65P/Gunn
65P/Gunn ★★
発見
パロマー天文台のJames E. Gunnは、1970年10月27に122cmシュミットで撮影されたAbell
194 銀河団の写
真に彗星を発見した。彗星は16等で、拡散状で、トレイルしていて、中央集光があり、短い尾があり、南西
へゆっくり動いているようであった。Gunnはテーブルマウンテン天文台のJ.W.Youngに確認を依頼したが、
61cm反射で得られた画像では淡く15等ほどのthreshold
imagesであった。11月22日,23日にパロマの122cmシ
ュミットで行われた確認では16等であった。
10年ほど後、パロマースカイサーベイのプレートに発見前の彗星が写っていることがわかった。
J. Dengel と R. Weinberger は、1172プリントに未確認の彗星を見つけた。O型プレートの12分露出に
は小さくて少し拡散したイメージ、50分露出のEプレートには長さ0.2'に伸びて写っていた。これは1980年
11月17日のiauc3540で報じられた。早稲田大学のT.Nomuraは、この彗星はP/Gunn彗星の発見前の観測である
ことを指摘したと1981年3月31日のiauc3588で報じられている。
.....kronkのホームページから。
2009年の観測 < T = 2010 3 02 > Archives整理完了
★★65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x PIXELSIZE 65 2009 06 01.53 aC 14.6 HV 35.0C14a240 0.7 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.99mSTLaKA1 SI5 5 9.2 1.1s 1.1 65 2009 06 06.52 aC 14.5 HV 35.0C14a120 0.7 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.88mSTLaKA1 SI5 5 9.2 1.1s 1.1 65 2009 06 26.51 aC 14.4 HV 35.0C14a120 0.7 5 3 m300 ICQ XXxTSU02 1a 3S 1.20mSTLaKA1 SI5 5 9.1 1.1s 1.1
2009年6月1日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を16枚撮影。画像は16枚を加算。測定はNo.1と2の2枚を加算した画像を使い、 東南東32'のHIP58171(921HVG5,JohnsonB-V=0.703)と比較、吸収補正してm1=14.6等。 2009年6月6日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を10枚撮影。画像は、No.6,10以外の8枚を加算。測定はNo.1を使い、 北28'のHIP58171(921HVG5,JonsonB-V=0.703)と比較、吸収補正してm1=14.5等。
2009年6月26日に35cmF14+STL11000M(3x3)で120秒露光を10枚撮影。画像は10枚を加算。測定はNo.1を使い、 南34'のHIP59057(914HVG5,JohnsonB-V=0.664)と比較、吸収補正してm1=14.4等。西北西に淡い尾のようなものが見えている。
2002年の回帰 Archives整理完了
★★65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 65 2002 03 09.59 aC 15.1 HV 35.0C 9a840 0.4 5 0.8m300 xTSU02 65 2002 03 13.54 aC 14.8 HV 35.0C 9a120 xTSU02 65 2002 04 01.54 aC 14.9 HV 35.0C 9a120 0.5 5 1.0m296 xTSU02
2002年3月9日に2分露光を7枚撮る。随分明るくてびっくりした。7枚を合成、14分露光相当。比較星は、北西53'の834HVG5、m1=15.09。 2002年3月13日に測光用2分露光を1枚とる。北北東1度にあるHIP55823 793HVG5 6秒露光と比べてm1=14.79。 2002年4月1日に2分露光8枚。画像用はNo.2-8の7枚を合成、光度測定はNo.2を使う。同夜の77Pの比較星HIP52769、856HVG5、3秒露光 を使ってm1=14.9。
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 65 2002 05 12.51 aC 15.1 HV 35.0C 9a600 0.3 5 ICQ XXxTSU02 65 2002 06 02.50 aC 15.3 HV 35.0C 9a480 0.5 4 ICQ XXxTSU02
