よりよく生きる知恵 もどる
1.自己肯定がすべてのはじまり
- 自分を知る(自己分析とマネジメント)
- 人生の主人公は自分自身である
- あるがままの自分(長所も短所も)を受け入れる
- 自分を信じ、大切にする(自愛)
- 正しく価値ある生き方を心がける:プラスのエネルギーを有効に使う
- 自分を肯定し、がんばれた自分をほめる
- 怒り・嫌悪・不満などのマイナスエネルギーを自分に向けない
- 自己肯定すると自分が変わる
自分が変わるとまわりが変わり、まわりが変わると人生が変わる
※まわりの人にも自己肯定の大切さをわかってもらう
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2.ふりこの原理
- 良いことをすれば良いことが、悪いことをすれば悪いことが返ってくる
自分を好きになり、大切にできる人が、人を好きになり大切にできる
※「情けは人のためならず」(人のためにすることが、自分のためとなる)
- 自愛利他→自分を大切にすることが人の役に立つ
- 自己否定をすると…→ねたみ・嫉妬・恨み等の心で人を見る習慣がつく
→人を否定するが、人からも否定される
- 見えないチカラがある→ふりこのように、自分の発したものが相手から返ってくる
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3.変えられないもの
- 過去:過去の事実は変えられない
- 時間:1日24時間・1年365日(除く うるう年)は変わらない
- 死ぬ:人は必ず死ぬ
人生五計(五つのはかりごと) :朱 仲新(中国・宋の時代の人)
(安岡正篤先生の著書にて学びました)
生計(いかにして生きるのか) |
老計(いかにして年を重ねるのか) |
身計(いかにして身を立てるか) |
死計(いかに死ぬべきか) |
家計(家庭をどう営むか) |
|
※死について考えることが、よい生き方を考えること→必死に生きる:生死一如
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4.体について
脳
- 人の脳の重さ役1.400グラム 表面の神経細胞約140億個
10歳までに完成し、20歳を越えると1日に10万個の細胞が死滅する
- 脳は他の臓器と違い復元力が無いので大切にしなくてはいけない
その反面、筋肉のように使えば使うほど発達する
- 脳は3層構造
上層 |
大脳新皮質 |
霊長類の脳 |
人間 |
理性・知性 |
中層 |
大脳辺縁系 |
哺乳類の脳 |
ウマ |
感情・記憶 |
下層 |
脳幹 |
爬虫類の脳 |
ワニ |
生きる・呼吸 |
※感情を直接コントロールできないが、行動の制御で感情をコントロールできる
泣くから悲しくなる・笑うから楽しくなる
免疫機能
- 細胞レベルで人間の健康を維持する働き
ナチュラル・キラー細胞(がん細胞など退治)は、笑ったり感動することで増える
→マイナスになると免疫力が落ちて、病気になりやすくなる
→プラスになると免疫力が上がり、抵抗力が増える
- 明るく朗らかでいることが健康につながる
- 人間は本来すばらしい体をもっている
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5.心について
- 心がすべてを動かしている
- うまくいくと信じることで、すべてうまくいく
- 心を正しく持つことで、健康になり運命が開ける
- 見方を変えれば結果が変わる:原因を探り、変えていく力を誰もが持っている
「〜ねばならない」「〜するべきだ」というこだわりを持たない
- 感情は人間として必然的なものだが・・・
→ 刺激と反応の間にワンクッションおくことで、冷静な対処ができる(知恵)
運のいい人とは
- 正しくすなおな心で、何事にも感謝できる人(いろいろな人に助けられている)
- 自信がある人(自分自身を信頼できる人)
- 運のいい人のそばにいる人
- コップの水をいつでも取り替えられる人(満水では新しいものが入らない)
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6.幸せについて
- 今ここにいる自分・していること・得ているものを好きになれること
- 生まれてきてよかった、自分は恵まれていると思えること:幸せは主観
感謝の気持ちで人や物事に接する→幸せな状態
- 「すべてがうまくいく」:日々心の中で思う
→問題や悪いことへの対応がスムーズに出来る(最悪の事態にはならない)
- ものさしを捨てる:自分と人を比べたり、固定観念で判断しない
- 小さなことに対して、喜びや感動ができる(小欲知足)
- 愛のある生活:人の幸福を素直に喜べる
- 自由で健康な心
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7.生きがいについて
- 自分を満足させる生き方
- 貢献できる対象を持つ:家族・組織・社会・国家(大きいほど生きがいが強くなる)
- 希望を持つ:希望があればこそ前向きに生きられる
- 自分にとって価値あるものが何かを知る:人の価値観とも共生する
- 人との関係をよくする:信頼・相互理解
- 趣味を超えるものを持つ:生きるはりあい
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8.目標について
- 自分のいる場所・目的地を明確にする
- 基本は「今・ここ」: あまり先を見すぎない
- 具体的かつ、客観視できる目標であること
- なろうとしている姿が価値あるもの:人の役に立つものであるか
- 実現可能で進歩のある小目標を作っておく(サブ・ゴールの設定)
達成感が成長力を促進する:成功とは小さな達成感の連続体
- ものごとに執着しない:わからないことを認める勇気
- 失敗は人生の自然な一部:あきらめない・勇気を持つ
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9.成長について
- よい習慣を持つ:過去に対して感謝と反省・未来に対して希望と責任
- 自分のプラス(長所・好きなこと・得意なこと)を明確にする
自分のマイナス(短所・嫌いなこと・不得意)が何かを知る
プラスを伸ばすことはマイナスを改めるよりも容易で進歩が早い
- 向上心をもち継続する「継続はチカラなり」
- 忍耐(自己制御と継続):自己のスケールを大きくすること
- すなおな心と柔軟性を持つ:聞き上手になる
- 脳を鍛える:理想を持つ=精神的な若さを持ち続ける
- 失敗や悪いことを試練として捉え、そこから学び、知恵をつけ、行動する
- いかなるものからも学ぶことができる
- 自分に解決できない問題はふりかからない
- バランス感覚を磨く
- 人間にはそれぞれ素晴らしい力がある
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まとめとして
- すべては心から始まる
- 自己肯定:自信とプラスのエネルギーを持ち人のために貢献する(自愛利他)
- 平常心:リラックスすることで集中力が増しよい結果をもたらす
- 人間について科学だけでは証明できない:見えない力がある
- プラス思考は大切であるが、マイナス思考の中にも光がある
- 人間の心は宇宙よりも広く無限:人の命は有限
- 完全なる人格は存在しない:人間が不完全だからこそ、人生は面白い
人生は楽しむためにあり、人間は幸せになるため生まれてきた
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この草稿は1999年5月にまとめたものです。
メールマガジンのショートエッセイは、この題材を基に展開する予定です。
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