Top 10 my astronomical picture 1994

 

Southern Cross and Eta Car. Veil and comet C/1993Q1 stopped its activity comet 141P/Machholz Preiades

 

Prominens Canopus Trail Pegasus Eta Carina

 

Tanabata

 

 

 

 

 

カノープス南中 護摩壇山から撮影 No.10938

1月9日に桐村氏から電話があって護摩へ行った。エンケ彗星などを撮影してから20cmでいろいろ観望。UHCフィルターをつけると、困難な馬頭星雲も確認できた。このとき固定カメラではカノープスやオリオンなどを4時間以上も日周させた。翌朝、あまりに天気が良いので、アケルナルを写した32番ポイントの昼間のスカイラインを撮りに行った。林道は雪に覆われていて、緩いカーブでコントロールできなくなって車が180度回ってしまった。良い天気のとき32番ポイントでカノープスを撮ったらどんなにかすばらしいだろうと思った。

1月15日にこどもを連れて護摩へ雪遊びに行った。夜、再び護摩へ。チェーンを巻いて慎重に林道を進み、20時ごろ32番ポイント到着。ー7度。ときおり冷たい物が降ってくるが、見上げれば満天の星。木々に積もった雪が風に飛ばされてくるのだ。AL69,69S,69K,KM2台,MXとLX、6台ものカメラを使って撮影。20cmが気温になじんだところでナイフエッジを切ってからM42に向けた。Er32mmにはすばらしいコントラストの星雲が見えている。視野の中心にもってきてからクランプを締め、69カメラを同架して撮影にとりかかった。

下はこの夜に撮影したカノープスの日周運動。右下の街明かりは、田辺市です。

 

イータカリーナ ワディーファームで撮影 No.11021

ワディーにはやっぱり20cmを持って行った。25cmプライムフォーカスを作ったのだが、3月1日に赤道儀に載せてみると大きすぎた。イータカリーナは1.4倍テレプラスを入れて1400mmで撮った。苦労して運んだEM200の極軸設定で泣いたが、ガイドはかなり成功していた。が、G800で15〜20分露出が多く全体的に露出不足。

 

南十字とイータカリーナ星雲 No.11039

 

11113 Comet 1994 G1 Takamizawa-Levy and Veil Nebula

C/1994 G1 高見沢-Levy彗星(1994f)が明るくなってきて、5月8日に網状星雲を通過した。6日は護摩で赤道儀を3台使って撮影したが本命は8日夜。この夜に彗星は網状星雲に最も接近している。18時に出発したときは曇っていたのでゆっくり走ったが、35番ポイントは晴れていた! とりあえず夕空の彗星を撮影。10時半ごろに曇ってきたので、車内にベッドを用意して仮眠しようとしたが、すぐに晴れた。ほんの半時間ほど曇ったのが寒冷前線の通過だったようだ。26時、白鳥座が十分高くなってきたので主目的の94fと網状星雲を狙う。網状星雲の南端に彗星がくっついていて面白い眺めだ。645のG400で撮ってからTP2415とG800でも写しておいた。迫り来る薄明に追い立てられながら彗星の光度を見積もり、急いで93a彗星にかかった。4時前、ほとんどの目標を撮り終え、満足して機材を片づけにかかったが、朝焼けに染まり始めた東の空に細い月が出てきた。16cmライトシュミットで撮ろうとEM200ごと月が見える所へ移動させようとしたが、尋常でない重さでびくともしない。300mmと135mmで写した。

No.11113(TP2415:23分)とNo.11146(G800:15分)のLRGB合成

 

11203 Comet 1993Q1 Mueller stopped its activity

1993p彗星は94年初めごろは明るく見えていたが、5月になって急に衰えたことがiaucで報じられていた。5月28日に護摩32ポイントまで走ったが極軸を決めたところで曇ってしまった。6月2日、先日の棟上げ以来、帰宅すると木くずなどを掃き集めるるのが日課となっているが、今日は作業してないらしく掃除を免れた。急いで夕食をとり、6時40分に出発。迷うことなく32番ポイントへ。極軸,ナイフエッジを終えて目盛環で93pに向けるとかなり低空。急いで露出を始め、なんとか近くの木々にじゃまされる前に15分露出を終えられた。この夜は他い6個の彗星を撮って、2時ちょうどに帰宅できた。
写真を解析すると、明るかった4月に放出されたダストだけが写っていた。

 

11333 comet 141P/Machholz

マックホルツ彗星(141P)は、94年8月13日にカリフォルニアの Donald E.Machholz が発見した。このとき10等。パソコン通信でiaucを購読するようになっていたので情報はすぐに入り、14日夜には観測できた。8月28日にはオーストリアのMichael Jagerがこの彗星から北東に48'離れたところに11等の第二の彗星を発見したが、これは分裂した破片であった。
写真は、9月3日UTに護摩で撮影したTP2415とG800からLRGB合成したもの。このとき彗星本体の明るさは7×35双眼鏡でm1=7.7等と見た。

