戸隠高原・野尻湖
Togakusi Kougen、Noziriko

戸隠バードライン
  長野・善光寺に立ち寄った後、戸隠バードライン(1964年開通)を通って、戸隠(とがくし)高原に向かった。戸隠高原は、飯縄山(いいずなやま、1917m)と北西の戸隠山(1904m)、黒姫山(2053m)に囲まれた高原である。
   主に、岩屑流(がんせつりゅう)の堆積面と、発達した扇状地よりなり、標高1000m内外の高原である。古くから、修験道道場として開けた宗教集落(戸隠中社)、宝光(ほうこう)社があり、戸隠神社の門前町となっている。
  今は、牧場、スキー、キャンプ場、森林植物園、別荘等の開発が進みすっかり観光地化してしまっている。
戸隠神社
  戸隠山山腹の奥社(奥宮)と、山麓にある中社、宝光社よりなっている。創建は850年というから、並ではない。戸隠山を霊山とする山岳信仰により、古くから修験道場となった。武田信玄、上杉景勝、そして徳川家康の信仰も厚くその庇護を受けた。
   戸隠山は、ブナの原生林地帯としても、有名である。登山道は、すべてこの戸隠高原からのもので、戸隠神社奥社を経て八方睨(にらみ)へ至るルートが一般的である。八方睨からは、北アルプス、八ヶ岳、菅平、志賀高原等が一望におさめることが出来ることで人気がある。
野尻湖
  雲が懸かっていて、戸隠山の勇姿は見えなかったが、雰囲気だけを味わい、戸隠高原を後にして、野尻湖に向かった。
  野尻湖は、長野県北部にある湖で、斑尾(まだらお)山(1382m)の溶岩流により沢が堰止められ出来た湖(湖面標高654m)で、昔はその形状から芙蓉湖と呼ばれていた。周囲17.5km、最深部37mとそれほど大きい湖(長野県では諏訪湖に次いで第2位)ではないが湖底からの湧水量が多いため、貯水量は多い。出入りが激しく、また湖中には弁天島(琵琶島)もあり、景観は変化に富んでいる。
野尻湖・弁天島
  野尻湖は、国道18号線(北国街道)沿いにあり、今は上信越自動車道の信濃町インターの近くにあり、長野方面から妙高、上越市への途中の良い休憩地となっている。このあと、ここを通る度に、寄港地の様に必ず立ち寄った。休憩には最高に良い所でもある。
   ここで、民宿に泊まり、翌日は志賀高原に向かった。会社の仲間との、ドライブもすっかり恒例となってしまった。  


ルート
中央線 長野
上信越自動車道 須坂長野インター

長野善光寺〜戸隠高原〜戸隠神社
〜野尻湖〜志賀高原 


歩行 1時間
駐車場

 戸隠神社前、野尻湖 

無料


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