長崎ランタンフェスティバル
長崎燈會

玄武
 2001年1月24日、長崎燈會(Lantern Festival)が始まりました。長崎在住の華僑の人たちが行っていた、中国の春節祭(旧正月)を起源としたイベントで、長崎市新地の湊公園をメイン会場として、長崎・鉄橋、浜町観光通りアーケード、旧唐人屋敷などが、約12,000個のランタンの光りで溢れます。。
 今年のメインオブジェは、高さ4.6mの「玄武」です。玄武は、中国では北の方角の守り神とされ、亀の胴体に龍の頭を持つ空想の動物です。
 湊公園では、2月7までの期間中、龍踊り(じゃおどり)、中国獅子舞や中国雑技なども行われます。
1月28日と2月4日には、媽姐行列が福建会館と興福寺の間で行われます。1月27日と2月3日には、華やかな皇帝パレードが崇福寺と湊公園の間で行われます。
 媽姐行列は、鎖国時代の中国貿易で来航した中国船が、守護神「媽姐像」を中国寺の媽姐堂に安置し(菩薩揚げ)、出航する前には媽姐堂から船へ戻した(菩薩乗せ)儀式的行列です。行列には、唐人をはじめ、通事、役人に小者も加わり、ラッパやドラ、爆竹の音も賑やかに行列しました。
 行事は2月7日まで行われます。(この行事は旧暦で行われるため、年によって日程が変わります。)
↑楊貴妃  湊公園会場のランタン  龍↑
新地・中華街の提灯
 新地は江戸時代、中国貿易のための倉庫があったところです。いまでは、中国料理店が集まる食の繁華街です。
浜町商店街の提灯
皇帝パレード媽姐行列
皇帝パレード 2001年2月3日浜町にて媽姐行列 2001年2月4日興福寺にて
媽姐行列
媽姐行列に参加したミス
北九州、福岡、熊本など各地のミスがランタンフェスティバルを盛り上げてくれました。
花電車長崎燈會のPR花電車
 長崎ランタンフェスティバルをPRするためにフェスティバル前と期間中走っています。
 媽姐行列の出発地となった興福寺ではどこかの変なおじさんが、各地から応援に駆けつけたミス達と一緒に記念写真を撮っていました。

[2001 Jan. 24日作成,Feb. 04補訂]
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