JA0BYV移動用アンテナ4
JA0BYV 21MHz 三角ループアンテナ


このアンテナはデルタループをコンパクトにできないかなーと思い単純にコイルを
3ヶ所に入れてエレメント長を一辺4.5mから2.4〜2.6mほどに短縮しただけのものです・・・
本来の形は逆三角形ですが移動用にはトップヘビーでは… で三角形で作ってみました。Hi
今回もお金をかけずに、手持ちの材料+廃品+もらい物+ゴミとしか言えないようなもので
時間もあまりかけずに作ってしまった。 使用パーツの一部を紹介しますと折れた釣竿、
壊れたトランスをほどいた銅線、洗濯機の排水ホース、産廃の同軸ケーブル等など(-_-;)
長さはあくまでも参考値、HOME-QTHの庭で(2mH位)で調整したものです。
最初はインピーダンスのミスマッチを承知でとりあえずケーブル直付けで
21.35MHzにてSWRが最低になるように調整しただけのアンテナです。
コイルやエレメントの両端は圧着端子を付けて3mmビス&ナットでつなぐ方法。
底辺部は以前DPのマストにしていて折れた釣竿の残骸をとってあったので利用
マストとの取付は幅2cm程度のマジックテープでぐるぐる巻き、軽いのでこれでOK
取付もばらすのも非常に簡単です。マストも縮めコンパクトに収納して移動可。
短縮型のためとケーブルミスマッチも含め、バンド幅があまり広くないので
調整用ワイヤーも用意しないとコンテスト時SSB/CWの両方に使うのが厳しいです。
(2003.08.02) 約3時間で作成、翌日FD testで使用、悪いコンデションの中、午前中44局とQSO
(2003.08.16) 50オーム同軸直付けから、一応Qマッチセクションを入れました。
3C2Vを21.2MHzの1/4波長×短縮率(67%)=2.37mですが、測定結果(かなりアバウト)から
5cm位の誤差はアリです。 で、LOOP-ANTとRG58A/Uの間に3C2Vを約2.4m入れて、
エレメントの再調整をしただけです(10cmほど延長)。自宅庭先から加治川の土手へ場所を移し
21MHzSSBで運用。自作WHIPとの比較で送受ともS1つ以上UP(WHIPと同じなら意味なし)
2時間で25局とQSO。CONDXが良くてWHIPでRS59で届いているときは変わりなしのREPRTも
(結論)あまり派手にアンテナを設置できない所やCONDXの非常に良い時はWHIPで充分だが
CONDX下降時やQRP時はこのS一つ+αの差が大きいです。  2003.08.17追加修正UP
2003.08移動運用での三角ループアンテナ