食事に対するチョットした知識2

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こちらでは全体像的な事を中心に書いていますが、ここでは具体性のある事、どんな食事を取るのが髪に良いのかなど健康面も考えて書きたいと思います。また、ここで良いと紹介しているからと言って、それだけ食べ続けると言うような事は避けて下さい、日々いろんなの物を食べるのが一番体にも良いと思いますので、主食にならない食品の場合は、こういう物を食べると良いのか程度に考えて下さい。

・白米(炭水化物、エネルギー)
言われなくっても食べているよという返事が来そうですが、食事の基本は米です、比較的に亜鉛(ミネラル)を多く含む食品です。

・ライ麦パン(炭水化物、エネルギー)
朝はパンを食べると言う方は意外と多いと思っています、ライ麦には体内で女性ホルモンと同じ働きをするリグナンという成分が含まれていますのでお勧めです。普通の白いパンを食べている方はライ麦パンに替えてみるのも良いと思います。


・魚(タンパク質、身体組織を形成)
これは種類を問わずに積極的に取ると良いと思います、特に肉系中心の食生活をしている方でしたら切り替える事を強くお勧めします。魚の脂肪分は体内の脂肪燃焼を良くし、体に中和しない為に太らない脂肪分となっています。

体に良いと言われてきた植物性の脂肪(リノール酸系)が実は酸化が早くアトピーや様々な病気の原因になっているのではないかと言われ、魚の脂肪(リノレン酸系)をもっと取るべきという食生活改善法があります。肉が悪いので取るべきではないと言う訳ではなくバランスを考慮しましょうと言う事です。

理想的な調理方法は煮魚、焼き魚ですと脂肪分を落としてしまう為。

※種類的に一番髪の健康に適しているのは「イワシ」です、髪の主原料であるシステインとメチオニン(アミノ酸)、髪の育成に関与する亜鉛(ミネラル)を全て配合し含有量も高い、缶詰などでも栄養成分は同じなので調理が困難な方は缶詰でも良い

・大豆食品
豆腐、豆乳、納豆、黄粉、味噌など等、大豆に含まれる大豆イソフラボンは体内で女性ホルモンと同じ働きをします、植物性タンパク質・食物繊維・ビタミン・ミネラルと栄養バランスにも優れています。普通の大豆より黒大豆の方が大豆イソフラボンの含有量は高い。

#テンペ・・・大豆をテンペ菌で発酵させた物、イソフラボンの吸収率が高く、健康志向者の中で注目されています。嫌な匂いも無いので納豆が駄目と言う方でも全く問題なく食べられます。

・果物
日本人の果物消費量は世界的に見ても少なく、もう少し積極的に取った方が良いのではないかと言われています、オヤツを食べる習慣がありましたら果物をオヤツ代わりにするのも良いでしょう。果物の大半に含まれるカリウムをはじめとする各種ミネラル成分の補給が体に好影響を与えます、種類に拘る必要はなく、季節毎に旬の物を取れば良いと思います。
#国別で果物の摂取量と癌の発生率は反比例しているというデータもあります。(果物の消費量が少ない国ほど癌の発生率が高い)

※バナナ・・・1日1本食べると良いです、カリウムを豊富に含み各種ミネラル、食物繊維の摂取にも向いています、エネルギー源としても最適ですので忙しい時の朝食代わりや体重増加が気になる方の1食分等にも使えます。


・小麦胚芽(こむぎはいが)
L−システインを豊富に含む食品、小麦胚芽配合のパンやシリアルで気軽に接取できる他に、粉末にした製品も販売されている、粉末は飲物や味噌汁に混ぜたりして接取できる。メラニン色素の活動を抑制するので美白、美肌効果があるので女性などは特に良いと思います。

・蜂の子
スズメバチの幼虫の事です、私は食べた事が無いのでどんな味か知りませんが、髪の成長に良いとされる成分(アミノ酸、鉄、銅、亜鉛)は殆ど含まれています、見た目は結構グロテスクです。

