食事に対するちょっとした知識

人間の体の細胞とは絶えず古い物が無くなり新しい物が出てくると言う感じで入れ替わっています、よって今取っている食事が何ヶ月後・何年後の体を作ります、要するに健康な髪にも繋がると言う訳です。今取っている食事がバランスを全く考えない物なら数ヶ月後に体を壊したりなんて事も考えられますので、注意しましょう。

まず髪にはワカメや海苔などの海草類が良いと昔から言われていますが、医学的には全く関係ないと言われているそうなのですが実際はそうでもないのです、体には補酵素と呼ばれるビタミン・ミネラルが特に重要なんですが、ビタミンに関しては普通の食事をしている人にとって不足する事はあまり無いのですがミネラルは大抵の方が不足しているそうです、ミネラルの多く含む食品と言うとやはり海草類なのです、特にワカメや海苔は手軽に手に入りますし保存にもほとんど困りませんのでとても良いミネラル源なのです、少量で良いので是非毎日の食事に取り入れたい物です。

他にもミネラルは髪の成長にも多少関与しているらしいのです。

ただ、ワカメが良いと言うと毎日沢山食事に出すと言う方がいるんですが、これは逆効果です。何故なら人間の体とはとても精密に出来ていて足りない栄養素を必死で吸収しようとします、極端に疲れた時にチョコレートなどの甘い物が食べたくなると言う事は誰でも思い当たるでしょう、これはエネルギーが極端に消耗して血糖値が下がっている為です、この逆に取りすぎている栄養に関しては吸収を弱める働きをします、例えばミネラルを沢山取ろうとワカメをいっぱい食べても体が必要外の分は吸収しない様にするのでかえって逆効果になってしまうのです。

あくまでも食事は量ではなく、品数であると言う事を頭に入れといて下さい。

たん白質は良質な成分から取り、動物性脂肪の多い肉類はできれば避けたい所です、魚・卵・乳製品・大豆製品(豆腐など)などが好ましく、いろいろ織り交ぜて摂取するとそれぞれ性質が違うので良いです。肉が好きだと言う方は出来ればヒレや鶏の胸肉など脂肪分の少ない部分が好ましいです。(ちなみに肉は白い部分が脂肪分と呼ばれる物で茹でて食べればほとんど脂肪分は抜けてしまうのです)

繊維質に関しては野菜や穀物が多く含んでいるのですが、意識して食べていればまず不足する事はないと思います。

エネルギーとなる糖質もご飯やパン・うどんなどが良く、砂糖菓子(チョコレートとか和菓子)やジャンクフードと呼ばれるポテトチップやかっぱえびせんなどのお菓子は出来るだけ控えた方が良いです。

仕事柄、外食が多い方などは特に注意が必要、カロリーが高くてバランスの悪い物が多いですので、出来るだけ揚げ物・肉類は避けたメニューを選びましょう。

他に控えた方が良い物と言うとジュースやコーヒーです、ジュース(コーラとかの炭酸飲料も含む)は角砂糖をなめているような物なのです、コーヒーは刺激物です控えられれば控えましょう。

これらの観点から栄養補助食品を食事に取り入れるのもとても良いのですがあくまでも補助的な意味合いと考えて栄養は食事から取るものとお考えください。

塩を変えてみませんか?

誰もが食卓で使う塩ですが、皆さんが使っている物は多分、「食塩」や「アジシオ」などと言う物ではないですか? これは塩化ナトリウム(化学式=Nacl)と言い本来の塩ではないんです、宜しかったら調べてみてください。(中には化学的に合成された塩「塩酸とナトリウムを化学変化させた物」もあると聞いています)

当然、化学合成の物は体に良い訳無く、どちらかと言うと悪い物なんです、是非とも天然の塩に切り替える事をお勧めします、塩分は人体に必要な大切なミネラルをふんだんに含んでいます、天然の塩はデパートなどの自然食品店などでも販売されていると思います、安売りで売っているような塩と比べるとかなり高いですが塩はそれ程大量に使う物でもありませんし、せめて自宅で使う物くらいは天然の塩にしたい物です。

高血圧の原因である塩分の取り過ぎが悪いとされるのは合成塩の事であって、海水を干して作った自然塩の場合は十分に取った方が良いと言う話もあり、不足すると新陳代謝に影響が出るとの事です。

なかなか手に入り難いような場合は、インターネットの通販でも簡単に手に入ります。自然食品を扱っている場所を探してみてください。「海水塩」や「天然塩」の語句で検索すれば見つかると思います。

