Cahiers

・スタッフによる雑記帳です。
・不定期更新です。

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お待たせしました!ダリオさんのワイン到着!!
2003/08/26

7月末にご紹介をして到着が遅れていた、ダリオさんのワインが明日届きます。ご予約を頂いていたお客様、たいへんお待たせしました。

再びクラブ・ジェロ!9月7日
2003/08/25

店内の室温調整のために7、8月とお休みを頂いていたジェロボアムの試飲会“クラブ・ジェロ”を再開させて頂くことにしました。
9月は7日と21日(どちらも日曜日)の2回で、今後も月に2回、催させて頂く予定です。会場はジェロボアムで、13時から17時までとなります。参加費用として1000円を頂いて、数種のワインをお試し頂ける会です。

9月7日のテーマは“ラシーヌ”。
なんのこっちゃ・・というテーマの多いジェロですが、これは実はワインに関してはとっても大事な言葉なのです。意味は“根”。
・・・なんか、深い一文字でしょ、いろんな意味で。何ごとにも根があって、葉があり実があり種がある。哲学ですねぇ。
(・・と試飲しすぎで話がそれ始めました・・)
ワインにとっても当然、大切な言葉“ラシーヌ”。実は、ジェロボアムも参加しているワインの共同輸入グループの名前なのです。今回はその“ラシーヌ”ワインの特集です。知名度は低いけれど実は素晴らしいワインを造っている小規模の生産者にスポットを当てています。また共通点として、有機栽培を実践していたり、酸化防止剤もほとんど使っていなかったりするのですが、こんな繊細な個性のワインこそ日本の味覚に合うと信じてご紹介してきました。
商品リストは近日、あらためてご案内します。“ラシーヌ”からは12種類と、新着ダリオ・ラッペリーノさんのワイン6種、その他レア・ワイン数種を追加料金を頂いてお試し頂ける予定です。
どうぞ、ご期待下さい!!

コラボ・ジェロ記念写真
2003/08/16

夏のイベント、コラボ・ジェロが終了いたしました。
●7月23日 ペガース・カフェ
●8月6日  ティピ
●8月10日 ウェスティン淡路“コッコラーレ”
ご参加いただいた皆様には、各テーブルでお撮りした写真ができていますので、ぜひジェロボアムへお立ち寄りくださいませ!

秋のコラボ・ジェロも只今計画中です。
こちらも是非、お楽しみに!
皆様のご参加をお待ちしています。

ダリオさんのワイン
2003/08/14

先日ご案内したダリオ・ラッペリーノさんのワインの入荷が、業者や倉庫の盆休みのために入荷が遅れてしまいました。ごめんなさい。
すでに、ご注文を頂いているお客様、申し訳ありませんが、もう少しお待ち下さいませ。

トレヴァロン!
2003/08/14

只今、あのトレヴァロンを特価4800円でご案内しています。

1978年が初ヴィンテージのドメーヌ・トレヴァロンの歴史は、所有者のエロイ・デュルバック氏がプロヴァンスの山間レ・ボーに1974年に開いた畑から始まりました。
区画の60%に植えられたカベルネ・ソーヴィニヨン種はデクサン・プロヴァンスのシャトー・ヴィニュロ−ルから、40%のシラー種はシャトーヌフ・デュ・パープのシャトー・レイヤスからのもの。リリースして間もなく、知る人ぞ知る名品として扱われ、AOCはレ・ボー・ド・プロヴァンスと表記していました。
その後、AOCの、カベルネ種の作付け規定面積が縮小されたために産地表示を捨てヴァン・ド・ペイ(地酒)となったのが1995年のこと。スーパー・ヴァン・ド・ペイとして我が道を行くトレヴァロンの名声はますます上がり、価格もそれに伴い上昇したのです。今回、お出しすることが出来た価格は、トレヴァロン1994年のリリース当時の価格とほぼ同じです。
南仏の1998年は、恵まれた天候が続いた歴史的な大当たり年。完熟果実の風味と濃厚な味わい、甘さを伴う豊かなアルコールをもったワインが生まれています。トレヴァロンは、すでに熟成感が現れていて、ダーク・チェリーやセダーの他に、カカオやトリュフを思わせる香りを放ち、血のような鉄分を感じさせるミネラルを含んでいます。やや小振りだった97年、ゴツゴツして男性的な99年と比べ、98年は非常にリッチで香り高く、甘く複雑な香りと味わいをもっています。今飲んで美味しく、今後、10年程度の熟成にも耐える能力を秘めています。

値上がり後、飲む機会が少なくなってしまった方(僕も実はそうなんですが)、この機会に是非お買い求め下さい!!

