20548 comet 8P/Tuttle

タットル周期彗星は、2007年暮れから明るくなってきて、2008年1月にピークになった。12月30日にはM33銀河に接近したあと、急速に南下。日本では1月中ごろまでしか見えなかった。この写真を撮影した1月4日は、雪道を登ってゴマで撮影。

[#02]1月4日、護摩壇山。冬型がゆるんで雲が減ってきた。帰宅する途中、生石から東の方にあった雲は次第に少なくなると見た。すぐに機材の用意をした。
 札立を下ったところで護摩をさぐると雲は確実に減っていて晴天が期待できる。室川林道を半分ぐらい進むと路面に雪があった。年末の寒波で降ったようだが、後輪駆動だけで行ける所まで進む。36B手前の急傾斜で前進できなくなった。4Hにしてもノーマルタイヤのために滑って登れない。少しバックしてゆっくり進むとグリップできた。36Bポイントは雲が多かった。撮影仲間にそのことをメールで発信するが圏外。とりあえず清水売店まで進んだが、そこでもガスのようで全く星は見えなかった。またスカイラインは雪が踏み固められていて、曇っているのでさらに前進する価値はないと判断。生石へ引き返す。
 36Bまで下りてくると、星が見えていた。ほんの100mほどの違いだ。ちょっと見ていると透明度は次第に良くなって晴れてきている。ここでやることにして、雪の上に機材を出した。とりあえずεにEOSをつけて8Pを撮る。彗星は3.5cm双眼鏡でとても明るい。EOSのファインダーで彗星がかすかに見えていたが、1分露光で構図を確かめてから本露光に入った。そして双眼鏡で光度目測。10cm双眼鏡を出して8Pをしっかりと見た。おひつじ座の2星からちょっと下ったところに彗星はあったが、ときおりうす雲が発生したりしていた。しかし枚数を稼ぐために20枚撮った。
 次は、STLにかえて、ホームズ彗星を撮った。撮りながらEOSをスカイメモに載せてホームズ彗星や撮影風景を何枚か撮った。10cm双眼鏡ではおうし座のNGC1647などを見た。10時をまわるとうす雲が出始めた。このあとはオリオン座のおいしいところをモザイク撮影してから、リーフレットに使うしし座を取ろうと考えていたのだが...。ホームズ彗星の赤画像には薄くもがかかってきて露光を延長した。11時ごろにうどんを作り温まったが、天気は望み無し。今夜は久々に36Bで撮影できたし、彗星はしっかりと撮れたので満足した。帰路に生石で晴れていたらしし座を撮ろうと考えた。
 エンジンブレーキだけで林道を下った。生石山の駐車場へ寄ったがうす雲でだめだった。2時帰宅。

8Pの眼視目測→2008年1月4日20h50m(JST)に7x35双眼鏡で「596TTと同じ、611TTより明るい、558TTより暗い」と目測して、m1=6.0(M.TT)であった。また視直径は40'とみた。