※1997年塩田法の改正で自然塩が自由化され、美味しい体に悪くない塩が出回る様になりました
※塩の専門家から一言頂きました:食塩は海水をイオン交換膜で濾過する物です。イオン交換膜は海水の有害物質をほぼ全て取り除くことが出来る優れた物です。カルシウムに関しては自然塩の場合、石膏に包まれているので胃の中では溶けず吸収はされません、また、有害重金属やダイオキシンをイオン交換膜で濾過する食塩の何倍も含んでいる物すらあるのです。

食品添加物は意識して避けよう

今の食品には使わざるおえない成分ですが、やはり体には良くないものです、特に避けたいのは「L−グルタミン酸ナトリウム」というアミノ酸です、どこかで聞いた事無いですか?、これは「味*素」の主成分です、猛毒だそうで旨味調味料として使いますが神経を麻痺させ人間を長期間に渡って駄目にしていく成分です、何でこんな物が平然と食品として販売できるのか不思議なくらいです、是非とも食卓からは排除したい物です。味覚を麻痺させる為に一時的には食事が美味しく感じるような錯覚をするのでしょうか・・・。この「L−グルタミン酸ナトリウム」は、テンヤ物やコンビニの弁当にもかなり多く使われているようです。

更に、ほとんどのお菓子や加工食品にも大抵入っています、成分表示で「調味料(アミノ酸)」と言う表示があればこれだと思っていただいて良いでしょう、アミノ酸なら体に必要な成分だから良い物か?なんて思っている人多いと思います、大間違え逆なんですよ。

インスタント食品や冷凍食品も同じです控えましょう。

またコンビニの弁当のご飯やおにぎりは、しばらく陳列しているのに全く乾きません。普通に自宅で作るおにぎりは置いておくと多少なり乾燥します。これ不思議には感じませんか? これは表面に化学物質である保湿剤を吹きかけている為なんです。この保湿剤に関しては、体にはあまり良くない物の様です。

※最近は一般でも添加物や化学物質の危険性の認知度が高まった為、コンビニの弁当などでも、こういった物質の使用を避ける。もしくは極力使わない会社もあるようです。
※炊飯油・炊飯添加剤:不自然なツヤや乾燥しない御飯は、炊飯添加剤が使用されているとの事です。これを使うと古米や低級な米でも、味や匂いを誤魔化せる上、身体には良くない物の様です。

普通にスーパーで売っているお米には、当然農薬が使われています、水道水にだってカルキや鉄サビがあります、人口密集地に住んでいる方で水道の水をそのまま飲んでいる方はまずいないと思いますが・・・、醤油や炭酸飲料やジュースなどの清涼飲料水には保存料という防腐剤の役目を果たす成分が大抵入っています。牛乳だって、農薬を使われた飼料を食べる牛から作られる訳ですから、当然・・・。

こうやって突き詰めて行くと何も食べられなくなってしまうんですよね、ですんで一切排除すると言う事ではなく優先順位として、コンビニ弁当やテンヤ物は出来るだけ避け、その次に外食を控える様に工夫すれば良いと思います。

食事は、出来る範囲でも構いませんのでレトルト・加工食品・冷凍食品・・コンビニ・外食に頼らずに自分で作った物を取りましょう!

・牛肉・・・肉を美味しくし牛の成長を良くする為に合成女性ホルモンを添加している牛があります、国産牛でしたら殆ど無いと思いますが、輸入牛で特にアメリカの物は怪しいと言われています。合成女性ホルモンは人体に悪影響を与えます。

・遺伝子組替え食物・・・未だに安全なのか分かっていない分野、輸入食物に含まれ、日本でも相当数出回っているそうですので、無意識のうちに食べていると思います。栽培時に虫がつき難いという事で農薬の散布が少なくて済むそうです、安全と完全に分かれば良いのですが現状では人体実験に近い事となっています。

油に関する正しい知識

昔は料理や炒め物に使う油はラードなどの動物性の物ばかりでした、動物性脂肪はコレステロール値の上昇など健康に良くないと言う事で植物性の油が主流になりました、しかしそこには落とし穴があった訳です。

脂肪の種類を大まかに別けますと・・・
1.動物性脂肪(肉・牛乳・卵・砂糖など)
2.植物性脂肪(紅花油、月見草油、コーン油などのリノール酸系列)
3.魚介類の脂肪(イワシ、サンマ、マグロ、シソ油「エゴマ油」、海藻、野菜などのαリノレン酸系列)

