2009年ワディーのDeepSky眼視記録 これは2009年1月にワディーでICレコーダーに記録したものです。
主に40cmドブソニアン使用。
補正レンズ→テレビューのパラコア使用
接眼レンズ→Panoptic27mm(約65倍、ひとみ径6.3ミリ、視野1度)
Ethos13mm (約135倍、ひとみ径3.0ミリ、視野0.74度)
Naglar4.8mm(約370倍、ひとみ径1.1ミリ、視野0.22度) いずれもテレビュー
フィルター→ときどきOV使用
文字の色の例 Ruprecht86見えたDeepsky Ruprecht86特に良かったもの Ruprecht86さらに詳しく見たいもの Ruprecht86確認できなかったもの
3日目にやっと晴れた。
先にNGC104をイーソスで見た。周辺の星星がひまわりというか、蛸の足というか、放射状に出ていた。星の列じゃない、群れが出ていた。
今度はタランチュラを見ている。イーソスで真ん中、眼と口だ。口の牙があって、眼のところに星が乗っている。
小マゼランの中の星雲と星団が重なっているところ、S字型、あれだ、NGC346。ノーフィルターイーソスで棒銀河状の明るいところが見えていて、まわりに淡い星雲がある。OVで星雲だけが見えるのだった。
それからこちらの星の数がもっと多い星団NGC371、これはノーフィルターで微光星がいっぱい見えているのに星雲が重なっていて、OVでまるい星雲がポーっと残るのだ。近くにも丸い淡い星雲がある。下へ動いているから....東側だ。東側に離れてこの星雲がある。<GuideではNGC395という散開星団の表示の部分>
会話...「タランチュラの350倍はものすごかったなあ。視野全体が歌舞伎の隈取や。」 「そして牙が2本あって、眼があって。」 「イヤーと言いながら見てしまったぜ。」 「ほんま350倍のタランチュラは最高やなあ。」 あの真ん中のところの星団が30個ぐらいは見える。その北西にも星団があるし。
トラペジウムや...常に6個見える。あ、星雲の中にもっと暗い星が点々と見える。ウォー、あるある、あんなところに、あそこにも、あそこにもある。おおー、これみんな生まれたての星だ。おおすごー。
NGC1999がわかった、イーソスでM42の南へ振ったら、明るい星のまわりに星雲があって、暗黒星雲がちかっとある。これだ。<350倍でハッブルの写真にあったように暗黒星雲が三角に見えていた。>
7x50で...散開星団、NGC2516かなあ、にせ十字の南側、これはもうかなり分離して20ほど見える。西側から北へ3つの明るい星と、真ん中あたりにも数個の明るい星が目立つ。手持ちではちょっとつらい。真ん中の北側の星はちょっとオレンジ。
IC2391かなあ、ちょっと北へあがったところ。これも同じほどの大きさだ。北側の明るい星は白い。この星団もかなりまばらだ。それから上へ上がって2547は、7x50で分離している。M41のようだ。今はM41を見ている。天頂だ。M41とNGC2547は、ちょっとM41の方が派手か。でも2547は双眼鏡で10個ぐらいは見える。
わかった、にせ十字のπの東、Ruprecht77がわかった。65倍でそこにある。淡く小さな散開星団。この倍率で眼をそらすとぶつぶついっぱい見える。ちょっと明るいのが4つ、東の端あたり、東側に乗っている。イーソスでメンバーがよくわかる。それよりも星団の南側に大きな円弧に半円に並んだ星並びがおもしろい。その半円は西の北西端に2個明るい星がある。この円の真ん中あたりが星団だ。5,60は見えている。
えっとそこから次へ、NGC2899惑星状星雲だ。これは見えた。イーソスで視野を振ってきたらすぐに小さな星雲がわかる。まるっこいなあ。のっぺらぼうでない。ちょっと亜鈴みたい。OVで星雲がはっきりする。やはり南と北に分かれていて亜鈴だ。そこからちょっと東の110"の丸いやつ(PK277.7-03.5)、65倍OVで見えた。丸い。のっぺりしている。そのすぐ東のBasel20はわかりにくい。そこに視野をもってきたら、いくつか、そこだけちょっと星が,,,,これか,,,,10個ほど集まっているようだが、フィールドとあまり変わらない。三角印だ。
