--第3話-- <らいおんハート>
「らいおんハート」って皆様ご存知ですよね?あのスマップさんのヒット曲ですが、この曲の歌詞って子供を持つ母の身になって詩を読むと、ちょっと泣けてきます。♪君を守るため、そのために生まれてきたんだ・・・そう、母は我が子を守るために生まれてきたんじゃないか?母になるそのずっと前から、君の母になる為の準備をしてきたのではないだろうか?この曲を聴いたときに、恋する愛する男女間の話だけではなく、そんな風に勝手に解釈した私。♪あきれるほどに そうさ そばにいてあげる〜。親にとって子供はいつまでも子供、どんなに年を取っておばあさんになろうとも、いつまでも心の中では子供の事を思っている・・ずーっとそばにいるんですよね。なぜ、こんな話が出たか?というと、実は今年中3と小6の息子が共に卒業です。小6の次男のお別れ会の出し物で、父母がこの曲を歌ってあげる事になったんですね〜(^.^)、で、今日その本番で無事終了したわけなんですが、私、なぜか、この歌詞の部分で不覚にも「うっ・・」ときてしまいました。涙こそは止めたものの、声が上ずってました。子供たちの顔を見て、同じ時代を育児してきたお母さん達を見て、なんだか「がんばってやっとここまできたよね〜」っていうような、なんか感傷的な気分になってしまったわけです。普段はライオンのごとく家庭を守り子を守り「怖い!」と言われる親たちも、心の中はみんなこんな風にいつも震えているのではないでしょうか?♪眠った横顔 震えるこの胸ライオンハート〜。静かに寝息を立てている子供を見つつ、この先沢山の困難や苦労や悲しみ喜びを考える。そして、幸せを祈る・・・。宣伝ではないですが、皆さんも今一度この歌をちょっとちがった見方で歌ってみましょ!うるうるになるかもしれませんよ(^_-)。
私は音楽無しでは生きていけないほど、音楽に助けられたような気がしてます。洋楽も邦楽もどんなジャンルの音楽にも興味がありますし、自分なりの解釈で楽しんでます。時にはラジオからふっと流れてくる物だったり、子供と一緒に見ているアニメの主題歌だったり、場面は色々ですけれどね。
今後、「らいおんハート」を聞くたびにきっとこのときの感情がよみがえってくるんでしょうね〜、長男の時に歌った「夜空のムコウ」みたいにね・・・(^_-)。長かった冬ももうすぐ終わり、さて、春にはどんな曲が私をなごませてくれるんでしょう・・FMラジオの向こう側、テレビから、街角のCDショップから、それともネットからかな・・