このようになります、この2番のリノール酸と呼ばれる植物性が一番良く使われるのですが実は植物性の油とは構造上不安定で酸化しやすい、つまり古くなりやすく体内に入ると過酸化脂質になる事が分かったのです、この過酸化脂質とは細胞を攻撃する事で発ガン性因子を作り出したり様々な病気を誘発する原因になると言う事で注目されている物です、アトピーやアレルギーを作る原因も大抵がこの過酸化脂質が関与しているらしいです。このおかげで過酸化脂質を消却する目的で作られるサプリメント(健康食品)の抗酸化剤が注目され売れている訳です。

良いのが3番のリノレン酸ですが、なかなか摂取する事が難しいです、またリノール酸にはコレステロールを低下されるなどの効果がありますので完全に悪いと言うわけでもなく取り過ぎるのが良くない訳です。但しリノール酸のコレステロール低下作用は短期的なもので長期間多く摂るとガンや脳・心筋梗塞、アレルギー体質の引き金になるというデータが出てきています。

動物実験でもリノール酸を中心とした食事とリノレン酸を中心とした食事では、リノール酸の豊富な食事をすすめるとアレルギー疾患が起こりやすくなり、リノレン酸の豊富な食事を与えると皮膚がきれいになりアレルギー疾患も減少、記憶力や学習能力にも明かに差が出るそうです、更にリノレン酸は代謝されてEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)になります、DHAとは頭が良くなる成分として注目されているのはご存知だと思いますし、特に胎児や新生児の脳細胞の発達には欠かせないものであり、老人のボケ予防にも効果があることが解っているそうです。

このリノール酸とリノレン酸の摂取する比率ですが魚を好んで食べる日本人の場合は、4対1位、魚をあまり食べない欧米人では10対1を超える人もいるそうです、どの位が理想的なのかははっきりして無いそうですが出来れば1対1が好ましいと言う話しもあります、つまり日本人でももう少し食生活を改善した方が良いと言う事なのでしょう。

そこでどんな点を改善すれば良いのか・・・
・揚げ物・炒め物は避け、蒸す・焼く・煮る料理にする
・肉料理は網焼きが好ましい(油が減る)
・市販のドレッシングは避ける、マヨネーズも避ける
・野菜は生で食べるサラダより、煮て食べた方が多く食べられるので好ましい
・マーガリンはリノール酸を添加している為にマーガリンを使うならバターの方が良い、またジャムも良い
・油はシソ油・エゴマ油が一番良い(但し値段が高く入手が困難)
・海草類を1日1回食事に取り入れる
・サフラワー(紅花油)は特にリノール酸が多く使用は避けたい
・シソ油・エゴマ油が使えない場合、ナタネ油・大豆油・サラダ油が好ましい
#エゴマ=シソ科の植物の実

この様な感じになります。

飲み水に気を使いましょう

人間の体とは大半が水分で出来ているのは大抵の方がご存知かと思います、その為に良い水を飲んでいるのと悪い水を飲んでいるのとでは長期的に見て体の健康状態は明らかに違ってくるようです、しかし日本の水道水と言うのは塩素殺菌が義務付けられている為にとても体に良い物とは言えません、むしろ「体に悪い物」とハッキリ言えます。

こちらのページでも塩素に付いては触れていますが、悪性細菌を死滅させる為に使用する事で水を塩素殺菌すると、水の中に汚れとしてある有機物と殺菌用の塩素とが反応を起こして、トリハロメタンが生成される。トリハロメタンの代表がクロロホルムで、発ガン性が認められている、また塩素自体にはタンパク質、つまり細胞を破壊する作用がありますので、一時的に摂取する物が低い値である為に弱い毒性であっても、長期間にわたって摂取する事で間違いなく人間に異常を起こす物となっています。

また塩素は食物の栄養素を破壊する為に、食物の持つビタミン含有量を著しく低下させるなど、本来食事から取るべき栄養素までも失わせている事になります。

理想的な水とは?・・・山の中にある様な「名水」と呼ばれる天然の湧き水を飲めれば最高な訳ですが、とてもそんな事は不可能でしょう、また市販されているミネラルウォーターと呼ばれる物も日本独自の規格を見ると割に合わない物が多いようです。

○クラスターの小さな水・・・水の化学式とはH2Oですね、通常の水とはこのH2Oが単体でいる訳ではなく、何個もの分子が不純物と共にイオン結合により繋がって出来ています、この分子のサイズがクラスターと言い、このサイズが小さいほど体内への浸透が良く、良い水となっています

