Cahiers

・スタッフによる雑記帳です。
・不定期更新です。

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ピエモンテ発デイリー・ワイン
2003/08/03

今年の一月、ワインの輸入をしている友人から、イタリアからのお客様を紹介されました。ダリオ・ラッペリーノさん。ピエモンテ州アスティに葡萄園を所有して、主に地元で飲まれるワインを造っています。
彼がもってきてくれたワインは6種。試飲してみて、仕上がり価格を計算して・・すぐに買い付けを約束しました。どれも、飲み口が優しく豊かな果実味と酸味、渋みのバランスに優れたものでした。このワインはダリオさん。彼の穏やかな性格そのもの。ワイン評論誌に載ってもいなければ、試飲会で高得点を獲るものでもないかもしれない。でも!美味しい!!食事が楽しくなる!!! これがジェロボアムが提案していきたいことだから。ワインは今、通関の手続き中で、到着はお盆前くらいです。

謎のカフェ!『Pockets cafe』
2003/08/01

ジェロボアムの近所、鯉川筋とトアロードの間で2号線の海側に面している『Pockets cafe』という不思議な雰囲気のカフェ。
見た目は少しトロピカル?な感じで、「なんやろ〜この怪しげなカフェは・・・!?」と私は前を通るたび思っていました。
ある友人が、そんな気になるカフェの、実は常連さんだと聞き、飲みに連れて行ってもらいました。
店名の『ポケット』は実は、ピタパンのことで、そこにシュアルマと呼ばれるラム肉をはさんで食べるピタサンドが、この店のウリのようです。
しか〜し、その日私たちが食べたメニューは、冷奴、おこぜの唐揚げ、イカとオリーブのスパイシー炒め(この炒めた後のフライパンで作ってもらったピラフというかイカ飯みたいなのが、非常においしかったです)、フォワグラのソテー…etc
あまりカフェらしからぬメニューばかり・・・結局ラム肉までたどりつくことができませんでした。おまけにオープン記念でグラスワインやらリキュール系カクテルがall 200円ですっかり飲みモードに火が点いてしまいました。
そんな一風変わったカフェのオーナーは、1200CCのハーレイに乗り、実はリヨンのポール・ボキューズで修行していたのだとか・・・
なんとも、不思議なカフェ・・・また行っていろいろ探ってみなくては!!

コラボ・ジェロ・デラックスは・・
2003/07/30

おかげ様で、御予約がいっぱいになりました。
9月以降もコラボ・ジェロは月に一回程度のペースで企画していきたいと思っています。秋になればジビエも美味しいしキノコも美味しい。どんなコラボ・ジェロにしようかと考えてて楽しくなってきます。詳細が決まり次第ご案内致しますので、またご参加いただけますよう、よろしくお願い致します。

コラボ・ジェロVol.2は、もうすぐ!
2003/07/30

コラボ・ジェロVol.2は8月6日です。
今回は夏らしくバーベキュー! フレッシュな有機野菜やジュージュー焼けたお肉を頬ばってワインを飲みましょう!! 
今回のワインは、白・赤・スパークリングのお気軽系をたくさん集めてみます。アイテム数にすると20種類くらい。今回は雰囲気で楽しんでもらうイベントなのでミュゼットのLIVEありで、これまた楽しみなイベントなのです。食べ放題というわけにはいきませんが、ワインは飲み放題くらいの用意ができればいいなと考えています。まだチケットありますので、これからでも是非ご参加下さい。お電話をお待ちしています。

協力してくれるお店“TeePee(ティピ)”は、ダッチ・オーブンを使ったアウト・ドア料理や石焼ピザが美味しい元気いっぱいのお店で超おすすめ!

