富士・本栖湖
Motosuko 900m

本栖湖
  富士山五合目御庭より見下ろした本栖湖である。本栖湖は三方が山に囲まれ、右手前(東端)が本栖集落、そして青木ヶ原へと繋がっている様が手に取るようにわかる。左手には、雄大な南アルプスが広がっている。
  本栖湖は、湖の周囲がキャンプ場になっており、車でぐるっと一周(約10km)できるところである。夏場のシーズンは嫌になるほど混雑するが、湖畔よりの湖面と富士の調和が素晴らしいところである。 
本栖湖湖畔
  本栖湖は、富士山北麓にある湖で、富士五湖の一つである。かつては本栖湖、精進湖、西湖は一つの湖(せの海と呼ばれていた)であったが、富士山の青木ヶ原溶岩流で分断されて3つの湖になった。湖面の標高はこれら3湖とも900mである。今でも地下で繋がっているとのことである。
   本栖湖は最大水深122mで、五湖中最も深く、湖底の水温は年間を通じ約4度Cとのことで、冬季も凍結しない湖となっている。また、水の透明度も富士五湖中で最高である。
  五月の連休の為、多くの観光客が来ているが、この辺の本当に混む時期は、夏である。一度夏に来たことがあるが、この湖の周囲にキャンプ場が多いこともあり、車で来ると渋滞で嫌になるほどである。キャンプ場からはみ出した車が、湖岸を一周している道路の片側車線に縦列に違法駐車し、車が片側しか通れず、対向車があるとどうしょうもなくなる所でもある。
  オートキャンパーのマナーの悪さは、本当に目に余る。我々はその時、湖畔の国民宿舎「本栖ロッジ」に泊まった。そして、翌朝早く、湖岸北西の中之倉トンネルの手前の撮影好適地に行った。
  5000円札の図柄となった所で、大きな三脚にカメラを付けた人が多数集まっていた。湖と竜ヶ岳の裾野と、そして富士の姿が見事である。この写真も手元にあるが、これは別途紹介したい。その時は、富士山の七合目まで登った後、この湖畔に来た。思えば、この富士五湖周辺は今までに、数え切れないほど何度も訪れたものだ。

  今回は、このあと、朝霧高原、そして天子ヶ岳(1330m)の麓、白糸の滝へ向かった。



ルート

中央高速 河口湖〜富士パノラマライン
〜紅葉台〜精進湖〜本栖湖

歩行 一周3時間

駐車場・休憩所

本栖湖駐車場 無料



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