野鉄最後の日 4


 登山口から今日3度目の北山駅に移動しました、野鉄最後の日の夕刻は北山駅と決めました。

電車が走り去った後線路上で遊ぶ少女

 少女が2人電車が走り去った後線路に降り、写真を撮って遊んでいました。

野鉄バス

 電車ばかり追いかけていましたが、野鉄バスの方も今日で最後、明日からは大十オレンジバスと交代です。

主役24登場

 やっと野鉄の看板車両24が日方でのサヨナラセレモニーを済ませ最後の運用に入りました。

 朝1往復だけで待機していましたが満を持して、夕日を浴び登場です。

夕日を浴び走る32−24

 夕日を浴び走る24−32編成、野鉄の2枚看板の普段あまりお目にかかれない組み合わせです。

 車内は名残を惜しむ一般の方と遠来の鉄チャンで満員でした。

夕日の中で超満員の客を乗せ最後の力走をする24

 夕日の中を走る24、野鉄が満員で、積み残しが出たのは開業以来おそらく最初で最後の事でしょう。

夕闇の中を日方に向かう25−26

 夕暮れの中日方に向かう26−25、終焉まで残り4時間足らずとなってしまいました。


 この後私は帰宅しましたが、終列車は大フィーバーし26−25に急遽24を連結し定時より遅れて

3両編成で超満員の乗客を乗せ、登山口向けて出発、登山口からは職員だけを乗せ回送されたそうです。

24−31は翌日トレーラーに乗せられて阪神電鉄尼崎工場まで陸送されました。

終電車の一つ前は31−27の編成でこの2両は登山口で留め置かれ、31はくすのき公園に

27は田伏医院に引き取られ、現在も大事に保管されています。

それにしても超満員で大フィーバーした野鉄最後の日1994年3月31日でした。


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