2002年5月12UTに35cmF9+IRbrockで2分露光を9枚撮影、ガイドぶれしてない5枚を合成。測光も10分露光相当のフレームで行い、 南西1.1度の725HVG5と比べてm1=15.1。 2002年6月2日に35cmF9+IRcut+ST8Lで2分露光を6枚とる。はっきり写っているもの4枚を加算合成した。北東39'の680HVG8と比較して、 m1=15.3 dia.=0.5',DC=4。
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x PIXELSIZE 65 2003 09 02.48 aC 14.8 HV 35.0C 9a 90 0.3 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.30mST2aKAI SI3 5 9.1 1.0s 1.0 65 2003 07 02.61 aC 12.1:HV 35.0C 9a120 0.6 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S 1.42mST2aKAI SI3 5 10.1 1.0s 1.0 65 2003 07 25.59 aC 13.8 HV 35.0C 9a 90 0.5 5 ICQ XXxTSU02 1a 3S 0.50mST2aKAI SI3 5 9.7 1.0s 1.0
2003年9月2日に35cmF9+ST2K(2x2)で、90秒露光を10枚とる。しだいに暗い恒星に接近して行くので画像は1-7の7枚を加算。測定は No.1を使用,北に46'離れたHIP90573(907HVG1,JohnsonB-V=0.564)と比較吸収補正してm1=14.8等。小ぶりだが集光はしっかりしている。 2003年7月2日に35cmF9+ST2K(2x2)で2分露光をする。はじめにとった8枚はSNが悪かったので削除。あとから構図も合わせなおした 6枚を加算して画像とする。測定はNo.6を使用、測定範囲内の恒星のカウントを差し引き、北北西50’のHIP91643(1012HVG2,Johnson B-V=0.378)と比較吸収補正してm1=12.1等。薄雲の影響で比較星のカウント誤差が大きいので「:」をつけた。 2003年7月25日に35cmF9+ST2K(2x2)で90秒露光を5枚撮影。画像はNo.1,2,4を加算。彗星のすぐ南に恒星があったのでそのカウントを 差し引き、北西37分にあるHIP90166(967HVF3,JohnsonB-V=0.493)と比較、吸収補正してm1=13.8等。
1996年の回帰 T=1996 96 July 22.958
1996-7年→ 彗星観測写真ファイル14
1995年 → 彗星観測写真ファイル13
★★ 65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1995 03 08.71 p 14.5 16.0W 4 0.7 3 TSU02 新しい彗星です。昨年からCCDで観測を始めた大柳さんや吉田さんが15等ほどで捉えていたので写してみると簡単に写っていました(T=96July24.56120,α=10h36m39.7s,δ=+23゜58'47")。獅子座ζの東3度あまりで、これからも観測しやすい位置です。 .......... aids 140 1995年 3月 27日発行 ★★ 65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1995 03 20.52 p 15.0 16.0W 4 0.3 3 TSU02 16cmF3.8+TP2415,20分露出,逆測定すると彗星状天体があった(α=10h28m15.9s,δ=+24゜27'44")。 ....... aids 141 1995 年 4月 20日発行 ★★ 65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1995 04 20.51 p 14.8: 16.0W 4 0.4 3 TSU02 4月20日、16cmF3.8+TP2415,20分露出,逆測定すると彗星状天体があった(α=10h15m51.1s,δ=+23゜49'55")。3月以来ほとんどかわらない姿だ。 ....... aids 142 1995年 5月 25日発行 ★★ 65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1995 05 18.52 p : 16.0W 4 0.4 3 TSU02 5月18日、16cmF3.8+TP2415,20分露出,逆測定すると彗星状天体があった(α=10h20m31.4s,δ=+22゜00'25")。