ほ座N星に戻って、西のIC2488。これはすぐわかった。65倍でこれはだいぶ大きくて何十も星がある。ワイングラス星団だ。上の方のところにワインのカップにあたる丸い星並びがある。かなり無理があるが。その南の40"という惑星状星雲(PK278.5-04.5)は、わからなかった。
今度はにせ十字の南東のι星の東の10"の惑星状星雲<PK278.6-06.7>。これはOVできらりと光るのがあった。そして4.8mmで見たが恒星状だった。その北のNGC2867惑星状星雲。これはイーソスですぐにわかった。明るくて面積がある。350倍で中心がへこんでいるディスクで中心星はわからない。
その南のRuprecht159、ちょっとてこずった。65倍でこれというのがわかった。星図の記録位置よりわずかに西だ。65倍で小さい星団でちょっとまばら。10個ほど。真ん中あたりに明るい星雲が3つ、4つあって、全体に10個ほど。イーソスでもあまり変わらない。この星団の西側にまばらな散開星団のようなものがあって(9h19.0,-60.3付近)、ちょっと大きい。倍ほどの大きさに認識するが.....このあたりはフィールドスターが多い。
今度はIC2501だ。OVできらっと光るのがあって、350倍で面積がある。やや南北に伸びているようだ。非常に明るい。
今度はN星の東のNGC3033散開星団。65倍で明るい星のまわりに暗い星がぐちゅぐちゅとひっかかっている。この暗い星のぐちゅぐちゅが数字の8の字になっている。8の字の中心より少し東にその明るい星(オレンジの6.2等星、HIP48119)がある。
その西側のvdBH78散開星団は、星図に記録した場所にはそれらしいものは見えない。65倍。イーソスでもわからん。別の場所に10個ほどの星の集まりがあったので星図にマークをつけておく(9h44.2m,-56.5)。
Ruprecht83はわかった。65倍でスターホップしたところにある。2,30は星が集まっている。南北に、いや、南北でよいか。南北にちょっと細長い。65倍では全部分離しきれない。
Ruprecht82は、そこらへんのところ、65倍で、これだなあ。フィールドスターがそこだけやはり多い。20個ぐらいあるのかな。
反対側のRuprecht79、先の1.5倍ほどあるかな。まばらだ。30ぐらいは星がある。
今度はNGC2925。Ru79とあまり印象は変わらないが、こちらはメンバーが明るくて、大きいなあ。サングラスのように明るい星が並んでいる。30ぐらい、もっとあるかな。
vdBH75散開星団、これだなあ。65倍でちょっと小さな星団でまばらっぽいなあ。20ほどかなあ。ここに星団があるとわからなかったら、流していたら通り過ぎてしまいそう。
vdBH72散開星団がわかった。これだ。これはわかりやすかった。65倍でこじんまりとしていて、星の数が割合多くて、中には明るい星が10個ぐらいもあって、のの字のようだ。さらに星団の南側から東へ回っていくような星のかたまりもあって趣がある。今のは違っていた。のの字に見えたのはNGC2910だ。その南東側にものすごく淡いぽっとした光の塊のような星団がある。65倍で。これがvdBH72だ。これだ。NGC2910の「の」の2星の北北西に、これか、Pi14だ。数が少ないなあ。明るい星が6つぐらいしか見えない。暗いのを含めても10個ほどだ。この3連の星団はちょっとてこずった。
vdBH72をイーソスで見ると、これは今まで見た星団で最も遠いのだろうか。ものすごく小さくて暗い。そらし眼で数個の星が乗っているように見える。よし、なかなかかわいい星団だ。
北北東へ3度ほど行って、NGC2972散開星団だ。65倍で振ってきて入った。これは東京タワーだ。エッフェル塔ほど優雅でない。東京タワーほどとんがっている。東の端の星が1個あかるい(GSC81762577、9.6等)。タワーの足の下のところだ。65倍で20個ほどの星が見えている。
