ライブスチームの運転


184. 倶楽部のメンバー宅訪問  (その3)  (H29.6.29掲載)

  (その2の続きです)

 引き続き、C56の運転室を見ていきます。

@:フィードバックバルブ(軸動ポンプからボイラーへの給水量の調整弁)
C56
運転席付近にあります。回しやすそうです。窓から手が入りそうで、高さ加減も適当かと思います。


A:ネジ式逆転機
C56
回転軸の中心をうまくずらしていること()が分かります。 ずらすことによりハンドルは運転室の外に出せて、運転しやすくなっています。


C56
歯車に掛金()を置いて、任意の位置に止められます。


B:目盛板
C56
指針(目盛計)が0の位置にあれば、ミッドギアです。 写真では前進の位置でしょうか。


C:ブレーキ用の蒸気バルブのようです。
C56
蒸気は下方()に送られるようです


D:水面計
C56
水位を見易くするため、赤線()が入れられています


E:軸動ポンプの圧力計
C56
フィードバックバルブの開閉に伴い、圧力計の針が振れるのでしょう。 フィードバックバルブを閉めると圧力がかかり、開けると圧力がかからないはずですので。 走行中、開けたり閉めたりしますが、それに伴い圧力計の針はどんな動きをするのか、興味津々です。


F:ブレーキ弁
C56
制動弁脚台の上側が単独ブレーキ弁で、下方が自動ブレーキ弁でしょうか。


G:ドンキーポンプ(蒸気駆動の給水ポンプ)の作用コック
C56


H:通風弁(ブロアーバルブ)
C56
ドンキーポンプの作用コックと同じ形状かと思ったのですが、よく見るとちょっと形状が異なるようです。


I:インジェクターの作用コック
C56
実物のように、角(?)()が付いています。 私はこの角(?)で、インジェクターの作用コックではないかと思いました。


(その4に続きます)  


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