・ワカメ(海藻類)
海藻類に含まれるフコイダンと言う成分が注目されています、これは海藻類の表面にあるヌルヌルした物の事です。フコイダンの効果は免疫力や体内の様々な酵素の活性化の効果があります。

特にワカメやメカブ(ワカメの根に近い部分)のフコイダンは育毛に良いとされていますので日々の食事に取り入れましょう、また、この成分を配合した育毛用のシャンプーなどもあるようです。ちなみにフコイダンと言っても摂取する植物で効果の性質が違うらしく、モズクのフコイダンは胃腸に良くピロリ菌を減少させる効果があります。

・海苔(海藻類)
海苔も海藻の一種ですがビタミン・ミネラル・食物繊維・アミノ酸と非常に栄養価の高い食品です。

・しじみ
昔から肝臓に良いと言われているしじみ。オルニチンを最も多く含む食品。
摂取したタンパク質を体内で利用できるアミノ酸に変換する肝臓、その過程でアンモニアが発生、このアンモニアを尿素に変えて体外へ排出するのがオルニチンの働きです。味噌汁やスープなどで摂取するのが一般的ですが、作るのが大変という事であれば、インスタントのしじみスープ・味噌汁がありますので、そういった物を利用すると良いでしょう。 (肝障害のある方の場合、鉄分の摂取を控えなければならないので、鉄分を比較的多く含むしじみは、食べ過ぎると良くない場合がある)


飲物編

・ココア(ミネラル摂取に最高)
お勧めは牛乳で溶かして飲む事(冷たい牛乳では溶けませんので少量のお湯で溶かして、そこに牛乳を混ぜると良いです)、牛乳で溶かしたココアを1日1杯飲むだけで1日に必要なミネラルをかなり摂取できます。亜鉛も比較的多く含んでいます、その他にも食物繊維を多く含むので便秘にも良いと思います。更にインフルエンザウィルスや胃潰瘍などの原因となるピロリ菌を死滅させる働きまであります。

・ミネラルウォーターの事
日本の場合はミネラルウォーターに対する基準が非常に甘い(近いうちに基準改正すると思います)ので、中にはほんとに良い物もあると思いますが、大半がお金を出すほどの価値のあるものとは言えないようです。水道水の方が多くの基準が設けられています、日本の水道水の場合は消毒に使用されている塩素を完全に除去すれば安全な為に水道で浄水器を通した水を飲む方がお勧めです。

浄水器

・麦茶
日本人に一番合う飲物は麦茶と言われています、特に茶でカフェインが入っていないと言うのは非常に有効な点だと思います。

※カリウム(米の二倍相当)や食物繊維が多く含まれている、カリウムの働きにより特に夏場の体温調節効果が高い。ピラジンと言う成分が血小板の凝縮を抑制する為に血液をサラサラにし、血流を良くするので血管系の様々な病気の抑制効果がある、血をサラサラにする効果は緑茶より高い、またピラジンは麦茶の香りになっている物で芳香効果によるリラクゼーション効果もある。

・緑茶
日本でお茶というと通常は緑茶の事をさしますね、緑茶にはカテキンと言う抗酸化成分が含まれます。抗酸化とは酸化を防いでくれる事で老化を防止する作用などにあたります。またテアニンという成分が脳の健康に良く物忘れの気になる方などにはお勧めです。

通常の栄養成分の殆どは脳壁で遮断される為に脳内に作用できないが「テアニン」は脳内に入り込める数少ない成分で脳内の血流を良くする為にボケ防止効果などが非常に高く、脳年齢の若返りに効果が高い。テアニンを多く含むお茶は玉露で更に茎(くき)部分に多いので茎茶が良い(茎茶の事を別名:カリガネと言う)。

※カフェインについて・・・お茶にはカフェインが比較的多く含まれる為に飲み過ぎは決して良くない。カフェインの人体に与える影響は時によっては深刻な物になります。大人で1日3杯程度までが良いとされる、カフェインを避けたい場合は、ほうじ茶・番茶がカフェインの含有量が低くて良い、玉露は特に含有量が高くコーヒーなどより含有量は高い。抽出するお湯の温度が高いほどカフェインは溶け出し易い。


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