扇沢 5月の連休に、車で大町より扇沢大町線(大町アルペンライン)を通って来たが、扇沢(1433m)の手前で渋滞に巻き込まれた。 扇沢の駐車場が満杯で、先へ進めないのである。仕方ないので、前の車から順番に路肩駐車していく羽目に成った。 路肩に車を置いて、20分ほど歩いてトロリーバスの発着場まで行った。 |
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黒部ダム(黒部湖) 関電トンネル(大町トンネル)をトロリーバスで行くと16分で黒部ダム(標高1470m)に到着する。あっと言う間に、かつて秘境といわれた黒部峡谷の奥に到着してしまった。 私が始めて黒部峡谷に訪れたのは、学生時代に富山から路面電車で宇奈月温泉まで行き、そこからトロッコに乗って欅(けやき)平まで行った時である。 |
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黒部川上流 この時は1時間半もトロッコに乗って、黒部峡谷の景観を楽しむことが出来たが、今回はあっけなかった。 黒部ダムは黒4ダムとも呼ばれ、正式には関西電力黒部川第4発電所(1963年完成)という。日本最大の高さ(186m)のアーチ式ダムである。 この発電所を建設する際の物資移送用のトンネルが今観光用トロリーバスが走っている関電(大町)トンネルである。 |
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上流側山塊 5月の連休では、北アルプスは未だ雪で真っ白であった。黒部川は立山連峰と後立山連峰の間の谷を流れているため、日本で最も深い峡谷を作っている。 源流は北アルプス中央部の祖父岳(2825m)と鷲羽岳(わしば、2924m)の間で、そこから富山県の河口まで全長85kmの急峻な河川となっている。 |
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立山 黒部ダムの展望台より見た立山(3015m)である。恐ろしいほど切り立った山である。 黒部ダムから黒部ケーブルカー、そして立山ロープウェイと乗り継いで、簡単に立山の大観峰(だいかんぼう、2316m)まで登ることが出来る。そこからトロリーバスに乗り変えて、立山トンネルを抜け、室堂平(2450m)まで行ける。 |
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下流側 費用はえらく高いが、便利になった。素人でも簡単に立山まで行けるようになった。このルートを立山黒部アルペンルートと呼んでいる。 今回は、車を扇沢に置いてあるため、立山には行かずに引き返した。風がものすごく強く、凍えそうであった。 この後、姨捨(おばすて)山の山麓にある旅館に泊まり、翌日は聖山(ひじり、1447m)に登った。 |
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ルート 長野自動車道 豊科IC 〜大町〜扇沢 〜関電(大町)トンネル、トロリーバス 〜黒部ダム 歩行時間 1時間 |
駐車場・休憩所 扇沢 無料 |
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