イタリアの古酒入荷しました。
2003/08/14

7月26日にご案内したイタリアの古酒が入荷しました。
すでにご予約済みの商品もありますが、まだまだ残っていますので是非、チェックしてみて下さい。ワインの状態等もレポートしますので、ご希望の方は当店までメール等でご連絡下さい。

*ヴィラ・アンティノリのキャンティ1964はマグナム(1500ML)サイズでした。液面の高さ、色調、澱の状態等、ほぼ完璧です。(あくまでも見た目での判断ですが)12000円は安い!!!

コラボ・ジェロ・デラックスのご報告
2003/08/13

8月10日のコラボ・ジェロ・デラックスに参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。
台風10号が過ぎるまでハラハラものでしたが、当日は青空で暑さもほどほどで、リゾート日和となりました。ウェスティン・ホテル淡路の送迎バスで瀬戸大橋を渡り、花博が行われた自然公園にあるホテルに到着。
13時から食事が始まりました。トップ・ページでもご報告しますが、料理は淡路島産の野菜と魚介類、お肉を使ったものでした。
そして、ジェロボアムがご用意したワインは・・・

1.ドメーヌ・レシュノーのブルゴーニュ・アリゴテ 2000年
 淡路の山桃とフランボワーズ・リキュールを加えキール・アンペリアルにしてアペリティフに。
2.コンタディ・カスタルディのフランチャコルタ・ブリュット“サテン”マグナム 1997年
 ベラヴィスタのオーナー、ヴィットリオ・モレッティ氏が手掛けるもうひとつのスプマンテ。こちらのほうが、よりシャンパンに近い感じで、シャルドネの新鮮なリンゴを思わせる香りがあり、優しい泡立ちで、温度の上昇で現れた甘みにうっとり。
3.リヴォンのブライデ・アルテ 2000年
 これは、魚料理の鯛には強すぎるという印象を持たれた方もいらっしゃいましたが・・ワイン単体の完成度は素晴らしいものでした。4種の葡萄を混醸してバリック(小樽)熟成を経ていますが、温度変化によって、また、合わせる食材によって各品種の個性が違った形で表れてきます。爽やかなミネラル、肉厚な果実味と酸の調和、後味の蜜や花の香りを残す余韻・・。トレ・ビッキエリも納得の味!
4.エリオ・アルターレのバロ−ロ 1995年
 抜栓が飲む30分前だったことを少し悔やみましたが、それでも、やはりアルターレ作。甘く優しいチェリーやプルーン、カラメルの香り。色調は近い立秋を予感させる枯葉色が混じった赤で、ネッビオーロ種らしさが出ていました。酸も渋みもありましたが、果実の甘みを引き立てている感じ。しかし飲み干した後、このワインの本当の魅力は見ることが出来なかったような切なさが残りました。肉料理のソースは甘めだったので、このワインの初期の辛さには合ったと思います。
5.シャトー・ラ・トゥール・ブランシュ、ソーテルヌ 1981年
 大当たり年ではありませんが、まだまだ若さを感じさせる味わいでした。白桃やアンズ、蜜を思わせる香り、とろりとした質感、熟成感はあまり感じられずソーテルヌ(貴腐)の寿命の長さを再認識できました。
これは、チョコより桃のコンポートに合いそう。
6.ヴィアル・マニェールのバニュルス・アンブレ
 グルナッシュ・ノワールの使用が普通だったバニュルスで、初めてグルナッシュ・ブランを用いた造り手で、これはシェリーのようなソレラ方式で酸化熟成させた琥珀色のバニュルスです。飲んだ印象は、アルボワのヴァン・ド・パイユ(藁のワイン)か上質な甘口のオロロソに似た感じ。ヘーゼルナッツやカラメルっぽい香り。チョコレートと合わせると、ラムレーズンのような味わいが。でも、この日のデザートには、トゥニー・ポートの方が良かったかも・・。
7.最後はレオン・ベイエのオー・ド・ヴィー・ド・ポワール
 これは、洋梨を原料にしたブランデーでフリーザーでキンキンにしてお出ししました。辛口ですが、甘いとさえ感じさせる強烈に甘い芳香をもっています。

飲み物は以上の7種でした。ジェロのイベントは、毎回そうなのですが、お客様に、参加して良かったと思ってもらえるような内容にしたいと思いを凝らしています。希少なために飲むことができないもの、知名度がないために飲まれる機会が少ない隠れた銘酒、そんなワインと料理の意外な組み合わせなど・・今後もそんなイベントを企画していきますので、また、是非ご参加頂けるようお待ちしています。

