ホームフェルメール作品(25の秀作)取り持ち女

取り持ち女

 作家を見る時に、よい時期があることを感じます。それは、artist全てに共通することではないでしょうか?

 例えば、あまり比べるべきではないかと思いますが、私の好きな作家に、ヒロ・ヤマガタ先生がおられます。お会いして、お話したこともあるのですが、一生懸命描いていた時期を、1985年頃と、フッと言われました。

 作家にもよりますが、だいたいはよい期間は10年くらいではないでしょうか?そうした場合、フェルメールの輝いた時期は、下記作品「取り持ち女」が描かれたとされる1656年頃から、「絵画芸術」が描かれたとされる1667年頃では、ないでしょうか?

取り持ち女

この絵にも、3箇所Catch eyeしました。探してみてください。
答(取り持ち女)

 遊び心で、自作したコイン(・取り持ち女の絵のフェルメールのサインをもとに作成)が、マウスポインタに付いてくるようにしました。楽しんで下さい。なお、このJava Scriptは、Clubとむやん君のものを使いました。

 フェルメール(Vermer)のことを風俗画家といいます。私は、馬鹿だから、その意味は良くわかりません。ホームページを作成するにあたり、数冊の本を読みました。作品も同じものを何回も見ました(本の中ですけど・・・)。私が思うには、ヨハネス・フェルメールの題材(モチーフ)は、恋愛ではなかったのでしょうか?恋愛に駆け引きは、ついて廻ります。相手を落とすには、微妙なやり取りはあります。だから、楽しい面もあります。それは、男性も女性も同じで、いつの時代も共通のものです。


 この作品は、色々考えるとドンドン素敵な作品になります。見る回数を増やせば、全体に流れるいやらしいものは、消えていきます。


 話をかえます。この「取り持ち女」の中には、フェルメールの自画像が描かれているとされてます。左手の笑っている男性が、そうです。そして、「絵画芸術」にも、後ろ向きで自画像が描かれてます。私には、最初ニッコリ笑って登場して、背を向けて終わりにした気がします。もちろん、フェルメール自身は、そのようなことを、考えてなかったと思います。


 「取り持ち女」の存在は、フェルメールのことを勉強すれば、するほど、気になってきます。この絵があるドレスデンに、早く行ってみたいです。ただ、今災害で大変みたいなので心配です。、来年の夏までに、復興してもらいたいです。


 次は、「絵画芸術」について、述べます。


(2002年5月27日作成 6月6日加筆 8月25日加筆)


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