KOBE Walkerplus.comの"TeePee(ティピ)"紹介ページ
http://www.teepee.kobe.walkerplus.com/

コラボ・ジェロVol.1のご報告
2003/07/30

7月23日のコラボ・ジェロVol.1に参加して下さった皆様、ありがとうございました。1回目ということもあって僕もかなり緊張してしまい、ワインと料理の組み合わせについて、毎日の接客の時のようにお話ができれば良かったのですが・・いっぱい、いっぱいでした・・。でも、良いお客様ばかりで、楽しかったとおっしゃって下さりホッとしています。
メニュー等はトップ・ページからご覧頂けますが、お客様に一番好評だったのは、ホタテと甘めのリースリングの組み合わせでした。このワイン、これだけで飲むと甘さが強く感じられるのですが、焼いたホタテとは言葉にしがたい絶妙な組み合わせなのです。ホタテの旨み(甘み)と出会い全体の甘さが和らぐ感じで、辛口好みの方も驚かれていました。
アミューズのリエットとスパークリングも面白い組み合わせ。ふっくらと空気を含んでいる食べ物と合わせると泡が口の中で爆発する感じ!・・ただ、この日のワインは届いたばかりでガス圧が弱かったので、それを体験して頂けなくて残念・・。
スズキの料理はソースがとても美味しかったと多くの御感想を頂きました。ワインとの組み合わせはまずまず。(・・というより普通でした。)リムーのシャルドネの古樹を用いたものでしたが熟成感が強すぎて、料理のソースとは別々のところで主張していて、とびきり仲良くはなっていなかったという感じ。こちらの意図と違い、リムーは次の鶏料理とほぼ完璧に調和。シェリー・ビネガーの風味とも完璧に合ってしまいました。
その後、他の組み合わせも試して頂いて、相性の良し悪しを初めて経験したというご感想もあり、みなさんに楽しんで頂けたようでした。
今回のメニューは試食・試飲を繰り返して決まったものでしたが、ホントにマリアージュの難しさを実感することが出来ました。毎日の接客で、お客様のリクエストにお応えして、夕食などの献立を伺ってはワインを選ばせて頂いていますが、僕たちもさらに経験を重ねることの大切さを再認識して、飲んで楽しむだけの生活に、ちょっと反省もしたりで収穫の多いイベントになりました。こんなこと言ってるジェロボアムですが今後もどうか宜しくお願いします。

最後に、今回のイベントに協力してくれたペガーズ・カフェのみなさん、ありがとうございました。

7月31日『どっちの料理ショー』登場の“油”
2003/07/29

ジェロボアムで取り扱っている油といえば、オリーブオイル、グレープシードオイル、くるみオイルくらいですが、
京都の“油”のセレクトショップ『山中油店』の商品を親しいお友達からいただきました!
私は以前に何かの雑誌で見たことがあるのですが、そこの商品を手にするには初めて。どんな味だか興味しんしんです。
中身は『玉締しぼり胡麻油』、『純しそ油』、『つばき油』(食用です)の3本セット。
私たちの好きな番組『どっちの料理ショー』で紹介されるそうで、味見する前にご紹介してしまいました。
“ワイン”と“油” 商品は違いますが、同じセレクトショップとして、歴史、風格、人気のあるこの『山中油店』は、さすがだなぁと思います。
ジェロボアムもそんなお店を目指したいものです!!

イタリアの古酒、こっそり入荷。
2003/07/26

フランス産と違って市場で見つけにくいイタリア産の古酒が8月に入荷することが決まりました。
はっきり言って、質より量というワイン造りを長い間行ってきたイタリアの古いものを試すのは冒険です。それでも、イタリアの古酒で大当たりした時の感動を忘れられない人も少なくないはず。フランスの古酒にはない、どこか温かで懐かしい感覚をおぼえてしまうのがイタリア産古酒なのです。ただし、僕もこの仕事をしてきて、優良生産者の優良収穫年の古酒がこんなに見つかったのは初めての経験です。お買い上げ頂く方にはリスクを背負って頂くことになりますが、こんな機会はそうそうないことなので、是非にと思い取り寄せを決めました。イタリアから空輸で8月下旬に到着です!!

*アンティノリ、キャンティ、ヴィラ・アンティノリ  1964年  12,000円(限定1本)  ⇒完売
*バディア・ア・コルティブオーノ、キャンティ・クラッシコ  1971年  6,500円(限定3本)
*バディア・ア・コルティブオーノ、キャンティ・クラッシコ  1982年  6,500円(限定3本)
*フォンテルトリ、キャンティ・リゼルヴァ  1970年  8,900円(限定1本))  ⇒売約済み
*フォンテルトリ、キャンティ・リゼルヴァ  1971年  9,800円(限定2本)
*フレスコバルディ、キャンティ、ニッポツァーノ・リゼルヴァ  1978年  6,500円(限定1本)  ⇒完売
*フレスコバルディ、キャンティ、ニッポツァーノ・リゼルヴァ  1983年  6,500円(限定1本)  ⇒完売
*イゾーレ・エ・オレーナ、キャンティ・クラッシコ  1974年  7,500円(限定3本)  ⇒完売
*ヴォルパイア、キャンティ・クラッシコ  1978年  6,000円(限定1本)  ⇒完売
*アルド・コンテルノ、バローロ  1968年  10,000円(限定1本)  ⇒完売
*ジャコモ・コンテルノ、バローロ  1967年  12,000円(限定1本)  ⇒完売
*ジャコモ・コンテルノ、バローロ  1968年  10,000円(限定1本)  ⇒完売

