志賀高原、蓮池 前日は野尻湖に泊まった。そして、朝一番で中野市より国道292号線を通り、湯田中、渋温泉経由で志賀高原にやってきた。 志賀高原は、長野県北東部にある火山性の高原で、横手山(2305m)、岩菅山(いわすげやま、2295m)、東館山(2030m)、西館山(1757m)、笠ヶ岳(2076m)等の高山に囲まれた所で、その中央に吹き出した志賀山(2037m)からの大量の溶岩流により、埋め尽くされ、起伏に富んだ標高1400mから2000mの盆地状の高原が形成された。 |
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この溶岩流の大小の凹みに水が溜まり、出来た多数の池が、大沼池、木戸池、丸池、蓮池(左写真)、三角池などである。 これらの池は、綺麗な水を湛え、特に初夏の今頃は爽やかな、如何にも高原であると云った佇まいを見せていた。 |
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志賀高原 志賀高原というと、スキーのメッカとしての方が有名かも知れない。志賀高原は、上越国境の豪雪地帯に比べると積雪量は少ないが、標高が高いため、積雪期間が長く、雪の質も乾いた粉雪が多く、また地形の起伏も多いため、スキー場としての自然条件に恵まれていた。 そこに目を付けた米軍が、将兵の休養のため志賀高原丸池スキー場を接収して、日本で始めてスキー用のリフトを建設した所でもある。それ以来、日本有数のスキー場になったとのことであった。 |
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志賀山 志賀山(2037m)が噴出する前(約数10万年前)は、大小の池の散在するこの辺一帯は、志賀カルデラ湖であったとの事であるが、こういうことに興味を持ち出すと、天文学ほどでは無いが、スケールが大きくなる。人間の営みが矮小に見えてくるから不思議である。 |
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我々(7人)は、この後白根山経由草津へ抜け、長野原、吾妻、渋川、高崎を通り、東京に戻った。砂利道が多く、タイヤのパンクも何回かあり、到着したのは、深夜になってしまった。今回は、会社の新人のT、W君とKさんの歓迎ドライブでもあったが、かなりの強行軍となってしまった。 今とは違い、まだ高速道路の出来ていない頃のドライブであった。 |
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ルート 上信越自動車道 須坂長野インター 〜国道18号〜中野 〜国道292号、草津志賀道路 〜渋温泉〜志賀高原、蓮池 〜草津〜長野原〜高崎 歩行 1時間 |
駐車場 志賀高原、池周辺 無料 |
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