悪くて検出されなかった。

1974年から1999年の回帰はいずれも検出された。条件が良かった1974年は13等、1993年は14等になった。

1999年の回帰:1999年5〜6月に13等と考えられていたが、6月中旬にアウトバーストがあって、11等になった。以後減光して9月はじめに13等、10月中ごろに14等になった。

木下一男氏の軌道による惑星への接近

1990年8月30日に木星に0.37AU 近日点距離が1.47AUから1.45AUへ減少。周期は6.26年から6.13年へ。

2001年10月17日に木星に0.56AU 近日点距離が1.45AUから1.57AUへ増加。周期は6.13年から6.35年へ。


私の観測 My observation

■2005年の回帰 T=2005Aug.01 2005年7月にピークで12等 おおかみ〜さそり座  Archives整理完了

★★37P/Forbes
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x PIXELSIZE
37 2005 11 24.39 aC 16.4 HV 35.0C10a900 0.3 3 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.61mST2aKAI SI4 5 9.1 1.0s 1.0
37 2005 11 25.43 aC 16.3 HV 35.0C10A800 0.3 3 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.67mST2aKAI SI4 5 9.1 1.0s 1.0
 2005年11月24日に35cmF10+ST2K(2x2)で90秒露光を26枚撮影。画像は1-20をメトカーフ加算。測定は、1-10をメトカーフ加算した画像を使い、南南西33'のHIP104311(911HVF7,JohnsonB-V=0.541)と比較、吸収補正してm1=16.4等。
 2005年11月25日に35cmF10+ST2K(2x2)で90秒露光を37枚撮影。画像は No.1-21で、No.8 以外の20枚をメトカーフ加算。測定も20枚加算した画像を使い、南西1度のHIP104311(911HVF7,JohnsonB-V=0.541)と比較、吸収補正してm1=16.3等。

★★37P/Forbes
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x PIXELSIZE
37 2005 10 19.44 aC 15.7 HV 35.0C10a810 0.3 3 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.54mST2aKAI SI4 5 9.6 1.0s 1.0
2005年10月19日に35cmF10+ST2K(2x2)で90秒露光を17枚撮影。画像は9枚をメトカーフ加算。測定も加算した画像を使い、北西55'のHIP96921(955HVF6,JohnsonB-V=0.569) と比較、吸収補正してm1=15.7等。

★★37P/Forbes
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x
PIXELSIZE
37 2005 09 23.45 aC 15.6 HV 35.0C10a480 0.3 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.52mST2aKAI SI4 5 8.1 1.0s 1.0
2005年9月23日に35cmF10+ST2K(2x2)で120秒露光を18枚撮影。画像は良いもの10枚を加算。測定はNo.2,4,5,6の4枚を加算した画像で行い南西40'のHIP91341(809HVF5,JohnsonB-V=0.535)と比較、吸収補正してm1=15.6等。

★★37P/Forbes
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x PIXELSIZE
37 2005 09 01.53 aC 14.1 HV 35.0C10a270 0.4 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.53mST2aKAI SI4 5 10.0 1.0s 1.0
37 2005 09 08.48 aC 14.6 HV 35.0C10a120 0.5 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.76mST2aKAI SI4 5 10.6 1.0s 1.0
2005年9月1日に35cmF10+ST2K(2x2)で120秒露光を17枚撮影。画像は12枚を加算。測定は、No.15,16,17を3枚加算した画像を使いHIP86719(1001HVF8,JohnsonB-V=0.624)と比較、吸収補正してm1=14.1等。
2005年9月8日に35cmF10+ST2K(2x2)で120秒露光を16枚撮影。画像は13枚を加算。測定はNo.10を使い、南18'のHIP88292(1057HVF7,JohnsonB-V=0.648)と比較、吸収補正してm1=14.6等。

★★37P/Forbes
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x PIXELSIZE
37 2005 08 03.50 aC 12.9 HV 35.0C10a120 0.9 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 1.00mST2aKAI SI4 5 9.7 1.0s 1.0
2005年8月3日に35cmF10+ST2K(2x2)で120秒露光を22枚撮影。画像は20枚を加算。測定はNo.1を使い、東南東28'のHIP81480(972HVG3,JohnsonB-V=0.697)と比較、吸収補正してm1=12.9等。

