ライブスチームの運転


1041. OS製 T5ーSUPERの初運転 (その6)  (R8.9.23掲載)

 (その5の続きです)
 火を入れる前に軸動ポンプが正常に動作するか、チェックしたところ、正常に動作してくれません。各配管を切り離して、どこまで送水されているのか、調べたところ、どうやら、軸動ポンプから送水されていないようで、軸動ポンプ自体に問題がありそうです。画像は、高架線路上のT5ーSUPERを下から見たものです。


 エキセントリック/エキセントリックタンブラーは、第2動輪の車軸に2つ(→ →)あり、位相はずれているようで(90度?、180度?)、前方の第1動輪の車軸の手前にある軸動ポンプ2つ(↓ ↑)を動かすようです。


 サイドタンクの水槽の水は、→ → →と流れてきて、軸動ポンプの下側(吸水側)にきます。他方の軸動ポンプへは、連結している配管(↑)を通って届けられます。


軸動ポンプの下側(吸水側)のプラグ(2つ)を緩めると、水が落ちてきました。つまり、ここまでは、水が来ているのです。


 取り外したプラグ(2つ)です。上部はチェックバルブとなっており、弁座の上に、弁(ステンレスボール↓)が乗っています。画像左のプラグを緩めて取り外したとき、ステンレスボールを落としてしまい、この後、捜索することになってしまいました。吸水側のステンレスボールが固着していたかは不明ですが、これで弁座上を上下に動くはずです。


 
 次は、上側(送水側)です。ステンレスボールが固着しているかは不明ですが、コンプレッサー(左の画像)が作り出した圧縮空気を軸動ポンプの下側から上に向かって入れてみます。ノズル(右の画像)の先を上に向けて、圧縮空気を何度も入れてみます。もし、ステンレスボールが固着していたら、圧縮空気の力で持ち上がって、固着から外れることを期待します。


 
落としてしまったステンレスボールが見つかり、弁座の上に乗せ、元通りにプラグ(2つ)を取り付けています。


 軸動ポンプの修復ができたか、確かめてみます。が、その前にサイドタンクの水槽の水が少なくなっていますので、給水します。


 そして、再々々度、手で機関車を前進後進させてみます。すると、給水逆止弁(チェックバルブ)に向かう、ここから(↓)水が出てきました。軸動ポンプから送水されているのです!!!。よかった、よかった。しかしながら、水槽に戻る配管の接続口(→)と、フィードバックバルブのステム(弁棒)の取り付け口(→)からは、水が出てきません。


軸動ポンプに加えて、フィードバックバルブにも問題がありそうです。


 
 取り外したフィードバックバルブのステム(弁棒)です。問題があるように見えないのですが・・・。バルブ本体の中に何かが詰まっているのでしょうか?。


 本日の修復作業はここまでとし、サイドタンクとボイラーの水を抜きます。完全にレストアされた機関車であっても、時間の経過と共に、不具合いが発生するのですね。日頃のメンテナンスが大切なんだとあらためて感じました。今後の快走が待ち遠しいです。

(その5へ戻ります)  


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