ひょっとしたら可哀想なマンゴー
2003/08/07

みなさん、“どっちの料理ショー”って見ますか?実は、僕は結構好きで、ほぼ毎週晩ごはんを食べながら見ています。
今日のお題は、ドライカレーVS明太キムチ・チャーハン。特選素材は、それぞれ、“沖縄石垣島のポトリ果マンゴー”、“鶴橋豊田商店の特選キムチ”でした。見る前の僕の予想はチャーハンでしたが、番組では接戦の末、ドライカレーが勝ちました。
どちらも超美味しそうで、番組が終わる頃には僕たちの食事も終わっていましたが、もう一度晩ごはんが食べられそうなくらいでした。
しかし! あのマンゴーは凄すぎる! 食べたい! それなのに、カレーに入れられてしまって・・もったいない! そのままで美味しいものを食材として使うなら、そのままよりも美味しくなっていなければ可哀想な感じがします。ずっと前に、“料理の鉄人”のスペシャル番組で、煮込み料理にシャトー・ムートン・ロートシルトやシャンベルタンを使っていたのを見た時もそう思いました。ひょっとしたら、出来上がった料理は見ているだけでは想像がつかないほど美味しいのかもしれないし、それならいいのかも。しかし、もしそうなら、あのカレーを是非食べてみたい!マンゴーの幸せを信じられるように。
いろんなところで、いまの世の低俗さにあきれることも少なくなく、どの世でも変わることのない、美味しさが与えてくれる幸せの存在を忘れずに、僕は、美味しいワインをご紹介する仕事を続けていきたいと、あらためて感じています。

(でも、僕は“どっちの料理ショー”好きです。ネタ探しは大変だと思いますが、がんばって続けていってほしいと思います。)

今日はコラボ・ジェロの2回目!
2003/08/06

ジェロボアムのイベント、コラボ・ジェロVol.2にお越し頂いたお客様、ありがとうございました。
BBQとワインという組み合わせで、ワインは飲み放題でしたので、お帰りは足元が危うい方もいらっしゃいましたが、無事に帰りつけたのか少し心配です。
途中でミュゼットのLIVEも入り、楽しいワイン会だったと思うのですが、お客様方のご意見も頂いて、今後のイベントをより楽しいものにしていくつもりですので、また宜しくお願いします。
今回のイベントの詳しいご報告は改めて致します。

ダリオさんのワイン。
2003/08/03

近日入荷のダリオ・ラッペリーノさんのワインのご紹介です。

*ラ・ヴェネツィアーナ(白:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ) 2002年  1,300円
  これは、リースリング種70%、コルテーゼ種30%のブレンド。繊細な花の香りやリンゴやレモンを思わせる果実のアロマがあります。心地よい酸味のある辛口で、キリッと冷やして。

*バルベーラ・ダスティ(赤:DOC) 2001年  1,300円
  こんなワインがあったら食欲が出すぎて危険!・・と思うほど柔らかくて飲みやすい赤です。完熟したチェリーを思わせる甘く爽やかな香り。酸味も渋味もマイルドです。

*バルベーラ・ダスティ・フリッザンテ(赤:DOC) 2001年  1,300円
  これは上記のワインともともとは同じ。ダリオさんが、「バルベーラは(上記のもの)海外向けに造ったものだけど、実は地元の人はこっちを好んで飲んでるんだよ。」と1本手渡してくれたのがこの“フリッザンテ(微発泡)”。・・モア・デンジャラス!!

*マルヴァジア・ディ・カソルツォ(赤:DOC) 2002年  1,400円
  珍しい甘口の赤です。これは・・ご紹介したいような、したくないような・・。鮮やかなローズ・レッド。サクランボやイチゴの香りと、微かに野ばらの香り。しっかり甘いですが、酸味もあるので大丈夫。これも地元ではポピュラーらしいですが、全然知りませんでした。冷やして飲んで下さい。美味しいよ〜。

*ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート(赤:DOC) 2001年  1,800円
  これまた、初めて知ったDOCで、初めて知った品種、ルケ。これは、たいていの人は驚くはず。紫がかった濃く深い赤。香りは・・えっ、バラ?オレンジ?そのアロマの強烈さに一瞬笑ってしまいました。とてもキメ細かな液質で、とろみもあります。アルコールは14.5度。白で例えるならゲヴュルツトラミネール種的な品種で、赤で例えるなら収穫量を抑えた濃厚なグルナッシュ種のようです。

*バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ“マリア・ド・ラプリン”(赤:DOC) 2000年  1,800円
  ダリオさんのおばあさんの若き日の肖像が描かれたラベル。バリック(オークの小樽)で熟成させたバルベーラで、すでに熟成したワインのキャラクターを表しています。ドライ・プラムの風味、シナモンやカカオを感じさせる余韻。マイルドですが、抜栓して1時間後くらいからが飲み頃です。赤身の肉の煮込みなどと合いそうです。

以上の6種類です。夏にこそ美味しいワインです。是非、一度お試し下さい。
 

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