西に幅広い尾のような構造が見える。 ======== aids 143 1995 May-June ★★65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1996 01 27.81 p 14.5: 16.0W 4 0.3 5 0.8m310 TSU02 1月28日早朝16cmF3.8+TP2415,20分露出する。この彗星もPPMと比較するだけでわかって、マイクロスカイで確認した。こちらは小さくて引き締まっている。そしてpa310゜に0.8’の短い尾がある。Kopff彗星の近くにあった。Haleはこの彗星を1月下旬に13.7等と観測している(iauc6299)。 ========= aids 151 1996年01月08日から01月3日まで ★★65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1996 02 28.80 p 14.5: 16.0W 4 0.5 4 TSU02 2月28.802UTに16cmF3.8+TP2415,20分露出。恒星の近くで判断しにくかったので逆測定して確かめた(α=16h23m10.0s,δ=-16゜49'08")。この彗星はP/Kopffの近くにあったので、1コマで両方一度に撮れた。視野の広い銀塩の強みだ。 =============aids 152 1996年02月07日から03月02日まで ★65P/Gunn iauc6368には最近の眼視観測が報告されていて、3月に13等級となっている。 ============== aids 153 1996年03月08日から04月01日まで ★★ 65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1996 04 22.72 p 14 : 16.0W 4 TSU02 4月22日、16cmF3.8+TP2415,20分露出するが、逆測定すると(α=16h51m56.6s,δ=-19゜50'50")、11等ほどの恒星のすぐ南にくっついていた。iauc6392には、この時期13.3→12.9という光度の報告がある。 ============== aids 154 1996年04月06日から04月29日まで ★★ 65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1996 05 22.74 p 12.5: 16.0W 4 1.0 4 TSU02 5月22日、16cmF3.8+TP2415,18分露出。プリントを見ただけではっきりと彗星がわかるほど明るくなっていた。p.a.=300度ぐらいに淡い尾があるようだ。 ============== aids 155 1996年05月05日から05月29日まで ★★ 65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1996 06 15.57 p 13.5: 16.0W 4 0.3 4 TSU02 065 1996 07 10.53 p 13.0: 16.0W 4 0.4 4 TSU02 065 1996 08 11.50 p 14 : 16.0W 4 0.8 2 TSU02 065 1996 08 18.51 p 14.0: 16.0W 4 0.6 3 TSU02 6月15.566UT、16cmF3.8+TP2415,22分露出する。ちょうどM80の近くにあって動きが遅いためにST4で楽々ガイドした。逆測定するとやはり思ったイメージが彗星だった(α=16h17m27.7s,δ=-23゜00'57")。 7月10日、16cmF3.8+TP2415,20分露出。透明度が非常に良かったが強風とひどいシンチレーションで星像は大きくふくらんでいた。それでもぶれてないST4は偉い。プリントを一見しただけでコマを持った天体がわかったが、逆測定して確認した。 8月11日に16cmF3.8+TP2415,20分露出、生石山で撮ったので湯浅方面の光害があってずいぶんかぶり、逆測定した場所(α=16h18m04.6s,δ=-26゜21'17")に恒星と違ったものがみつかった。ちょっと暗くなってきた。 8月18日はM4のすぐ南東にあって、ライトシュミットではM4を視野中心において写したほどだ。やはり護摩壇山で写したのでコマと中央集光部がはっきりしている。 =========== aids 156 1996年06月04日から08月27日まで ★★ 65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 065 1996 09 14.47 p 14.5: 16.0W 4 TSU02 9月2日、16cmF3.8+TP2415,20分露出、彗星だと思ったイメージに逆測定した場所が合った(α=16h40m53.2s,δ=-27゜44'32")。