野上電鉄の新しい情報が入りましたのでお知らせします。
今日、開かれた対策協議会で発表された小竹さんとの意思確認の内容です。
野上電鉄を引き継いで電車を存続する事について
現在野鉄が抱えている借金12億円について出す気持もない。
会社解散について。
3月31日の解散は仕方がない。
会社解散後
清算時における施設の買収について銀行から話しがあり、条件が折り合えば全部出して今の車両、 施設で運行を考えている。
(テレビ和歌山 MEDIA90ニュ―スライブ6より) |
以上が対策協議会から発表された小竹さんの考えです。
これらの事を考慮して、野鉄対策協議会では来週中にも、1市2町村の廃線申請に対する同意書を
近畿運輸局に提出する予定なので、残念ながら野鉄の廃線は決定的となってしまいました。
94−02−18 JA3PLB
野上電鉄に関するニュ―スが入りましたのでお知らせします。
和歌山県は3月末で会社解散・廃線が決まっている野上電鉄の一部区間を、廃線後に道路として
整備する方針を決め、21日発表の新年度予算に用地購入費として10億円を計上しました。
和歌山県が整備するのは、海南市野上中から海草郡野上町小畑までの4.4Kmで、
全線11.4Kmの約40%に当たり、全体事業費は40億円となります。
代替バスは線路沿いの現在の県道で運行されますが、道路幅の狭い部分を購入し、拡幅整備
されるものです。
(テレビ和歌山 MEDIA90ニュ―スライブ6より) |
私が推測するには、買収される区間で野上中というのは、貴志川の鉄橋あたりからで、
おそらく消防署前の県道の踏切から野鉄の線路敷きに入り、終点登山口か、その手前の楠公園あたり
までと考えられます。
一時、筆頭株主が「解散後、買収し存続させる」という話もあり、存続か!
と騒がれましたが、野鉄対策協議会からの要請もあり、和歌山県も廃線の方針で青地図を
描いているようです。
94−02−21 JA3PLB