静岡県


写真1
写真:静岡県静岡市 薩た峠からの眺望
薩た峠は由比と興津の間の峠道で、江戸時代
の五街道のひとつ東海道が通っていた峠です。

浮世絵師・歌川広重が描いた東海道五十三次
の由比は、薩た峠からの眺めです。

眼下には東海道本線、国道1号、東名高速が走
ります。


三保松原は富士山の構成資産のひとつとして
世界文化遺産に登録されています。

松原越しに富士山を望む、絶景ポイントです。

日本三大松原
 ・三保の松原(静岡県)
 ・気比の松原(福井県)
 ・虹の松原(佐賀県)
写真2
写真:静岡県静岡市清水 三保の松原


写真3
写真:静岡県静岡市清水 天女の羽衣の松
羽衣の松は、天女が舞い降りて羽衣を掛けたと
いわれる伝説の松です。

「羽衣伝説」は各地にありますが、ここの伝説は
ちょっと違います。

羽衣を盗った猟師は、天に帰ることが出来ない
と嘆き悲む天女を見て、羽衣を返してあげます。

天女は喜び、天女の舞を見せてくれたとか。


徳川家康が自らの遺言により埋葬されたのが
久能山です。

翌年、日光東照宮(栃木県)が造営され、家康
はその遺言通りに神としてまつられました。

「自分が死んだら遺体は久能山に埋葬し、1周
忌が過ぎたら日光山に小堂を建てて勧請する
こと。自分は関八州の鎮守となるだろう」
写真4
写真:静岡県静岡市 久能山東照宮 楼門
                  (重要文化財)


写真5
写真:静岡県静岡市 駿府城 東御門
江戸幕府を開いた徳川家康が、秀忠に将軍職
を譲って隠居し、入城したのが駿府城です。

五層七階の天守閣がありましたが寛永12年
(1635年)の火災で焼失し、以後再建される
ことはありませんでした。

現在は駿府公園として整備されていて、巽櫓、
東御門が復元されています。


次ページ