しかしマイクロスカイでチェックすると恒星と重なっていたのでデータを出さない。 9月14日、16cmライトシュミットで15分露出する。低空でガイド星と彗星の大気差が違ったためにガイドが流れているが、逆測定した場所に彗星状のイメージがあった(α=16h57m17.6s,δ=-28゜25'13")。ガイドが流れているのでdia.やDCは測ってない。10月にはさらに低くなるし天の川の中に入るので観測できないだろう。 ============ aids 157 1996年9月1日から24日まで ★★65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 65 1997 09 02.76 p 14.5: 16.0W 4 0.5 4 TSU02 1997年8月1日に16cmF3.8+TP2415,35分露出した。視野にPPM星が少なくて逆測定できず。場所の見当をつけてマイクロスカイをチェックするとムラのようなものが2個あったが、彗星と同定できず、m1>15とする。 9月2日には生石山で望遠鏡を向けた。ST4で21分露出したが、このコマフィルムのはじめの所で、半分ほどパトローネの外に出ていて、あと1mmの所まで被っていた。比較星が取りにくかったので、予想位置をマイクロスカイとチェックして既存の星でないイメージを見つけた。昨年の同時期よりrが0.8AUほど遠くなっているが暗くなってない。..aids 166 1997年 9月 16日発行 ★★65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 65 1997 09 28.62 p 14.0: 16.0W 4 0.8 3 TSU02 1997年9月28日、16cmF3.8+TP2415,26分露出。シャープに撮れたので、星図と比べるとネガをルーペで見ただけでも彗星が分かるほどだったが逆測定して確かめた。くじら座の惑星状星雲NGC246の西北西3度の所で、同じ視野にNGC155銀河など写っていた。..aids 167 1997年 10月 24日発行 ★★65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 65 1997 10 21.52 p 14.5: 16.0W 4 0.8 4 TSU02 65 1997 11 24.47 p 15.5: 16.0W 4 0.5 3 TSU02 10月21日に16cmF3.8+TP2415,30分露出する。吸引がとろくてちょっとピンボケだが逆測定すると彗星がはっきりとわかった。 11月19日に16cmF3.8+TP2415,22分露出、逆測定するとかなり淡い天体があった。先月より一段と暗くなった。..aids 168 1997年 12月 27日発行 ★★65P/Gunn IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG *OBSxx 65 1997 12 18.44 p[15 16.0W 4 TSU02 65 1997 12 24.45 p 16.0: 16.0W 4 0.6 TSU02 12月18日に海南高原で25分露出したが、逆測定しても彗星らしいシグナルはなかった。光害の影響もあるだろうが、彗星が暗くなったので写らなかったのだろう。 12月24日に護摩壇山で16cmF3.8+TP2415,30分露出。逆測定するととても淡いものがあってそこに恒星はない。Δが大きくなってきたので今月でおわりです。..aids 169 1998 1月 14日発行 Circular No. 6392 → 光度報告 1996年4月 Circular No. 6368 → 光度報告 1996年2-3月 Circular No. 6299 → 光度報告 1996年1月
1989〜91年の回帰
1989年 → 彗星観測写真ファイル6 ●良い写真のNo.7220,7233
1990年 → 彗星観測写真ファイル8
★1988年12月6.8267,6.8379UTに写しましたが,月刊天文8901の要素から計算した位置と半径5′以内には16等より明るい星雲状天体はありませんでした。夜明け前の東の空,これから冬が始まるというのにおとめ座が昇り,黄道光がじゃまでした。来年の春から夏にかけて条件が良くなりそうですので位置を調べした。 ---ASTRO AIDS64 1988.12.17 発行------------ ★★この彗星は仮符号を付けないそうです。1989年2月6日の明け方、てんびん座δ星の近くにありました。ネガをるーぺで見て簡単に移動している天体を予報位置近くで発見しました。「はじめまして、これからよろしく。」という感じです。15等ぐらいで北西に淡い尾のようなものがうかがえます。