AO-13
  OSCAR-13の思いで

このQSLカードはFirstDayOSCAR-13と記入され、しかもPreaseQSLで
南アフリカからのものです。
 1988年7月22日15:00UTCに初めてAO-13衛星のトランスポンダがONに
なり衛星の中継機能が働きはじめた時のQSOで忘れもしない日本時間
の0時5分前に既にONになり、バンドの中のノイズがザワザワという感じで
増え始め衛星の誕生した瞬間をあじわい、非常に興奮しました。
翌日の仕事も考えずに3時頃までワッチonAIRしたことを覚えています。
多分その時QSOした各局は同じ思いだった事でしょう。そんなことを思い
出させる1枚です。
打ち上げは1988年6月15日でその日は日本時間20:30からJAMSATnet
が3.548MHzで開始され打ち上げの様子、成功が中継され23:03フィリピン
上空あたりでBeaconがONになり、これが 本当の衛星誕生を確認できた
瞬間で私のところでも145.810MHzのPSK信号がRS52〜55位でQSBを伴
って入感、NetへReportとお祝いのメッセージを送りました。
 そのOSCAR13号も1997年12月5日09:00UTC大気圏に再突入し9年間
地球周回超楕円軌道約6500回の短い一生を終えました。