唐松尾根より富士 朝の9時20分、大菩薩の表玄関である上日川峠に到着。5月の連休のこの時間では駐車場は満杯であった。林道を少し小屋平の方へ走ると、駐車スペースがあったので、車を停める。我々の後からも、次々と車がやってきた。それだけ、大菩薩は手頃な人気コースとなっている。 上日川峠から、福ちゃん荘の脇を抜け、唐松尾根の途中から見た富士である。 |
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南アルプス 唐松尾根からみた、南アルプスである。雪を被った南アルプスのすべての山々が見事な勇姿を見せている。これをみていて、次はあの山に登ろうと決めた。まさにそこに山があるから登る心境であった。それほど魅惑的な景観であった。 |
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雷岩より富士と葛野川ダム 唐松尾根を登り切ったところが雷岩である。ここからの展望は見事である。富士、南アルプス、そして何と言っても、南北に連なる大菩薩の広大なカヤトは、ほれぼれとするほど素晴らしい。 雷岩よりほんの一登り(約10分)で、最高点の大菩薩嶺(2057m)に到着する。頂上は樹林に囲まれ見通しは得られないので小休止の後、今登った道を再度下った。 |
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大菩薩嶺頂上 頂上には三角点と、標識があるのが救いである。それでも、休憩している人が多かった。写真を撮ってすぐ今来た道を引き返した。山頂付近の日陰の道には、まだ雪が残っていた。 |
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雷岩より妙味ノ頭方面 大菩薩嶺から大菩薩峠までは快適な見晴らしの良い尾根歩きになっている。道も良く踏まれ、途中賽の河原には避難小屋もあり安心である。こんな道は、出来るだけゆっくりと時間を掛け、大きな自然に身も心も委ねたい感じである。何回来ても良い山である。 |
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妙見ノ頭より大菩薩峠 大菩薩峠というと中里介山の小説「大菩薩峠」がある。峠にはその介山荘と、中里介山記念碑がある。見晴らしの良い峠で、ゆっくり休憩するのは最高の場所であるが、ここはとにかく人が多く、うるさい。 こんな所には、必ず迷惑な団体さんがいて、アルコールを飲み、辺り構わず大声で談笑している。 |
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熊沢山より石丸峠 介山荘の裏山という感じの熊沢山(1978m)に登る。この山を登る人は少なく、踏み後も定かで無いところがあった。見通しの悪い樹林帯で、途中すれちがったのは1パーティだけであった。 頂上より反対側に抜けると、左の写真の様に素晴らしいカヤト(茅戸)が一望できる。一番低く見える所が石丸峠である。その先が狼平、そして小金沢山(2014m)に繋がっている。 |
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ルート 上日川峠〜福ちゃん荘〜唐松尾根 〜雷岩〜大菩薩嶺〜妙見ノ頭 〜賽の河原〜大菩薩峠〜熊沢山 〜石丸峠〜狼平〜小屋平〜上日川峠 歩行時間 4時間30分 |
駐車場 上日川峠 30台無料 休憩所 上日川峠、大菩薩峠 トイレあり |
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