--- AIDS66 1989.02.21発行---- ★★これも1989年3月10日に写しました。26時にはてんびん座は十分な高度になってきたので,明け方起きて観測に行かなくてもできるようになってきました。14等ぐらいに増光していて,淡い尾もあり,ほとんどの彗星が15等より暗い中で写しがいがあります。来月ぐらいからカラ−も始めよう。ところで26時にこの彗星を写したとして,夜明けまでの 3時間ほどの間に彗星は出ていません。こんなとき明け方の空に未知の彗星があるにちがいないと思うのですが…。---ASTRO AIDS67 1989.03.20発行---------- ★★★順調に明るくなってきました。てんびん座β星のすぐ近くで導入が楽でした。1989年4月5.64578UTに2415で1コマしか撮っていませんが、1989年3月に写した観測星図用の写真とくらべてすぐにわかりました。「13.5等でPA.290〜315に1.2分角の尾ありと」見ました。写す前に眼視(31cm100倍)でトライしてみましたが、位置がはっきりつかめていなかったので見ることができませんでした。小林寿郎氏によると4月10日に12.8等だったそうですし、IAUC4768には4月7日に12.6等というHaleの観測がのっています。 .....ASTRO AIDS 68 1989 Apr. ★★1989年4月26日。 23時ごろでも十分な高度があるので楽になってきました。1989年4月26日と5月2日にやりましたが、彗星はしだいに明るくなってきました。しかし先月はfun shape comaのようなものが北西にのびていましたが、しだいに北に向いてはっきりしなくなってきました。これは、彗星が衝の位置にきたためでしょう。 1989年4月26日に眼視でチャレンジしてみましたが、日付を間違えために星図上の違う位置を見てしまいました。あるはずがない位置を心眼で何度も見て、ちらっと見えたと感じたときもありました。しかし、同じ位置に何度も見えなかったのでnot seen としました。・・・判断は正しかったのです。...ASTRO AIDS 69 1989 May ★★★1989年5月2日は、31cmOr12.5mm(x132)で、わりあい簡単に見えました。m1=12.5(F法),dia=1',DC=3と見ました(2.615UT)。...ASTRO AIDS 69 1989 May ★★★てんびん座にあってこの彗星も宵のうちに条件よくできました。5月27,30,6月3日と3回やりました。3日とも31cmOr12.5mm眼視で見えましたので12.5等ぐらいでした。眼視での視直径と2415写真での視直径はよく似ています。中央集光は写真では鋭く写っていますが、眼視ではそれほど大きく感じられませんでした。彗星が暗いために私の目にはよく見えなかったのと、写真ではコントラストがついて中央集光が鋭く表現されるためのようです。 コマのひろがりは北向きの扇型です。fan shape comaのようで、ひろがりの方位角は次のようにしだいに変化しています。 UT 方位角 長さ 太陽方向角 θ dT May 27.57303 290 - 70 1 ’ 298.3 0.2 -120.4 30.62425 300 - 80 1.2 296.5 -0.1 -117.4 June 3.62726 295 - 100 0.8 294.7 -0.5 -113.4 fan shaped comaは「扇型コマ」だそうで、彗星夏の学校の収録の市川・石川両氏の記事に図がありましたので転載させていただきました。.... ASTRO AIDS 70 1989 JUN ★★てんびん座にあってこの彗星も宵のうちに条件よくできました。 6月26日にやっとのぞいた晴れ間で15分露出を1コマ撮れただけです。西から南東にかけて晴天域がひろがっていたので89gを写したかったのですが、確実なGunnをまずねらいました。露出を始めて10分ほどすると雲が増えてきたので、双眼鏡で彗星が雲にかくれないかときどきチックしながらガイドしました。やっとのことで15分露出を1コマ撮り終えましたが、まるで「もうやめて帰れ」といわんばかりにすぐに雲がひろがってしまいました。この日は1コマだけでした。眼視で見えるかどうか試す間はありませんでした。 7月4日は、透明度が非常に悪くて眼視では視野に暗い星が十分に見えなかったし、すでに1コマ撮っているので写す気にはなれませんでした。 7月6日は、普通の透明度で、彗星付近の肉眼最微光星が5等でした。眼視では見えませんでした。写真では13.5等程度で、PA.290〜80度に0.7’ほどのfan shaped comaのようなものが見えます。しかし、1コマしかないのと6月26日には写っていないので、少々疑問です。.. ASTRO AIDS 71 1989 JUL ★★てんびん座にありますが、夕方西に傾いてきたので少々焦ってきました。 23日と24日にやりました。