ダイエットの話

・ダイエットしようと思った時、やっぱり基本は「食べない」だと思います、でもこの「食べない」って誰でも良くないって言います、何の知識も無くむやみに食べなかったりすると確かに体に良くありません。

・で、どうすれば良いのかと言う事で、食べる物に注意してみましょう。外食やコンビニの弁当・付き合いで飲みに行ったりする人の場合どうしてもカロリーオーバーになります。これは揚げ物やフライ・焼き肉系の高カロリーな物が多いからです、ファミレスのメニューやコンビニの弁当はほとんど800〜1000キロカロリーかそれ以上です、飲みに行けばビール1本で約250キロカロリー有るんです、3本も飲んでおつまみ食べれば1000を軽く超えてしまいます、こんな食生活で痩せる訳がありません。

・そこで食べる物を変える工夫をします。外食でしたら「そば」や「うどん」などの、さっぱりしたメニューが有ればそういったカロリーの低い物にすれば良いですし、コンビニの弁当はおにぎりやサンドイッチにするなど、出来るだけお弁当は自分で作っていくとか、お酒を飲みに行く日は昼間の食事を軽く済ませるなど、結果的に1日の総摂取カロリーが適正量に近ければ問題ない訳です。

・1日3食は取りましょう、朝食は沢山食べて夕食はその後寝るだけだから少しにするという話がありますが、朝から沢山食べる人ってあまりいないと思います。(中にはそういう方もいるかも知れませんが、、、)、でも朝食抜きとかは良くありませんので何か口に入れる事くらいはした方が良いと思います。相撲取りが太る為に1日2食で腹一杯食べると言うのが有りますが、これはダイエット用語で言うリバウンドを利用しているのです、体は1日に食べる回数を減らすと次はいつ食べられるか分からない為、脂肪を蓄積する動作に入ります、この逆で少ない量を1日数回に分けて食べると言う感じにすると常に血糖値は低い状態を維持し体が脂肪が必要無い物だと認識し、太りにくい体質になる訳です。

・お腹が減った・お腹が減って夜眠れない・・・、ダイエット中にはこんな時ありますよね、そういう時は無理しないで食べても良いと思います。いわゆる間食になる訳ですが、その時の食べる物に気を付けさえすれば問題ないはずです。ポテトチップって1袋100グラム位で500キロカロリー以上有ります、ジャガイモって100グラムで80キロカロリー位しかないのに何故?・・・ ポテトチップって、ほとんど油食べてるような物なんです、美味しいかもしれませんがダイエットには大敵です、基本的に油で揚げたスナック類は似たような物ですので止めた方が良いでしょう、サラダなど野菜や果物が好きな人ならそういう物を食べるのが良いです、野菜や果物ってカロリーほとんどありません、種類(バナナ・カボチャなど)によっては別ですが・・・。

・カロリーを左右する最大のポイントは「油」です、炭水化物とたん白質は1グラム4キロカロリーに対して脂肪は1グラム9キロカロリーあるんです、倍以上ですね、料理する時は出来るだけ炒め物は避けて蒸すか湯で物にすれば良い訳です。肉は特にフライパンに油引いて焼けばカロリーは跳ね上がりますが茹でて食べれば肉自体の脂肪分も抜ける為カロリーは少なくなり気にせず食べる事が出来ます、サラダなどのドレッシングもノンオイルやオイル分を減らしてある物に変えるなど工夫が良いと思います。

・痩せようとおもってダイエットを始めて食事を減らした時に最初の1週間くらいはすぐに体重が落ちたのにそこから全然落ちない・・・、ダイエットした事ある方ならこの経験がある方は沢山要るとおもいます、これは体が防御体勢に入り代謝を落しているのです、人間の体とは今の状態を維持しようとする働きが有り、カロリーを減らせば代謝を下げカロリーを多く取れば代謝をあげて今の状態を維持しようとします、ではカロリーを落しても代謝が下がらないようにするにはどうしたら良いかですが、適度な運動が効果的です、通勤時の駅を1つ手前で降りて家まで歩くとか、家での軽いストレッチなども有効です、普段の私生活に体を動かす事を取り入れましょう。

・体の細胞の入れ替わりは、3ヶ月がおおまかな単位となっていますので、2日や3日で何キロも痩せようなんて事は考えずに、長い目で考えましょう。短期的に落ちたり増えた体重は体内の水分や食物の残留量の変化による物の場合が多いです。

リバウンドについて

・ダイエットした後に体重が戻りかえって増えてしまう事、ダイエットでカロリー制限をする事で体が基礎代謝量を減らした所へ、通常の食事に戻ると代謝が下がった所へ高いカロリーが入ってくる為にかえって太ってしまうと言う公式です、こう言った事を考えてもカロリー制限は間食や夜食等のカットに留め、あとは普段の私生活で意識的に体を動かす事を心がけるのが一番良いと思います。

例:基礎代謝2000キロカロリーの人が食事制限をして、基礎代謝1700キロカロリーに落ちてしまったとします、そこで食事制限を解除して普通の食事に戻ると基礎代謝量が300キロカロリー下がっていますので300キロカロリー分が消費出来ませんので、その分が脂肪分等として体に蓄えられてしまう訳です。

基礎代謝量とは・・・何もしないでいる時に身体が最低限必要なエネルギーの事、これは個人差があり普段スポーツをしている人で筋肉が活発な人などは高くなったり、普段何もしてない人で筋肉が発達してない方は低かったりします。

交感神経と副交感神経を活性化する

交感神経と副交感神経を合わせて自律神経と呼びます、自律神経とは新陳代謝といわれる細胞の入れ替わり、心臓や内臓など意識して動かすことの出来ない場所を動かす神経の事で、交感神経が動かす役目をする物で副交感神経が動きすぎてしまわない様に動きを抑える役目を果たします、これらが不活発になると体の各機能や新陳代謝なども不活発な状態になり、太りやすい痩せ難い体質になってしまうわけです。

交感神経を活性化する方法・・・辛い物を食べる、唐辛子を利用した食品、ニンニクにも交感神経を高める働きのある成分が含まれるため特にキムチが良い。

辛い物が駄目な方・・・柑橘系(オレンジ、ミカン)の食物に含まれるリモネンと言う成分が良い、実に一番含まれるのはグレープフルーツ、食べるよりも香りを嗅ぐ方が効果が高い、匂いを感じる事は直接、脳に伝わる為。

アロマテラピーでオレンジなどのエッセンシャルオイルを使用するのも良いと思います、簡単な使い方で湯船にたらすなど。 ※エッセンシャルオイルの使用は規定を守り十分注意の上でご利用下さい

副交感神経を活性化する方法・・・手の先端や足の先端に意識を集中して血液が沢山流れる様な想像をする、これで手や足が温かくなる事が出来ればOK、これを毎日行いましょう

また、森林浴をすると副交感神経を高める事が出来るそうです、エッセルシャルオイルでシダーウッドと言う物を使えば簡単に、その効果を体験する事が出来ます。

上記をまとめると、比較的、簡単に自律神経を正常にするにはエッセンシャルオイルで交感神経を高める柑橘系(グレープフルーツがお薦め)と副交感神経を高めるウッド系(シダーウッドがお薦め)の物を上手く利用していくのが良いかもしれません。

 
 


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