琴平・金刀毘羅宮
Kotohira、Kotohiraguu


  屋島高松、栗林公園を回った後、琴平電鉄琴平線(琴電)で、終点のここ琴平に来た。高松より約1時間の道程だ。
  琴平は丸亀平野の南端の街で金刀比羅宮(ことひらぐう、金毘羅大権現)の門前町として発達した街で、参道の両側に土産物屋や、食堂、旅館がぎっしりと建っている。
  今も年間400万人も訪れると言うから四国随一の観光地となっている。
琴平門前町
   かつての、金比羅五街道と呼ばれる参詣道が通じ、常夜灯や町石が昔の面影をとどめている。毎年10月に行われる大祭(おとうにんさん、お頭人行列)は有名である。
  また、四国金毘羅歌舞伎で知られた金丸座や海の神様金刀比羅宮にちなんだ海の科学館がある。
琴平参道
   門前町の賑わいを抜け、参道に入ると、次は奥社までの1368段の階段が待っている。象頭(ぞうず)山中腹に鎮座するのが金刀比羅宮である。江戸後期には、全国的な信仰を集め、今も海の神様として知られ、多くの参詣客が訪れる。
   金比羅神は、サンスクリット語(梵語)のクンピーラ(ガンジス川に棲む鰐(わに)の神様)の訳語とのことであった。  
金刀比羅宮奥社
  「金比羅船船追い手に帆掛けてシュラシュシュシュ、回れば四国は讃州沖の郷象頭山、金比羅大権現・・」の民謡をすぐ思い出すほど名の知られた所である。
  この後、土讃線(国道32号、高知東道路)で、大歩危小歩危(吉野川中流にある峡谷。大股で歩いても小股で歩いても危険と言う意味)を経て憧れの高知に入る。



 コース

  高松〜琴電 琴平
〜金刀比羅宮
〜高知

           
           南海道
  五幾七道の一つ。紀伊、阿波、讃岐、伊予、土佐の6ヶ国の称。幾内、山陽道の南にあるから南海道と言われた。


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