両日ともにfan shaped coma がありました。23日に写した2コマのうち1コマにはPA.10〜80、2コマめはPA.310〜100に認められます。中心をとると45゜と25゜ですので、fan shaped comaの中心は北東の方に向いているみたいです。24日は310〜110゜で、中心は30゜です。 昨年のP/Tempel 2 のf.s.c.についてセカニナのスピンベクトルモデルによる予報と私の観測がよく合っているという報告が秋澤氏からありました。Gunn彗星についてもそのような考察ができればおもしろい結果がでるかもしれませんねえ。... ASTRO AIDS 72 1989 AUG. ★★てんびん座東部をさそり座に向かって動いているので夕方南西の空低く、21時までに写さなければならなくなりました。 1989年8月21日、先月に引続き闇夜初めはすばらしい透明度に恵まれました。31cmで彗星撮影を始める前に南西低空のおとめ座の標準パトロールを2コマ撮るのに10分ほどかかりました。そのしわ寄せがこのGunn彗星に来て、撮影途中で雲がかかってきて10分露出しかできませんでした。明るさは14等。P.A.0〜80゜にfan shaped comaがあります。そのfan shaped comaの主力は、P.A.20゜に14等程の恒星があって確認しにくいのですが、P.A.70〜80゜にのびているようです。 1989年8月28日生石山で16cmライトシュミットで10分露出したが、T=89Sept.24.9799の要素から推算した位置(α=15h21m08.4s,δ=ー20゜06'48")には、中央集光がほとんどない非常にかすかな拡散したものがありました。1コマですのでなんとも言えません。 この彗星はずっとfan shaped comaが観測できたのでその位置角をまとめてみました。ΔT=ー130日ぐらいにその向きが変化したようです。セカニナのスピンベクトルモデルは合うでしょうかねえ。............. ASTRO AIDS 73 1989 SEPT. ★★さそりの爪のところにあるδ星からアンタレスの上の方へ向かって動いています。9月20日に写しましたが、14等程度でした。高度が低くなってきたので十分な条件で撮影できません。そのためなのか、彗星自体の活動が衰えたのか、fan shaped comaは認められずに、中央集光の弱い丸い姿です。............. ASTRO AIDS 74 1989 OCT. ★★さそり座からへびつかい座へ動いているために南西の超低空です。10月21日、31cmF4.2+TP2415で10分露出を2枚。T='89Sept.24.97985の軌道要素から推算した位置は(α=16h52.49m,δ=-26゜14.1’)です。第1コマにはその場所に15等ほどの彗星状天体が写っています。しかし、第2コマ撮影時の高度が低くなってSNが悪くなったか確認できません。この日の明るさは15.5等としました。 次の闇夜には観測不可能ですので、今までの観測をまとめてみました。 この彗星は88年暮れから観測を始めました。てんびん座とさそり座のあたりを順行から逆行,そして順行へと動いて星座の位置はほとんど同じ所に見えていたことになります。300mmによる写真星図を作ったので、89年5月に眼視でも見えました。グラフは私が観測したm1の変化で、そのころに12.5等に達しています。IAUCから光度を調べてもそのころ12等台になっています(グラフ参照)。 88年12月から89年2月まで私の観測が開いていますが、89年1月に群馬の小島氏の観測では15等程度だったように思います。 この彗星は、89年2月5日に尾のようなfan shaped comaが北西に出ていました。このfan shaped comaは8月まで観測できて、向きがしだいに北から北東へまわっていきました。詳しくはASTRO AIDS73を見て下さい。 位置推算を延長して来年の位置を調べてみました。みずがめ座南東部でループを描きますので、初夏から冬にかけて観測できそうです。... ASTRO AIDS 75 1989 NOV. ★★みずがめ座からくじら座に入ったところです。June 22.68834UTに透明度が2/5でしたが16cmライトシュミットで15分露出してみました。T='89Sept.24.97985の要素から推算した位置、α=00h00.38m,δ=-12゜26.4'に拡散状天体が写っていました。1枚のネガだけでしたが、彗星と判断できました。16等程度です。 ... ASTRO AIDS 83 1990 JUL ★★くじらのしっぽのあたりをゆっくり動いています。July20.70799UTに31cmF4.2+TP2415で15分露出1コマですが、T='89Sept.24.97985UTから推算した位置、α=00h12.53m,δ=-12゜57.1'に15等ぐらいの星雲状で写っていました。... ASTRO AIDS 84 1990 AUG. ★★くじら座の尾のところでした。