佐賀県立自然公園 天 山 |
佐賀県の中央部、佐賀市富士町、小城市、多久市、唐津市厳木町の境いにある標高1046.2mの山。
佐賀県では経ヶ岳、背振山についで3番目に高い。平野部から直接そそり立つので眺望がよい。
山頂はひろびろとした草原となっていて、玄界灘、雲仙、阿蘇の噴煙なども眺めることができる。
また山容が秀麗なため、よく絵にも描かれる。
頂上付近に天山上宮があり、干ばつの際の雨乞いや、境内の池の水を汲み帰り田に注いで豊作祈願をする神として敬われている。 |
天山の周辺 |
吉村家住宅(佐賀市富士町上無津呂)
佐賀県北部山地に多い直家形式のやや大型の農家。1789(天明9)年建てられた。 年代が明らかな民家としては、佐賀県下最古の農家住宅。 |
仁比山神社(神埼市神埼町仁比山)
729年(天平元年)に農業の神様として祭られ、現在は山王さんと呼ばれ親しまれている。社殿の裏には泉がある。 |
仁比山神社松尾宮
祭神は大山咋命、中津島姫命。 大山咋命はある日猿が穀物を咬みみ砕き木の洞に入れているのを見た。後日そこには良い香りがするようになり、猿がそれを口にしているのを見て不思議に思い、自身も飲まれたところおいしくて気持ちが良くなった。同じようにして自分でも造られた。それが酒の醸造の始まりといわれ、酒の神様とされるようになった。 |
古湯温泉(佐賀市富士町) |
炭酸ナトリウム、ラジウム、マグネシウムなどを主成分とする無色透明無臭無味のアルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)。秦の始皇帝の命により不老不死の薬を求めて来日した徐福によって発見されたとされる。その後戦乱や水害によって埋没しては発掘されてきたが、現在は鶴が湯浴みをしていたという鶴霊泉、川上実相院英龍僧正の扁額がある英龍泉と戦後開発された富士泉、徐福泉の泉源がある。泉源の温度は34.4〜43.6℃で、湧出量は毎分1トン。
入浴すると、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、痔疾、疲労回復、健康増進などに効果があるとされています。 入浴施設として古湯温泉館がありますが、旅館、ホテルでも温泉に入ることができます。北部山村開発センターには温泉スタンドがあり湯を汲むことができます。敷地の横の河原には富士泉源があります。 |
神埼温泉(佐賀市神埼町) |
神埼温泉いこいの家浴槽 仁比山源泉
ナトリウムイオン、カルシウムイオン、炭酸水素イオンなどを含む無色透明無臭無味の単純弱放射能冷鉱泉(アルカリ性低張性冷鉱泉)。泉質は滑らか。源泉の温度は20℃。入浴のために加温してあります。 入浴すると、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、動脈硬化症、高血圧、慢性消化器症、疲労回復、健康増進などに効果があるとされています。 入浴施設として神埼温泉いこいの家などがあり、いこいの家敷地の横に神埼温泉仁比山源泉があります。 |
うまいもの、お土産 |
小城羊羹 | 小城市 | |
おふ餅 | 神埼町 |