★★37P/Forbes
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x PIXELSIZE
37 2005 07 14.51 aC 12.5 HV 35.0C10a120 0.8 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 1.12mST2aKAI SI4 5 9.0 1.0s 1.0
2005年7月14日に35cmF10+ST2K(2x2)で120秒露光を15枚撮影。画像はNo.11以外の14枚を加算。測定はNo.1を使い、北西17'のHIP78507(901HVF5,JohnsonB-V=0.503)と比較、吸収補正してm1=12.5等。

★★37P/Forbes
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x
PIXELSIZE
37 2005 05 20.57 aC 13.4 HV 35.0C10a450 0.5 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.85mST2aKAI SI4 5 9.6 1.0s
1.0
2005年5月20日に35cmF10+ST2K(2x2)で90秒露光を20枚撮影。画像は20枚を加算。測定はNo.1-5を5枚加算した画像を使い、北西1.3度の
HIP77604(955HVF5,JohnsonB-V=0.442)と比較、吸収補正してm1=13.4等。


■1999年の回帰 T=1999May04 Archives整理完了

→ 彗星観測写真ファイル19

★37P/FORBES iauc7136によると1999年3月に13等級になっている。.. aids 177 1999年 5月

★★COMET 37P/Forbes
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx
37 1999 07 04.78 C 14 : 20.0L 5 0.8 4 2.0m236 TSU02
37 1999 07 21.67 C 13.5: 20.0L 5 0.8 5 3.0m245 TSU02
37 1999 08 22.76 C 13 : 20.0L 5 1.0 5 6 m210 TSU02
37 1999 09 09.59 C 14 : 20.0L 5 1.2 4 5 m243 TSU02
37 1999 09 13.57 C 14 : 20.0L 5 0.8 4 2.5m241 TSU02
37 1999 09 19.56 C 15 : 20.0L 5 1.0 4 TSU02

1999年7月4日に60sx6露光を2回撮って合成。彗星は案外明るくて、西南西に尾も写っていた。

7月21日は動きが遅くなってきたので60sx15としたが、あいかわず西南西に尾がある。上の表には3’の長さとしたが、画像を遠目に見るとさらに長く見えるようだ。

8月22日は60sx15。やはり尾は長い。

9月9日も60x15で、pa=243度に5’の淡い尾が見えている。これぐらいの明るさの彗星としては尾は長い方だ。

9月13日は60sx5と60sx15を合成。やはり南西に尾があるが、短くなってきた。

9月19日はセルフガイドを始めたので思い切って1200秒やったが、彗星の活動が衰えてきたのか尾は写らなかった。..AA179.14557

★★COMET 37P/Forbes
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx
37 1999 10 05.52 C 15 : 20.0L 5 0.7 3 2.5m220 TSU02
37 1999 10 29.53 C 17 : 20.0L 5 0.5 3 TSU02

1999年10月5日に900秒露光を行った。彗星は先月より若干淡くなったが、あいかわらず淡い尾は南東に見えている。

10月29日には60sx15で撮ったが、彗星はかなり暗くなっていて、もう尾はわからない。..aids 180 1999年 12月

Circular No. 7136


■1993年の回帰  = 1993f  T=1993 Mar. 14.68

 → 彗星観測写真ファイル 11

★★この彗星は1993年5月に撮影している。

★★1993年5月20日に16cmF3.8ライトシュミット+TP2415で15分露光と8分露光を撮った。護摩35ポイントでの撮影。m1=15等、dia.=0.7'、DC=3。 Plate No.10354 10355

★★1993年5月25日に16cmF3.8ライトシュミット+TP2415で15分露光と10分露光を撮った。護摩35ポイントでの撮影。m1=15等、dia.=1.0'、DC=2。 Plate No.10372 10373

Circular No. 5728

Circular No. 5735

 

1986年以前は撮影していない。