今度は南に戻ってvdBH79を探している。これだ。65倍でみてきて、これもやっぱり場所がわからなかったら見逃してしまうほどだ。それほど密でない。そこだけフィールドスターがちょっと多い。これが星団としたら10個あまりあるのかな。

ほ座φ星からスタートする。
Pismis16の所へあがってきた。星図ではこの星のまわりに星団になっている。うん、その星の周りにきらきら集まっている。イーソスでは趣がある。明るい星がV型に5,6個あって、眼をそらすとその北東あたりに暗い星がばらばらとある。Vがコーンになってソフトクリームだ。小さなソフトクリームにしておこう。Pismisの中では割合マシだ。コーンの先の星は黄色っぽい。このあたりに星雲があるようだが、OVでもわからなかった。
Hogg3とHogg4はわからない。イーソスでも。
NGC3105は、イーソスで10個ほどの星がちょっと細長く並んでいる。あまり丸くない。
その南のRuprecht85は星図記録場所とちょっと違う。すぐ2mmほど北かな。NGC3105と2つの明るい星(HIP49156,HIP49176)との間あたりにちょっと大きな星団のようなものが見えるが、これではないかな。....65倍では10個ほど。
vdBH87がわかった。65倍で、細長い。東西に細長い。小さい。10個もないほどで、西の端にちょっと明るい星が1個アクセントについている。イーソスでは8個数えられた。
30'南のSchusterという散開星団、わからんなあ。三角の星並びの東端の星(HIP49397)のこのあたり...あ、これかな。このあたりちょっとフィールドスターが多い。10個ほど。ちょっと密度が高いだけ。
Loden27散開星団、これかなあ。ここも密度がちょっと高いだけという感じ。
コーヒーを飲んできて観望続行。今は2時45分。
イータカリーナの北の方で、xVel.。二重星。65倍でオレンジと青白。
1.3度北のNGC3330散開星団が入った。65倍でぱっと見てすぐにわかる。うーん、20ぐらいの星がすぐに目に付く。星団の西端の星が1個きらっと明るい(9.1等,B3型)。南にはずれて3個の星が三角になっているのがめだつ(10.0,10.6,10.6)。わりあいまばらな散開星団だ。
西へ1度あまり、Loden59散開星団は、やはり背景の星がちょっと多くなるという感じだ。でも暗い星が結構星が多い。直径もまあまああるなあ。だいぶ広いと認識したら南側へもかなり広がっているなあ(本当に大きな星団かどうかは定かでない)。
ずっと北北西へ上がって、NGC3228散開星団をとらえた。これは65倍でたやすい。10個ほどの明るい星の群れ。その南側のところも含めると30ほどある。まばらで割合大きな散開星団だ。
Ruprecht87をとらえた。これは65倍ですぐにわかった。小さな散開星団だ。10個ほどの星がぱっとめにつく。あまりきちっと集まってない。その南東側にちょっと離れた所に星の群れがあって、群れの北に2個の星が東西に並ぶ。<南東へ10'のところのフィールドスターの群れ(10h16.3m,-50.8)で、東西に並ぶのは10.5等と11.3等>
北東のPK278.8+04.9はわからなかった。65倍OV。PK280.0+02.9(20")もわからなかった。
さらに北西のvdBH85へ来た。これだな。ぱっと見て、メンバーが暗いし、それほど密でないし、明るい星が5,6個ちょっと三角ぽくあって、その背景にちょっともやっとあって、でも星がたくさんあるようには感じないなあ。イーソスで見てもあまり違いがなかった。
西へ来てCollinder213だな。これはずいぶん大きいなあ。65倍で、これは星団といえないほどだ。ここだけ背景の星が多い。南側に4つ直線的に並ぶ星。北の方には明るい星が1個。間に20ぐらいの星がばらばら。
イータカリーナから始めようとして、350倍でイータカリーナ星を見た。今日は光軸がばっちり合っているし、恒星のディフラクションリングがしっかりと見えている。南東側の噴出物が明るくて、中に筋模様が見える。北西側はやや暗い。
