京都・正月
Kyoto
清水寺 湖北、比叡山を回って、元旦に京都に入った。正月に京都に来るのは初めてであった。そして、車で来るのも初めてであった。 京都に車で入って、さらに驚いたのは、運転手のマナーの悪さであった。一言で言うと、身勝手な運転で、人の事なんかかまってはいられないといった感じだ。四国の愛媛も運転マナーが悪かったがそれ以上であった。 |
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平安神宮 いきなり、京男への苦言となったが、京女のイメージも柔らかい言葉と裏腹な自分本位の計算高さが見え隠れすると思うのは、東男の僻みなのかもしれない。やさしい京都弁は男を騙すために作られたとさえ思われる。 いろんな人が、そんなことを、あちこちで書いていたのを思い出す。 |
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京都は、南北朝分立以来、戦乱の巷となり、庶民はそのたびに、大変な迷惑を被った。確か、応仁記(作者不詳、応仁・文明の乱を題材にした戦記)の中に、「天下が破れても、世間が滅びてもどうでも良い。人はどうでも、自分さえ富貴ならば、それで良い」と言う意味の事が書いてあった。自分で自分の身を守る智慧を働かせる他は無かったのである。 庶民の狡猾な自営本能、排他的な性情には歴史的背景がある。 |
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運転のマナーの悪さから、言わずもがなの事を書いてしまったが、京都の悪口を書くつもりは毛頭ない。京都は好きな町で、私自身何回も訪れている。その度に来て良かったと思っている。 この後、京都で宿を取り、翌朝奈良に向かった。宿で出してくれた京の雑煮は旨かった。 |
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ルート 比叡山〜下鴨神社〜金閣寺 〜東本願寺〜三十三建堂〜清水寺 〜平安神宮〜奈良 |
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