○ミネラルを含んだ水・・・天然の湧き水はミネラルを程よく含んでいる物です、代表的な物でカルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム、これら人体には有効な栄養素になります

○弱アルカリ性でマイナスイオン水・・・体に良いと言われる水質は弱アルカリ性です、例えば体が酸性体質になっていると病気になり易かったり、治りにくかったり等があります、またマイナスイオンについてですが空気中の電気を帯びた微粒子の事でプラスとマイナスがあり、いわゆる現代環境ではプラスイオンの方が多いらしく、森林浴などをする場所ではマイナスイオンの多い環境となっているようです、マイナスイオンのもたらす効果としては心身のリラックスや精神の安定など、丁度アロマテラピーの様な効果が得られる様です。

※「活水機能付浄水器」、「水の知識

これだけは守ろう・・・せめて口に入る水に関しては水道の水は止めて浄水器を通した水を使いましょう、当然、米を研いだり野菜を洗うなどの動作も含まれます、仮に浄水器のカートリッジ代が月1000〜2000円程度としてもミネラルウォーターを買う事に比べれば安い物です

現代食生活の問題点

・色々有るとは言われていますが、具体例として食物に含まれる栄養素

ほうれん草100g中のビタミンC
1950年 1963年 1982年 1994年
150mg 100mg 63mg 13mg

ほうれん草を一例として出しましたが、当然全体的な食物の栄養素は低下しているようです。つまりビタミンミネラルが不足している。原因としては栽培を簡単にする為に化学肥料等を使用している事なども関係しているそうです。更に化学肥料を使用した食物は体にも良くないはずです。

・高カロリー、高脂肪食

肉や卵など簡単に調理しやすい物などは大抵、カロリーが高く脂肪分が多く含まれる傾向にあり、またそういった物が安くなっているのも拍車をかけているようです。

特にこれらの食品は、炒めたり焼いたりして食べる事が多いので、その過程で油を使います、例えばフライパンで肉を焼くには油を引きますよね?、こう言った調理法によりカロリーや脂肪分は更に跳ね上がる訳です、食物その物に含まれる脂肪は体にとって必要な物と考えられている傾向がありますが、調理段階で使用される油は体には悪い物と言う認識があります。

・あまり噛まなくても食べられる食事

カレーライス、ハンバーガー、スパゲティなどがそうですね、噛むと言う動作は人間にとってとても重要な働きだそうです、脳に関与しているとか・・・

※顎偏位症(がくへんいしょう)・・・柔らかい物ばかり食べていると起こる可能性のある現代病、顎(アコ)の位置がずれてしまい、全身のバランスを保てなくなる為に、健康状態なら本来、使わない筋肉が緊張状態が続き、放置しておくと背骨や骨盤などもずれ、極端に悪化した場合は立つ事も出来なくなると言う物。初期症状として肩こりなどがあるらしいので、原因不明の肩こりでお悩みでしたら疑ってみると良いでしょう。

その他、電子レンジの使用で食物の栄養素は一気になくなる等、科学の進歩で便利になった物は、大体が私たちにとってマイナスに働いているようです。

最近の未成年者の犯罪が凶悪化、「切れる」と言う現象など、頻発しているのは食生活も大きく関わっているというデータもあり、非行少年の髪のアルミニウム濃度を検査すると一般の子よりも高い数値が出るというデータがあります。またミネラルやビタミンが適切に摂取出来ない環境では、精神状態が不安定になる事は言うまでもありません。成人病といわれる物の殆どは食生活が関与していると言っても良いでしょう。

30年ほど前の死亡率1位であった肺結核、2位の肺炎等は医学の進歩により、いわゆる「薬」で治す事が出来ました。つまり医学の進歩により現在では、さほど怖い物ではなくなっている訳です。しかし、現在の死亡率1〜4位の病気、ガン・心筋梗塞・脳卒中・糖尿病の成人病と言われる物は「薬」では治る病気ではありません。例えば高血圧で病院に行けば血圧を下げる薬を出してくれるかもしれません、しかしその薬で血圧が一時的に下がったとしても、それは治った事にはならないんです。高血圧の原因て色々関与していると思いますが、やはり食生活が一番関与が大きいと思います。他の成人病全ても同じですね、食生活の改善は、その人、本人にしか行えないことですので、心当たりのある方は気を使いましょう。

・カップラーメン
熱湯を注ぐので、容器が溶け出している可能性があるので、食品添加物を使用している以前に悪い可能性があります、プラスチック容器の弁当などを電子レンジで暖めるのも似たような物ですね。

