廃線直後の4月3日、連絡口から日方駅を臨む、レールにはもう錆が浮いてきています。
ホームには26−25の編成が停車し、あたかも発車を待っているかの様です。
終点の登山口駅近く、くすのき公園そばの踏切跡には切断放置された遮断機がありました。
公園の中にはすでに31が保存のため運び込まれています。
登山口駅手前の線路上には27が青いシートを被せられ置かれていました。
登山口駅前には野鉄バスに代わり大十オレンジバスが停車していました。
日方駅ホームには相変わらず26−25が発車を待つように待機中です。
剥がれかけた塗装の下からは旧塗装の緑色が顔を出していました。
保存されている31が化粧直しのため足場を組まれ、茶色一色に変身しています。
八幡馬場−北山間の線路、廃線後夏を越したせいか、草に覆われ隠れてしまっています。
北山駅西方の廃線跡、夕日を浴びた線路上で猫が私のカメラを見つけポーズをとっています。
夕日の中にひっそりとたたずむ北山駅、ここは夕方の撮影が特に良い所でした。
紀伊野上駅には貨車のト11が廃線時そのままの姿、手つかずで放置されていました。
野上中駅にも行きました、ここも廃線時からほとんど変わっておりません。
しかし11月になって登山口駅側からついに撤去工事が始まりました。