最新情報

平成１３年度春の情報（2001年３月）

・北羽歴史研究会第14回定例総会は、平成13年2月18日、大館市中央公民館において開催されました。 　平成12年度事業報告､会計報告､会計監査報告、平成13年度事業計画案、予算案､その他が報告また提案され、いずれも原案どおり決定されました。 　今年度の基本課題としては、従来の中世史の主題を近世藩政期へ重点を移すこととし、また3年目となりますが、「県北の人物伝（近・現代）」を重点としました。 (13年度事業計画各項については、下記及び「事業」のページをご覧ください）

■ 13年度春季の行事、実施と予定

1. 第33回研究発表会
   2月18日定例総会に引き続き午前午後開催。テーマと発表者は以下のとおり。
   
   1）古文書解読「起村村法」続……武田政二郎
   2）文化面からみた中世から近世への移行……金澤長一郎
   3)贄柵私考…… 菊池隆二郎
   

2. 春の古文書学習会
   3月14日及び22日の2回にわたり開催する。於大館市中央公民館
   学習の古文書は、天明3年の凶作についてのもの。
   「秋田郡南比内ニ井田村寄郷共に」(乍恐口上書ヲ以奉願上候御事）
   チュウターは、千葉克一古文書部長。
   

3. 春の実地研修会
   4月25日（貸切りバス日帰り、別途参加費要）
   研修テーマ……中世から近世大名への南部氏を探る
   主たる研修地は、青森県南部町、三戸町。岩手県ニ戸市。
   研修資料作成担当は白根継信副会長。
   

4. 通例学習会
   5月22日午後1時から4時、於大館中央公民館
   主題は近世秋田藩政史。テーマと担当チュウターは、
   
   1）秋田騒動・銀札事件……金澤長一郎
   2）飢饉の記録について……柴田次郎
   

■ 催 事 情 報

秋田県埋蔵文化財発掘調査報告会
平成12年度の秋田県内での発掘調査の概要についての報告会。なお出土資料展も併せて開催。
・主催・秋田県埋蔵文化財センター
・開催日 3月3日〜4日
・開催場所 鷹巣町・たかのす風土館フアルコン
・日程 3日、12時30分受付 開会13時30分

１）12年度調査の概要
２）古館堤頭遺跡(山本町）
３）ヲフキ遺跡(象潟町）
４）伊勢堂岱遺跡(鷹巣町）
５）向様田遺跡（森吉町）
６）からむし岱遺跡(鷹巣町）

・日程 4日、9時受付・9時30分開始

７）小林遺跡(琴丘町）
８）前通遺跡(横手市）
９）払田柵（仙北千畑町）
10）大浦遺跡（本荘市）


・講演 4日13時〜14時45分 演題「縄文時代の動物食と植物食」講師・松井章（奈良国立文化財研究所）