以上です。商品数が限られているため、お先のご注文を、あくまでも公平な立場で優先させて頂きますので、悪しからず御了承下さいませ。
  

8月6日コラボ・ジェロに登場、“ギャルソンヌ”のご紹介!
2003/07/21

今日は、居留地のトランス・カフェで、8月6日のコラボ・ジェロで演奏を披露してくれる予定のアコーディオン二人組み“ギャルソンヌ”のイベントがあったので、観に行ってきました!
今回はフレンチテーストたっぷりの演奏で、いい感じでした。コラボ・ジェロの時にはどんな曲が聴けるのか今からとっても楽しみです!
コラボ・ジェロ〜山編〜は、ワインとお料理だけでなく、みんなで集まる時間そのものを楽しんでいただけるようなイベントにしたいと考えています。
まだチケットには余裕がありなすので、ぜひお気軽にご参加くださいね!

レア・ワイン入荷情報
2003/07/15

8月入荷予定のレア・ワインの一部をご案内します。
** フランス産 **
パンセ・ド・ラフルール1995年  13,500円 入荷数12本
・・ボルドー、ポムロール地区の銘醸シャトー・ラフルールのセカンド。ポムロールの魅力は、ビロードような柔らかくてひんやりした感触と、切なくなるような甘さを感じさせる味わい。現在、ペトリュス、ル・パンに次いで高値で取引されているラフルールは、市場での入手難易度ではNo.1。今回はセカンド・ワインですが侮ってはいけません。2年前に扱ったことことがありますが、その完成度の高さに驚きました。ボルドーのセカンド・ワインで最も価値あるものだと思っています。高価ですが、このワインが与えてくれる幸福感はそれ以上のものです。是非この機会にお試し下さい!
** アメリカ産 **
ケイマス、スペシャル・セレクション1991年  39,000円 入荷数5本
・・またまた高価なワインでごめんなさいっ! でも海外在庫のリストで発見して取り寄せせずにいられなかったのです。これはアメリカの至宝とも言えるワイン。以前、在米中にワインショップで180ドルで購入して飲んだことがあります。もう6年ほど前です。
その頃、ワイン・スペクテーター誌でボルドーVSカリフォルニア・カベルネなどと取り上げていて、僕もシャトー・ラトゥールの89年などと同時に試してみました。(ラトゥールは確か140ドルくらいでした。)もちろんどちらも素晴らしいのですが、ラトゥールは恐ろしく黒っぽい液体で甘くてスパイシーな印象が強く多量のタンニンを含んでいました。そしてケイマスは・・とにかくシルキー。かなり濃厚でしたが驚くほどにスムースで、すでに複雑なカカオやトリュフの香りを漂わせていました。
今では、ラトゥール89年も価格が高騰して仕入れるのに勇気がいりますが、ケイマス91年は仕入れたくても仕入れられないのです。投機目的で購入した人などがオークションに出品しない限りは。ですから、恐らくこの価格でご案内できるのは今回限りです。僕も久しぶりに試したいと思います。

はじめまして!
2003/07/11

昨日からアップした『Tasty Life』を担当させていただくことになった者です。
これからいろいろとご紹介できることがあればいいなと思っております。どうぞよろしくお願いします。

さて、いきなりですが、
『イル・モンジェットのソース食べ比べ報告〜』です。
最近ジェロボアムに入荷したイル・モンジェット社の小さな瓶に入ったソースは全部で4種類。何が何に合うのかなと、塩コショウだけでソテーした、鯛、鶏モモ肉、豚とゆでたジャガイモを用意してそれぞれ試してみました。
●ブドウのマスタード(少し甘さ控えめのジャムみたいな味ちょっとプルーンっぽくもある)
これは、豚肉との相性抜群。そういえば、豚肉のプルーン煮とかもありますよね。このソースをつけるだけで、赤ワインのモードになります。
●カルシウガソース(アーティーチョークのペースト)
野菜の味がしっかりしていて、そのまま食べてもおいしい。私はジャガイモと一番合うように感じました。野菜全般との相性が良さそう!
●バーニャカウダ(ニンニク、アンチョビなどで作られるソース)
よく前菜なんかに茹でた野菜と一緒に出てくるバーニャカウダ。ソース自体少し温められて出されるので食欲をそそられるんですよね。これが!
このソースもニンニクがぴりりときいた味です。
●ペピートソース(赤パプリカと赤唐辛子のソース)
パプリカの甘さを感じた一瞬の後、唐辛子の辛味がやってきます。白身魚、鶏肉との相性が特によかったですが、何にでも合う感じです。

どれも素朴で手作りな味わいです。パッケージもシンプルでステキです。
一度お試しくださいね!(一瓶 各300円デス)

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