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Catch eye (青いターバン)
私は、「真珠の耳飾の少女」(青いターバンの娘)の、ポイントのひとつは、この青い幅広のターバンだと思います。
この青いターバンをCatch eyeしてみると、その色の美しさに感心させられました。また、青色と黄色のメッシュみたいなターバンであるため、コントラストがつき、上手に描かれてます。
マウスポインタを写真の上に載せてみてください。
普通に観られます。フェルメール作品の特徴を、ゴッホは、レモン色・淡い青・明るい灰色の微妙な諧調で構成された作品として、言及しています。青いターバンには、レモン色・淡い青が見事に使われてます。
ターバンは、15世紀のヨーロッパにおいて、人気のあったおしゃれなアクセリーで、この作品ではエキゾチックな魅力を引き出しています(⇒ノルベルト・シュナイダー著・フェルメール・69ページ)
描かれた少女のターバンは、300年以上の月日を経過しても、色あせることなく、輝いてます。
実際に観た青いターバンは、本当に薄い・淡いブルーでした。黄色とのバランスも奇麗でした。色あせていると思う箇所もありましたが、娘に買ってやりたいと思うほど、素敵でした。
(2002年5月29日作成 8月25日加筆)
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