 9月3日、9時過ぎに出発。36Bポイントで94oの赤緯を調べて木に掛からない場所に赤道儀を置いた(23:00)。まず移動が速い中村−西村-マックホルツ彗星。ペガススの頭のθ星のすぐ近くにあってファインダーで簡単に入れられた。Er32mmでとても大きく拡散しているように見えた。メトカーフタイマーは13.4秒。1日に4度ほど南下している。20分露出してからEr32mmで眼視目測を行ったが、後に3.5cm双眼鏡で見えた。
...順調に時が流れてもう3時半になった。昇ってきたカストル,ポルックスの左上のあたりを双眼鏡でさぐるが94oはわからない。P/Borrellyの露出を終えて300mmを載せ、目盛環で彗星のあたりに振ったが視野には明るい彗星はない。少し動かしたがそれらしいものを発見できない。場所が違っているにちがいないので、赤経に視野分だけずらして南北に大きく動かして捜索した。94oはじきに発見できた。明るく丸い光芒がとびこんできた。東の方に尾も見えていたのでこれにちがいない。北東の分裂片とp.a.=300度あたりに延びているイオンテイルをうまく納められるように構図を考えてクランプする。まず300mmにTP2415,ライトシュミットにG800をつけて15分露出。それからカメラを逆にして20分露出したが、G800が入ったMXとタムロンマウントの相性が悪くてシャッターが開かず300mm+G800は撮れなかった。ガイド中に主鏡が向いている方を3.5cm双眼鏡でさぐると彗星は簡単に見えた。主鏡で眼視観測する時間がないので双眼鏡で目測した。20分露出を終えると細い月が出ていた。まだ薄明がひどくないのでTPでもう1コマ露出を始めたが明るくなってきて9分で終えた。5時に寝た。

 

11344 Summer Milkyway

星野写真もやはり6415で撮るべきで、4月ごろから6415を使っていたが、この夏にやっとピント,ガイドがまともになった。

 

11360 Pleiades
9月3日に続き、4日も護摩へ行った。....まず彗星を2個撮ってから、69カメラを2台EM10に載せる。ライトシュミットは、楯座クラウド,白鳥座γ星付近,M31,二重星団,プレアデス,M35付近と、ネガ1枚でそこそこ撮れる対象を選んで長い露出を掛けた。 ...連日のガイド鏡監視は眠くてたまらない。オカキを噛んだり,辛いラーメンを作ったりして脳に刺激を与えるがそれでも30分以上の露出ばかりだから途中でコックリしてガイド鏡にあたりかける。M31の50分露出を終えて補正板を見ると露が降りていたり,途中でシールドバッテリーがアウトになって予備電池に切り替えたりというトラブルがあったが、ずっと快晴で撮りたいものをひととおり写した。この夜は牡牛座分子雲も肉眼でZ形に見えていた。

 

 

11399 Prominence at Chile
日食観測地「コパキーヤ」は、3000m以上だった。地球の裏側で多くの知人に合い、美しい夕暮れを写したりしたが、やがて高山病に。長く苦しい夜だった。
 日食の頃には回復していたが、天気はうす曇り。プロミネンスの拡大だけはなんとか撮れた。片付けて記念写真を撮ることには再び酸素不足に。アリカへもどるとケロリ直っていた。

11411 Pegasus

 南米チリのラ・セレナ。ESOのラシーヤ天文台を見学した10月31日夕食後、9時半にロビーに集合。11人ぎゅう詰めのワンボックはホテルから1時間ほど走った。道の近くに広場があって・・・というより真っ暗でよくわからないが、まわりに建物は見当たらなかった。1メートルほどの高さに石を積んだ塀があって...インカの遺跡だったそうだが、めいめい写真を写したり星を見たりした。
 北の空には見慣れた秋の星座がひっくり返っている。いつも反対向きに見えるペガススがちょうどよい向きになって見えるのでまずこれを67カメラで狙う(23:23)。そしてEM10赤道儀に載せたLXでマゼラン星雲などを撮った。67の2コマめは南極の日周運動。3コマめの昇るオリオンを始めてしばらくするとベテルギウスが山の上にギラギラと出てきた(24:10)。
 目が暗順応しているというのに、三脚やレリーズが見えなかった。対日照が見えていた。運転手が用意してくれた熱いコーヒーとサンドイッチは冷えてきた体に心地よかった。2時間ほどで撮影終了。皆で星空を愛でてから記念写真を撮って帰路に。3時ホテルに帰着。ビール1杯飲んで寝る。