108P/Ciffreo
■1993年の回帰 = 1992s T = 1993 Jan. 23.0649 TT
→ 彗星観測写真ファイル 11
P/Ciffreo 92s
月惑星研究所のJ.V.Scottiがキットピークのスペースウォッチ望遠鏡で9月24日,25日に観測してこの彗星を検出した。m1=18等で、15"のコマとp.a.=261゚に0.37'の尾があると報告されている。93年1月23日に近日点を通る。
この彗星は、1985年11月8日にフランスのセルガ天文台の90cmシュミットにより、おうし座のハレー彗星の近くで発見された彗星で、発見時は11等であった。発見されたときは既に近日点を通っていて明るくならなかったが小さくまとまった形状を見せた。と古い天文年鑑にある。周期7.3年の周期彗星。私の写真では、
85Nov.11.55UTにm1=11(31cmF5.3,Tri-X,10min-exp.)
85Dec.03.46UTにm1=10.5(31cmF5.3,Tri-X,10min-exp.)
85Dec.15.53UTにm1=11.5(31cmF5.3,Tri-X,10min-exp.)
ぐらいに写っている。
星の広場に報告された眼視観測は、85Nov.11.74から86Jan.12.5まである。この期間、rは大きく変化しなかった。眼視観測が多く報告された85年11月中旬の観測を調べると、r=1.71〜1.72のときにm1-5logΔは11.5〜14.1とばらつきが大きい。
今回、rが1.71AUとなるのは近日点を通過する1月下旬で、そのころΔは1.6AUほどある。m1-5logΔがおおよそ13等という情報から推測すると14等程度である。魚座にあって夕空で高度40度ぐらいで観測できるだろう。春には夕空のプレアデス方面へ向かい、5月まで夕空で観測できるかもしれない。その後観測できる位置に来るのは93年10月の夜明け前、獅子座だが、Δ=3.5AU,r=2.8AUもある。
星の広場に報告された眼視観測を調べると、85Nov.11.74=13.4(Kanai),Nov.12.61=10.9(Ichikawa),Nov.13.58=11.5(Akita),Nov.13.71=13.2(A.Nakamura),Nov.14.71=13.5(J.Kobayashi),Nov.1562=12.9(A.N.),Nov.19.60=12.5(Okuda),86Jan.07.76=12(Yusa),Jan.09.73=12.5(Yusa),Jan.12.50=>12(Yusa)となっている。
★★ P/Ciffreo 92s
92Nov.29.491UTにm1=16,dia.=0.6'であった。中村彰正氏からこの彗星はどうなっているのかという電子メールがあったので、20cm+TP15分露出2枚撮ってみたが、MPC20908の要素から計算した位置(T=93Jan.23.06492,α=23h40m27.7s,δ=-12゚15'47")に移動が確認できる小さな暗いイメージが写っていた。水瓶座頭部にあった。
... astro aids 113 92年11月13日から12月7日
★★ P/Ciffreo 92s
92Dec.19.42UTにm1=16,dia.=0.3’,DC=3であった。20cmF5+TP15分露出のネガを逆測定すると(T=93Jan.23.06492,α=00h05m11.6s,δ=-05゜35'42")、その場所に移動が確認できる恒星と違うイメージがあった。水瓶座から魚座に入って夕空で観測しやすかった。
.............ASTRO AIDS 114 1993 JAN.
★★ P/Ciffreo 92s
93Jan.22.478UTにm1=17,dia.=0.3',DC=2であった。20cmF5+TPで2コマ撮って逆測定やってみたが(T=93Jan.23.06492TT(MPC20908)α=01h05m53.4s,δ=+06゜25'57")、粒子むらのようなレベルでしたが移動が確認できました。このときはちょうど近日点通過の頃ですが、92年11月や12月よりも暗くなったようです。Δが大きくなっていますからそれが効いているのでしょう。
前回の85〜86年の出現の時には近日点通過付近でm1-5logΔは11.5〜14.1と観測されている。Jan.22.478UTのm1=5logΔは15.9ですから、今回は暗いのでしょうか。
魚座に入ってきましたがしだいに太陽に追い上げられて西に傾いてきました。もう少し追跡してみる必要があるなあ。...astro
aids 115 93年1月10日から2月4日まで
★★ P/Ciffreo 92s
92Feb13.500UTにm1=16.5,dia.=0.3'であった。16cmライトシュミット+TP2415で15分露出2コマ撮って逆測定すると(T=1993Jan.23.06492TT(MPC20908)から計算した位置α=01h54m06.48s,δ=+13゜51’50”)、ぴたりその位置にメトカーフで止まった淡いイメージが写っていた。そして2コマめで移動が確認できた。久々に暗い彗星を撮る快感を味わった。夕空ですが、おひつじ座に入っていて、おひつじαβから導入が楽でした。
... astro aids 116 93年2月8日から3月5日まで
-------------- NEW星の広場観測報告
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----YY-MM-DD.方法 m1 m2 口径 F倍率 dia. DC tail 空 コメント
92 s92-11-29.49PP 16. 20. L 5. 0.6 4 92S=P/CIFFREO 209津村 光則
448
92 s92-12-14.44CI 15.6 AC 60.0Y 6.0 0.3 3NV CET 154中村 彰正
273
92 s92-12-19.42PP 16. 20. L 5. 0.3 3 4
ゴマダンザンニテ マイナス3ド 209津村 光則
459
iauc5618...recovery
■1985年の発見 1985 XVI 1985p P/Ciffreo P/1985 V1 → 彗星観測写真ファイル1
★★★1985年11月11日夜、天気が悪くて家に居たら、加茂氏から電話があって初観測に行きました。30cmOr12.5mmでやっと確認できた暗さで、トライX10分では小さくて視直径0.2'ほどでした。SR1600ではやや青く写っています。 ..AA027
★★★1985年12月3日、31cm眼視で見えた。トライX10分露出では12月15日のほうが暗く写っている。 AA028
★1986年2月10日、31cmf1290mmトライX10分露出で予報位置近くに認められない、...暗い AA030