栃木県


写真1
写真:栃木県日光市 中禅寺
中禅寺は延暦3年(784年)に勝道上人によって創建されました。

ご本尊(千手観音)は、勝道上人の手により桂の立木を手刻されたものであると伝えられ、立木観音とも呼ばれています。

中禅寺湖の名前も、中禅寺に由来しているそうです。


中禅寺湖は男体山のは噴火によって大谷川がせきとめられてできた湖です。

この湖から華厳の滝が流れ落ちています。

水深は一番深いところで172mあり、華厳の滝の底よりも深いそうです。

右の写真は中禅寺湖スカイラインの展望台からの眺めです。
写真2
写真:栃木県日光市 中禅寺湖


写真3
写真:栃木県日光市 華厳の滝
華厳の滝は中禅寺湖から97mの断崖を落ちる滝です。

和歌山県の那智ノ滝、茨城県の袋田ノ滝と並んで日本三大名瀑のひとつに数えられます。

滝を発見した勝道上人により、仏教の経典「華厳経」から「華厳の滝」と名付けられたとそうです。


「見ざる・言わざる・聞かざる」でおなじみの日光東照宮。

徳川家康の遺言により元和3年(1617年)に二代将軍秀忠によって創建されました。

家康の遺言に従い、その亡骸は久能山東照宮(静岡県)から日光東照宮に移されました。

現在の建物は、寛永13年(1636年)に三代将軍家光によって建て替えられたものです。
写真4
写真:栃木県日光市 日光東照宮


写真5
写真:栃木県日光市 第二いろは坂
いろは坂は、日光市街地と中禅寺湖を結ぶ峠道で、上り(第二いろは坂)と下り(第一いろは坂)がそれぞれ一方通行で別な道路になっています。

48のカーブがあることから「いろは坂」と呼ばれています。

写真の風景は、人気アニメの「頭文字D」にも登場しました。

頭文字Dの風景


宇都宮城は平安時代に藤原宗円が居館を構えたのが始まりです。

江戸時代に入り本多正純よって宇都宮城の大改築と城下町の整備が行われました。

1868年の戊辰戦争で建物の多くが焼失、さらに第2次世界大戦後の都市開発によって遺構はほとんど残っていません。

写真の富士見櫓は2007年に復元されたものです。
写真6
写真:栃木県宇都宮市 宇都宮城 富士見櫓


写真7
写真:栃木県真岡市 SLもおか
SLもおかは真岡鉄道が1994年から運行している蒸気機関車です。

牽引しているC12形蒸気機関車は福島県川俣町で展示されていた機関車を動態復活させたものです。

写真は北真岡駅付近で撮影したものです。

桜と菜の花が見頃を迎える時期には多くのカメラマンで賑わいます。