東秋山林道・見倉 昨夜は、信州の戸狩温泉に泊まった。朝、出発して、千曲川沿いの国道117号線を新潟に向かい、津南で右折し中津川沿いに国道405号線に入り、上流を目指した。 この中津川の上流部で、信越国境に跨(またが)る地域を秋山郷と言っている。東側の苗場山(なえば、2145m)と、西側の鳥兜山(とりかぶと、2038m)に挟まれた山峡の豪雪地帯で積雪は2〜3mにも達するという。 |
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平家の落人の集落に始まると伝えられている。秋山郷は、新潟側の穴藤(けっとう)、逆巻(さかまき)、清水川原(しみずかわら)、見倉(みくら)、上穴藤(かみけっとう)、前倉(まえくら)、中ノ平、大赤沢と、長野側の小赤沢、屋敷、上野原、和山(わやま)、切明(きりあけ)の13集落を言う。 かつては冬季は陸の孤島状態になるため、医師と警官が泊り込みで派遣されたそうだ。また、雪に閉ざされ全滅した集落もあった由。正に、日本の秘境であったところである。 |
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中津川渓谷 上の2枚の写真は秋山郷の清水川原より、中津川沿いを走る国道405号線より別れ、川の反対側に新たに作られた東秋山林道に入ったところの、見倉付近で撮影したものだ。紅葉の名所として知られているところである。 左の写真は東秋山林道大赤沢付近より中津川渓谷を見下ろして撮影したものである。 |
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秋山郷前倉橋 東秋山林道はこの前倉橋の先で、国道405号線に合流している。この橋は国道405号線が中津川に架かる橋である。国道と言ってもすれ違いがままならない狭い道である。 この橋の袂に平家茶屋があり、土産物や、食事も出来るようになっている。岩魚の塩焼きが名物となっている。 辺境の地と言うイメージがあったので、この店に入りほっとした。 |
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中津川渓谷 平家茶屋の横より細い道が出来ており、河原に下りる事が出来る。綺麗な水の流れであった。 中津川は、群馬県の野反湖(のぞりこ)を源流とする川で、津南町の大割野で信濃川に合流している本当の清流と言える。 |
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河原で清流を楽しんだ後、さらに中津川上流の大赤沢、小赤沢に向かった。その後志賀高原に抜けた。 今回は、4輪駆動車3台に分乗しての写真仲間との撮影行であった。 |
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ルート 上信越自動車道 豊田飯山IC 〜国道117号線〜戸狩温泉(泊) 〜津南 〜津南秋山長野原線(国道405号線) 〜秋山郷、東秋山林道 〜前倉橋〜大赤沢 |
駐車場 前倉橋 平家屋にあり 休憩所・トイレ 平家屋のみ |
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