第九節:VIVA仙台!!そして暑い国への帰還…

9月2日(火)天気:曇り。
行程:フェリー〜仙台

 起きた…のは6時半くらいか。まだ周りは結構眠っているのでおとなしくしておく、が、7時が近づくにつれ皆が起き出してくるので安心して起床。まぁ、フェリーゆえあまり寝心地がいいとは言えないが新日本海より枕が低くていい感じである。
目も覚めてきたところで無理矢理朝飯。当然、インスタント食品。でも、これできっとインスタント&レトルト生活ともおさらば(のはず)。ようやく人間の生活に戻れますよ、にいさん(意味不明)。
飯食った後は(朝一からカップ焼そばは重い)、ボケーっと過ごして下船の時間を待つ。すると、隣の老夫婦と話す機会があり、自転車で回っている(いた)とかいう話をしていたら、りんごと柿、あとお菓子ももらっちゃいました。いやいや、ありがとうございます。
天気予報なんてのをみていると、関西では先月18日からひたすら真夏日が続いているとのこと。ってことは今回の北海道ツアーはまさにドンピシャのタイミングで出発したことになる。これで帰ってくる頃から涼しくなってくれれば万万歳なのだが…
9時頃、フェリーの窓からも港の様子がみえてくる。もう仙台に着いたのだ。そろそろ着岸、下船との流れになるだろう。そう考えるとおよそ10日間程と、久しぶりに2桁北海道に居たわけだが、やっぱり離れてみるともうちょっと居ればよかったかなぁ〜なんて思うわけで(笑)
下船。当然(輪行している)チャリダーは輪駆一人。そして、他の人はバスで仙台駅に向かうか、乗用車で我が家に戻るか…友人が迎えに来るのを待っている間に、いつのまにか輪駆は一人。
そして、友人(H氏)が迎えに来る。仕事途中だったもんで、商用車でのお迎えだ。ホント、忙しい中わざわざご苦労様です。
そして、H氏の家で下ろしてもらい、H氏はコレから仕事へ。輪駆は一人お留守番(笑)とりあえず、洗濯して、掃除して、買物して…とまるで主夫。でもまぁ、普段の一人暮らしで慣れたものだし、平日は全て仕事をするH氏にとって、なかなか掃除や洗濯する暇なんてないだろうから、まぁ、いいんじゃないかと(洗濯は自分のしかしてないけどね)。
そして、8時頃。仙台市街地で後輩(文化会本部時代の手下)に会うというのでH氏のお仕事先に行ってから地下鉄で仙台市外へ。泉中央〜仙台間¥290、ちょいと高いかな(それでもかなりの赤字が出ているらしいけど)??
後輩に会って、地元臭い居酒屋へ。モノは結構おいしいのだが、ちょっと高いのが難点か。でも、自家製の梅酒はかなり好評。しかし、3人で¥15,000も飲み食いしたとは…
帰ってきて(後輩とは市街で別れた)とっとと眠る。H氏は明日も仕事。輪駆はもう一日似たような日を過ごすのだ。う〜し、頑張るぜっ!!

9月3日(水)天気:そこそこ晴れ。
行程:仙台でぼけーっと。

 本当に一日ボケーっとすごす。いやいや、特に外に出ることもなく、ひたすら暇を潰す(笑)こういうのは慣れたものとはいえ、さすがに厳しいかな??
で、ぼけーっと時間潰して(さすがに暇です)9時頃H氏帰宅。さっそく夕食にする。しかし、これは家庭を守る主婦の皆様は相当大変だな…離婚率が高くなるのが分かる気がするよ…
飯食ったらとっとと寝る。酒も話もそこそこに…やっぱり疲れているものなんですよ。
明日はH氏が休みを取ってくれているのだ。う〜む、感謝感謝。

9月4日(木)天気:晴れ。
行程:仙台〜白河〜会津若松〜仙台(車移動)

 そんなわけでH氏が休みの為に、今日は表に出る。といってもH氏は少しだけ仕事。そのお陰で白河なんて、輪駆には何があるのかもまったく分からないようなところに行くことになる。まぁ、その後じゃぁ猪苗代湖にでもってんで、それはそれでありかな、と。
で、東北道を経由して白河へ。仙台から東京まではおよそ400km、大阪〜東京間よりは短いが、結構な距離だ。まぁ、白河までなら200kmもない。2時間程で白河到着。そこで、ちょっとだけ仕事をして、さぁ、猪苗代湖へ。
でも、途中でガソリン切れのピンチを迎える、が、何とかぎりぎりのところで回避。いやぁ、どきどきするねぇ。
で、方針変更して会津若松へ。会津若松といえばボヤッキ−(笑)誰が何といおうとコレは譲れない。白虎隊とかあるらしいが、そんなのは着いてから思いだすような事実。やはりボヤッキーの故郷。それが輪駆の中の会津若松。
そんな会津若松だが、当然、ボヤッキーの生家とか、そんなものがあるわけがない(当然だが)、ので、まぁ、無難に白虎隊の自刃の地(飯盛山)なんてのを見る(資料館は入らず)、そこで日大の人がアンケートを取っていた、俺も昔はあんなことを…してなかったなぁ(汗)。
その後、青葉城に行く。でも、昔からある城じゃないのかな(造り直したっぽい)??やはり城といえば松山城(笑)。でも、城内(建物の外)の雰囲気や景色はかなり良い感じ。こういう風景が身近にあるってのはいいねぇ。
ボヤッキーの故郷見学はその程度。仙台に戻り、先日の居酒屋で後輩が忘れたジッポを取りに行く。これはお礼をもらわないとな。
家に戻って酒盛り(笑)車の中から続いていた秘密のトークで盛り上がる。
結局7時過ぎから飲んで気が付けば日が変わってました…それでも語り足りない位!?
ま、明日に備えてまた眠るんです。いや、輪駆がじゃなくって、H氏がね。