・カロリーオーバーの栄養失調
最近の食生活でいえる事がカロリーオーバーの栄養失調です、食物の栄養素が減ってきている為にカロリーは満たされてもビタミン・ミネラルなどが不足状態になり健康を損なっていると言うケースが非常に多いです、こういった場合はビタミン剤などのサプリメントが非常に有効でお薦めです。

サプリメントの薦め

サプリメント、別の言い方では健康食品や栄養補助食品等と言います。現代の食物の栄養素が低下している事は実証されている為に、20年前なら現在の野菜の5分の1の量を取れば問題無かったなんて言う事が多々ある事を踏まえれば、サプリメントの摂取はお勧めできる事だと思います、但し稀に飲む事で体のバランスを崩しかえって体調が悪くなる例もありますので過信は止めましょう、体に合わない人もいると言う意味です、合わない方は飲まないで下さい。

本来、栄養とは食事からとるものですが、それでは補えない物(環境等で思ったような食事が取れない方は多いと思います)を健康食品により補うと言うのが理想だと思います、つまりサプリメントが栄養のメインとは考えない方が無難でしょう、別の言い方では料理のスパイスや調味料として捕らえると良いかもしれません、調味料は上手に利用する事で食事を美味しく出来るもので、サプリメントは上手に食事にプラスする事で体に有効に作用する物です。

一般的にお勧めするのは、マルチビタミン剤と言う様々なビタミンを1粒又は数粒の錠剤にまとめた物です、薬局で市販されている物も多くあり安い物もあるかも知れませんが合成のビタミンを多用している物が多く配合成分が乏しい物が多いです、やはり信頼できるメーカーの物をお勧めします。

特に天然成分を使用する良質な製品では栄養素を濃縮するサプリメントですから、原料となる素材が特にこだわった物でなければならないのですから、信頼できるメーカーと言うのはかなり重要な事のようです、農薬などを使って栽培したり重金属の混入などの配慮をしていない素材を原料として使用した物では健康食品とは言いがたい物だと思います。

値段は多少高いでしょうが正しい製品であれば普段の食事では補いきれないような栄養素も摂取できますので、「健康食品なんて無縁」と言うような方でも、是非取ってみて欲しいと思っています、特に毎日飲まなくても気が向いた時に飲むだけでも有効だと思いますし、当然毎日飲んでいた方が調子が良いみたいだと言うのであれば毎日飲む事もお勧めします。

補足:人間の体で一番重要なのは炭水化物や蛋白質・脂質などのエネルギーとなる物であり、それらが満たされている状態の中で、ビタミン剤などのサプリメントが有効に働きます、つまり、それら人間が最低限必要とされるエネルギーが満たされない状況でサプリメントを摂取する事は、あまり意味が無くかえってマイナスになる可能性もあります。

種類の違うサプリメントの摂取について・・・サプリメントが好きな人は色々な物を飲んでいる方もいると思います。サプリメントとは食物の栄養成分のみを抽出して作られた物であり(商品によって違う物も当然あります)、栄養素で言えば超エリートに値するので複数の種類を一緒に取る事はあまり良くない事とされている場合があります。複数の物を飲む場合は最低3時間程度の間を空ければ良いそうですので朝と夜に分けるなどの工夫をすると良いと思います、摂取量については多い分には害になりかねませんが、少ない分には問題になる事はありません。

サプリメントで得られる効果は製品の特性にもよりますが基本的にビタミン剤の場合はガソリン添加剤の様な役割を果たしてくれると捕らえると良いでしょう
・疲れにくくなる
・疲れても回復が早い
・軽い病気で風邪などをひきにくくなる
・風邪などをひいても比較的症状が軽く治りやすいなど

その他にもエネルギーの代謝を助けたりしますので
・体重が増えて気になっている方なら、痩せる、体重が減る
・体脂肪が減る
・筋肉の発達が良い
・肌や髪、爪が綺麗になるなど

#特定保健用食品とは
健康食品等で「特定保健用食品」と表示されている物を見かけると思いますが、これは厚生省(国)が表示を認可する物で、通常、健康食品や体に良いと言われる食品は医薬品ではない為、様々な病気等、特定の症状が改善される事を宣伝・広告する事は禁止されています。しかし、この表示が認可された商品は、科学的根拠に基づき、健康の維持・増進の効果がある・・・という物です。但し、あくまでも医薬品ではない為、病気の予防や治療に効果があると言うような、あたかも薬品と誤解される広告表示は禁止されています。


前に戻る