乾徳山
Mt.Kentoku 2031m

頂上付近 鎖場 
  乾徳山はスリルもあり、結構面白い山である。塩山より、タクシーで大平牧場(約40分)まで行き、そこから登山開始した。途中、扇平から富士が雲の上に顔を出していた。光線の関係でシルエットになっていたが、それはそれで見事であった。
  扇平は、広い草原になっていた。見晴らしの良い、見事なお花畑である。ここでのんびりしたあと、約1時間で頂上付近の鎖場に着く。
乾徳山岩場
  いままでの、優しい登山道が、急に岩場となった感じである。足がすくんで、動けずに悲鳴を上げ、騒いでいるパーティがあったが、いずれにしろ、シーズン中は、こういう場所は渋滞する。一人ずつ登らざるを得ないからである。
  写真仲間との登山も数え切れないほどになった。今回はR氏、T氏、U氏と私を入れ4人であった。
徳山より黒金山方
  乾徳山の頂上は狭く、昼食を取るような場所はなかったが、ここからの見晴らしは素晴らしかった。目の前には、笠盛山(2072m)、そして黒金山(2232m)が見える。奥秩父大菩薩嶺丹沢山塊富士山、そして南アルプスが良く見えた。
  頂上の涼風は、秋を感じさせるほど快適であった。下りは反対側の水のタルへ梯子を使って降りた。そして、沢のガレ場が下山専用道となっている。
師原より乾徳山
 
 大小の石がゴロゴロして滑りやすい涸沢となっているため、登りには使えない道であるが、それを下って、国師原についた。ここから振り返ると、いま登った乾徳山と扇平(山頂右手の草原)がよく見える。
  国師原から錦晶水、銀晶水の水場を経由して、徳和川に出た。ここより徳和峠の乾徳山登山口までは林道歩きである。
  登山口で、バスを待つ間に飲んだビールが格別であった。待合室で、つまみに出して貰った里芋の煮っ転がしも又美味かった。
ルート

塩山〜タクシー、大平牧場 40分

大平牧場〜扇平〜乾徳山〜水のタル〜下山道
〜国師原〜錦晶水〜徳和川〜徳和登山口
〜バス 塩山
 
歩行 7.5時間
駐車場
 徳和登山口 20台 無料
大平牧場 数台 有料(500円)
トイレ
  徳和登山口にあり

休憩所
 徳和登山口のみ 


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