NGC3199は65倍で、ノーフィルターではっきり見えるが、OVで半周の円弧が見える。いや、もっと東の方へ広がっているなあ。明るい部分の中には筋の構造があって、エッジはつるんとしてなくてぎざぎざしている。
今度はvdBH91散開星団。65倍でそこのところだけ星が多い。背景の星が多い。S字型に見える。S字のように星が連なっているのが面白い。20個ほどある。
ちょっと西のPK283.9-01.8(21")、これはわからない。OVと65倍で。S星の南のPK285.4-01.1(90")もわからなかった。Loden143はわからない。
Westerlund2はおもしろい。65倍で、ノーフィルターでは星団はあまり感じないなあ。微光星がちょっとかたまっていて、ちょっともやっと星雲が乗っている。OVで星がかなり消えて、小さな星雲が結構見やすい。ちょっと西へちぎれた部分もくっついていて、なかなか雰囲気よろしい<星雲はGN10.20.0>。
これはNGC3247だな、去年見たなあ。65倍で細長くずらずらと星が連なっている。30個ほどぐらいはあるなあ。南西から北東にかけて連なっている。
IC2581は、OVの効果はあまりない。フィルターなしでも、反射星雲なのだろう、ちょっと見えていて、フィルターをかけてもあまり変わらない。
5日目
NGC2442をとらえた。65倍で大きな楕円形。よくみると腕みたいなものが見える。そのすぐ下にも1個小さな銀河(NGC2434)が見えている。2442をイーソスにした。ちゃんと両方の腕が、棒の先から西へ、東へ腕が出ている。中心のところがキラリと明るい。
今度はNGC1566銀河。65倍で先の2442より小さくて少し楕円形で中心がやや明るい。イーソスにしたら曇ってきた。
雲間にNGC3532星団が7x50双眼鏡でかなり分離して何十も星が見えている。イーソスでブーメラン星雲に視野を決めて晴れるのを待っている。
5時、これから最後の観望。南十字のベータから振って、Tr20を入れた。やっぱりそこは背景の星の密度が濃い。北西端のところに明るい星がきらり。Tr20は三角の形に見えて、う上と右にボイドのような孔が見えて、ゴリラの顔のようだ。今度はNGC3766を入れた。オレンジの星が1個キラリとあって、あとはきらきら光っている星が山のように集まっていて、真ん中のところが鳥が飛んでいるようだ。右向きに飛んでいる。
ブーメラン星雲は見えた。27mmでなんかそこがちょっとぼやけていて、イーソスでじっと見ていると、状態が良いときには星がにじんだようになっている。いま完全に曇ってしまった。ナグラー4.8mmに変えてピントを合わせて晴れるのを待っている。先ほどはその星雲のところだけ星がぼやけているのがわかった。確認できた。そらし眼で、左右に広がっているな。だから南北か。ああ、雲に入ってしまった。350倍の視野の中でも見えている星と見えない星がある。はっきりした形は認識できない。楕円形のようだ。<ブーメラン星雲は(12h44m46.1s,-54d31'13")にある恒星の周囲にある惑星状星雲です。>
やはりオメガ星団はすごい。イータカリーナのコブをまた見た。かたっぽが明るくて。でもωの方がええなあ。イーソスで見ている。泡を吹いているようだ。
ルーリンを見た。下向きに尾があった。
350倍でωを見ている。視野をゆっくりと通過している。真ん中あたり、ぼやぼやとした、これはすごいなあ。なんなのだ、温泉の泡を見ているようだ。
また再びオメガをイーソスで見て、南十字αを350倍で見ると素晴らしいな。最高だ。
イータカリーナの東の噴出物は丸くない。形はくねくねとなっている。西の噴出物は暗い。東側のなかにいろいろ模様が見える。西よりのキーホールもたまらんなあ。
この真ん中の星団ええなあ。こぶが視野の中に入ってきた。
ケンタウルスα星。倍率を350倍。南十字αは銀、シルバーだ。ケンタウルスαは金。こっちは王様。ゴールドだ。