9月5日(金)天気:曇り。
行程:仙台

 朝早くにH氏が家を出てゆく。今日は秋田方面へ行くらしい。お仕事の邪魔もできないので輪駆はお留守番。今日一日も仙台で過ごす。
でも、さすがに今日も家で過ごすわけにはいかない、今日位は仙台市内をぶらぶらしておかなければ…という妙な使命感。
とりあえず10時前に家を出発。テクテク歩けば30分位かかる。泉中央駅から仙台に向かう、とりあえずの目的は仙台〜東京間、東京〜高槻間のダイヤを調べること(今回は時刻表を購入していない)。後は、適当に仙台市内をぶらついて「ずんだ餅」でも食べてみようか、というあたり。
仙台に着いたら早速ダイヤ検索。それ自体はそんなに時間はかからない。ついでに「ムーンライトながら」の空席を聞いてはみるが、当然あるわけもない、だって日曜の夜だし…
その後は、歩きまわり開始。まずは駅前の本屋でちょっと調べもの。その後は、朝市なるものがあるというのでいってみる。行ってみると区間こそは短いが、結構活気があって安い(スーパーで購入するよりは)。あまり観光地化していないのか結構地元客が多い感じ。なんだか高槻の市場を思いだす。まぁ、こちらは何故だかどの店も消費税を取っているあたりが微妙といえば微妙だが。
その後、先日歩いたあたりをうろうろ。CD屋になんか寄ってみたりして9/3発売のCOSのCDを探してみるものの、なかなか見つからない。ようやくタワレコで見つけたもののとても2日前に発売されたCDとは思えないほどの軽い扱い…まぁ、本当に良い者は大衆には理解されないということか…
その後昼食。色々と探し歩くも結局牛タン定食になってしまった。別段牛タンに執着があったわけではないが、他に良いものがなさそうだったから…牛タン定食はちょっと値は張るけどやっぱりおいしいもんですよ。
その後、JR駅内を探索し、「ずんだ茶房」を発見。その名の通りずんだメインのカフェといったところか。ずんだ餅×3にお茶(冷・温)が付いて¥500。食事後だったがまぁ、食後の一服という感じで注文する。
ずんだって、見た目はかなり…だが、味の方は枝豆の味と甘さがしっかりマッチしてなかなかおいしいじゃぁないか、と思ったのが一個目。二個目になるとちょっと疑問符が湧く。コレは…重い!?と。
3つ目になると…いやぁ、食うには食えたけどもう無理っす。ってか、しばらく動くことすらできず。いやぁ、コレの早食いなんてとてもとても…魔神の恐ろしさを身にしみて感じましたよ(まだ見ていないけどね、「対決列島」)。
ホントに20分位動けないで、結局店を出た後も身体が重い。それでもなんとか再び朝市通りにいって夕食のおかずを購入。秋刀魚って手もあったけど、やはり魚料理は二の足踏むなぁ〜結局購入したのはにんにくの芽。3束¥100。安いっしょ。
家のほうに戻って駅前のヨーカ堂で残りのおかずを購入。ふっふっふ、腕振るうぜ〜。
その後に、荷物を送るために段ボール探し。ダイエーに行ってみるが、ちょっとサイズが小さい。ヤマダ電気でもらったのは大きすぎ。どうしようかなーと思いながらおろし機がなかったので購入しにいったダイエーでちょっと良いサイズの段ボール発見。しっかりもらって帰りましたよ。家に戻っていれてみたらうんうん、良い感じです。ただ、シュラフとロールマットは持ちかえることになりそうだねぇ。
後はH氏が戻るのを待つのみ。夕食の準備をして、座して待つ。

夕食食べて、軽く酒を飲んで、そのまま明日に備えて眠りました。
明日はいよいよ関東方面への移動日、青春18切符が久々に役に立つ日がやってきたぜ!!
でも、大根おろし購入したくらいであんなに怒るなんて…ちょっとしょっく。

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