Aug.15.67168UTに31cmF4.2+TP2415でやりました。露出を始めてから12分で雲がかかってきて、1コマしか撮れませんでした。逆測定してみると計算された位置(T='89 sept. 24.97985、α=00h 09.03m, δ=-14゜45.8')から0.5'南西に中央集光のある彗星状天体がありましたのでGunn彗星と断定しました。... ASTRO AIDS 85 1990 SEPT ★★くじら座からみずがめ座へ入ってきました。Sept.20.628に31cmF4.2+TP2415で15min.2コマ撮りました。Aug.15よりやや明るいイメージですので14.5等としてもよさそうでしたが、小さいので15等としておきます。2コマともに西向きに短いひげのようなものが写っています。... ASTRO AIDS 86 1990 OCT. ★★みずがめ座で宵のうちに撮影できます。Oct.21にやりました。キャビネサイズのプリントを眺めてみて、写っているいくつかの恒星ではない天体の移動をあたってみると、AAVSO変光星図に記入した予報位置近くに移動を確認して彗星を見いだすことができました。16等ぐらいです。... ASTRO AIDS 87 1990 NOV. ★★みずがめ座南東部にあって順行に転じました。Nov.12.47にやりました。これもプリントと星図を比べて予報位置近くを捜して見つかりました。m1=16.0、dia.=0.3'、DC=2ぐらいで、9月ごろまでと比べて活動が衰えてきました。日心距離がしだいに大きくなっていて、11月には3.35AUです。これくらいの距離で16等だったら周期彗星としてはましな方です。... ASTRO AIDS 88 1990 NOV. ★★みずがめ座で順行に転じました。1990Dec.06にやりました。プリントを眺めると、31cmF4.2+TP2415で15分あけて撮った写真で彗星状で移動しているものはすぐに見つかりました。Nov.12のイメージ(m1=16)よりやや暗そうだし、16.5ほどでもないような気がしたのでm1=16.2としました。... ASTRO AIDS 89 1991 JAN. ★★Jan.06にやりました。みずがめ座とくじら座の境界あたりにありました。31cmF4.2+TP2415ののネガをキャビネにプリントして、予報位置をしげしげと眺めると彗星状天体が写っていました。よく見ると、1コマめははっきりと写っていて、2コマめは北東にこぶのように伸びたイメージになっています。暗い恒星にでも重なっていたのでしょう。T=89 Sept. 24.97985UTの要素から計算した位置(α=23h50.74m,δ=-10゜05.9')を逆測定してみると、0.5'程度北東にずれたところをさしました。まあこれが彗星でしょう。 グラフのように次第に暗くなってきたし、Δ,rともに大きくなる一方ですのでこれで観測を終えます。... astro aids 90 1991 Feb. ★★1991Jan.06にやりました。みずがめ座とくじら座の境界あたりにありました。31cmF4.2+TP2415ののネガをキャビネにプリントして、予報位置をしげしげと眺めると彗星状天体が写っていました。よく見ると、1コマめははっきりと写っていて、2コマめは北東にこぶのように伸びたイメージになっています。暗い恒星にでも重なっていたのでしょう。T=89 Sept. 24.97985UTの要素から計算した位置(α=23h50.74m,δ=-10゜05.9')を逆測定してみると、0.5'程度北東にずれたところをさしました。まあこれが彗星でしょう。 グラフのように次第に暗くなってきたし、Δ,rともに大きくなる一方ですのでこれで観測を終えます。 Circular No. 4799 → 光度報告1989年5-6月 Circular No. 4782 → 光度報告 1989年4-5月 Circular No. 4768 → 光度報告 1989年3-4月 Circular No. 4841 → 光度報告 1989年6-8月 GUN P/Gunn -------------- NEW星の広場観測報告 ------------------------------------------ ----YY-MM-DD.方法 m1 m2 口径 F倍率 dia. DC tail 空 コメント GUN 91-01-06.50P 17.5 0.4 0 31cmF4.2 5 N 209津村 光則 176 1000 'SAVE"1983PG",A :'1983PG COMET P/Gunn DATE S m1 H マシン m2 dia DC ヲ ト NAME ANS コメント 830805.65 X 15L100 3 K.Ichikawa 1241 ホシヲ ミヨウカイ タカミネ