52P/Harrington-Abell
Discovery 122cmシュミットカメラでパロマースカイサーベイを撮影中、1955年3月22日にRobert G. Harrington と George O. Abell は17等の彗星を発見したが、彗星は3月27日と30日の写真で確認された。L.E.Cunningham は、パロマーで観測された位置から周期7.01年の軌道を計算した。4月後半にvan Biesbroeckがマクドナルド天文台の82インチで写真を撮ったが、19.5等と暗かった。最後の観測を行ったのはElizabeth Roemerで、5月18日に36インチF5.8クロスリー反射で撮影したものだが、19.2等と見積もられた。
この彗星は、1962年, 1969年, 1976年, 1983年,1991年の全ての回帰で観測されている。
■2006年の回帰 T = 2006 Aug. 14
2006年夏にピークで、13等になるか。...だが、かに座あたりで、観測条件は非常にわるい。
4月は16等になっているが、おひつじ座。
2006年秋になると、明け方で観測できるようになる。
1998年7月21日にA.Mauryが90cmシュミットカメラ+CCDで検出したのだが、21等か22等と考えられていたのに12.2等と明るかった。次の夜には10.9〜11.8等で眼視観測されている。1999年1月27日に近日点を通るころまでずっと11等で観測された。2月になると減光を始め、3月末には12等以下になった。
■1999年の回帰 Archives整理完了 T=1999 Jan. 27.87
→ 彗星観測写真ファイル16●良い写真のNo.13868
★★★52P/Harrington-Abell
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG *OBSxx
52 1998 08 20.76 M 11.3:TT 25.0L 6 62 TSU02
52 1998 10 02.81 p 12.0: 16.0W 4 0.6 5 4.0m270 TSU02
52 1998 10 21.69 C 13 : 20.0L 5 1.2 5 7.0m270 TSU02
コート・ダジュールの天文台のA.Mauryは、7月21日に撮ったCCDイメージで、この彗星が12.2等と明るくなっていることに気付きました。その後多くの観測者に確認され、7月下旬におおむね12等程度で観測されています(6975)。iauc6994には7月下旬から8月下旬にかけて11〜12等だったと報告がある。
1998年8月20日27h15m(20.76UT)に、25cmF6反射LE24mm(x62)で、かろうじて見えるほどだった。拡散していてDC=1ほど。ときおりはっきりする視直径は3.5'もあった。恒星との比較は「11.1HSより明るい,10.3HSより明るい,11.0VTより暗い,10.9HSより暗い,10.9VTより暗い,10.6VTより暗い」という目測で、彗星と重なっていた2星(13.0等星と13.7等星)の明るさを差し引いてm1=11.3(M.VT)とした。写真では眼視で彗星を見た所に小さな彗星がメトカーフで止まって西に長い尾が出ていた。おそらく眼視では13等の2星も含めて見えていたのだろう。写真には西に5’の尾が写っていた。
10月02UTに16cmF3.8+TP2415,20分露出、ネガにルーペをあてただけで彗星がわかった。PA=270度に3.5'の尾が写っている。アウトバースト以来3ヶ月ほどになるが、中央集光が衰えないところをみると、活動は続いてるのだろう。
10月21日は20cmF5+CCDで60秒×15回撮影。彗星ははっきりと写って長い尾も見えている。..aids 174 1998年 11月
★★52P/Harrington-Abell
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG *OBSxx
52 1998 11 15.65 C 12 : 20.0L 5 1.0 5 12 m274 TSU02
52 1998 11 25.62 C - : 20.0L 5 2.0 - 20 m275 TSU02
52 1998 12 21.56 C 10 : 20.0L 5 1.5 - 22 m275 TSU02
52 1999 01 13.64 C 11 : 20.0L 5 1.5 - 7 m272 TSU02
この彗星は1998年12月ごろに最も美しかった。輝く頭部から優美な尾がすらりと伸びていたが、どうやらダストテイルだったようだ。
上の形式では尾のもっとも顕著な部分の方位です。12月,1月は尾の南見の輪郭はしだいにぼやけてきました。地球から彗星を見込む角度が変化してシンクロンの幅が開いてきたためです。Tは99年1月下旬ですからこれからしばらくは優美な姿をとどめているでしょう。iauc7074には光度目測が出ていて、12月下旬に10等級になってきている。..aids
175 1999年 01月

★★52P/Harrington-Abell
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG *OBSxx
52 1999 02 04.58 C 11 : 20.0L 5 2.0 - 9 m275 TSU02
52 1999 02 06.51 C 11 : 20.0L 5 5.0 - 28 m279 TSU02
1999年2月4日に合計15分露光。pa=275度に9’の淡い尾があり、さらに南東に幅広く短い尾のようなものが見えてブーメランを思わせる形だった。
2月6日には60秒露光を10枚ほど撮ったが、フラット補正のうまくできた6枚を合成してコントラストを高めると、淡い尾がPA=279度に長くのびて視野をはみ出していた。iauc7113には1月の明るさが報告されているが、10〜11等となっている。.. aids 176 1999年 03月
★★52P/Harrington-Abell
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG *OBSxx
52 1999 03 06.56 C 13 : 20.0L 5 0.8 5 1.2m 95 TSU02
52 1999 04 04.50 C 13.5: 20.0L 5 1.2 4 TSU02
3月6日に撮影。コンポジットするために60秒露光を撮り始めたが、彗星は暗くて小さくなっていたので、3枚とったところでTrack&Accumulateに変えて60秒×15を撮り、全部の画像を合成した。彗星は前回より随分暗くなっているが、驚くことは尾が東向きに変わったことだ。
4月4日に60秒×15露光を撮った。3月より若干暗くなって淡くなった。なにやら東向きに淡く幅広いコマのようなものがある。.. aids 177 1999年 5月
★★52P/Harrington-Abell
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG *OBSxx
52 1999 05 06.53 C 16 : 20.0L 5 0.6 TSU02
5月6日に60sx12露光行う。Guide6で比較するとムラ状のものが写っていて、Real-Skyで確かめた。随分暗くなってきたが、Δもrもかなり大きくなってきた。来月はもう観測できないかもしれない。..AA178
1999年 07月
Circular No. 7113
Circular No. 7074
Circular No. 6994
Circular No. 6975