日本写真紀行／Hitosh／紅葉台、旅・ドライブ

紅　葉　台
Ｋｏｕｙｏｕｄａｉ　１１６５ｍ

		紅葉台よりの富士　　富士山を望む景勝地は、あちこちに沢山あるが、その中でも、間近に富士の雄姿を望めるのは、何と行っても、この紅葉台である。丁度、富士五湖の一つ西湖と、富士山の中間にある、絶好の場所となっている。　　５月の連休を利用して、東京を朝早く車でやってきた。普通は、河口湖からバスで「風穴」まできて、そこから氷穴そして紅葉台と徒歩５０分位かかる所であるが、今回は車で紅葉台の麓まで来て、下に車を置いてここまで登ってきた。
		西　湖　　以前に、この西（さい）湖湖畔の根場民宿村に、十二ヶ岳、鬼ヶ岳経由鍵掛峠より降りてきたことがある。この写真の丁度中央上のヨシ沢沿いの道である。その時は西湖と青木ヶ原、そして富士の姿が正面に見え、まるで富士に向かって下山する感じであった。その富士の前景にあったのが、この紅葉台である。　　紅葉台、三湖台（１２０３ｍ）、そして足和田山（１３５５ｍ）、段和山と１２００ｍ級の山が連なっており、良いハイキングコースとなっている。この尾根は東海自然歩道にも指定されているので良く整備されており、気軽に安心して歩く事が出来るところでもある。
		西湖は湖面の高さが９００ｍで、最大深さ７１ｍで、富士五湖の中では一番静かな所で、湖の透明度も一番高く水の色も、藍色で神秘的でもある。丁度、この紅葉台と、鍵掛峠のある御坂山塊の中間に位置している。　　この湖の右（東側）に、河口湖がある。そして左に見えるのが精進（しょうじ）湖である。この精進湖と、西湖の水面の高さは同じであるが、河口湖は湖面高さは８３１ｍと低くなっている。この標高差を利用して、地下水道を堀り発電が行われていると聞いて、日本人の智慧、抜け目の無さに驚いた。
		精進湖　　三方が山に囲まれた、富士五湖の中で最も小さい湖である。深度１６ｍと浅いため、冬は全面結氷し、ワカサギの穴釣りやスケーターで賑わうところである。手前の樹海が有名な青木ヶ原だ。　　今回の紅葉台は２回目であった。１回目は、中学校の修学旅行であったから、ずいぶん久しぶりの訪問であった。このあと、本栖湖から白糸の滝へ向かった。天気が良く、快適なドライブでもあった。

ルート河口湖～バス　　風穴下車風穴～氷結～紅葉台～三湖台～足和田山～段和山～天神社～大嵐～バス　河口湖歩行　３時間		駐車場・休憩所風穴　５０台位、有料トイレあり紅葉台下　１０台位、無料

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Ｈｉｔｏｓｈ