ライブスチームの運転


187. 倶楽部のメンバー宅訪問  (その6)  (H29.7.8掲載)

  (その5の続きです)

C12形蒸気機関車
C12
C56はテンダー機関車ですが、タンク機関車にしたのがC12です。 牽引力は同じでしょうが、C56の方が水と石炭を多く積載できますので、 長い距離を走行することができます。C12が活躍した路線は、足尾線、明知線、高森線などで、 いずれも路線長の短い路線です。残念ながら、私は昭和の日本ののどかな地を走る現役のC12を見たことがありません。


C12
ナンバープレートです。 ”C12”の  は、 オーナーさまの製造番号(製作順位)を意味しているのかもしれません。


C12
実機の世界では、C56とC12はボイラーや足回りなどの部品は共通のようですが、 模型の世界も同様に共通かと思われます。


C12
前照灯です。ガラスの前の縦板?は、ガラスの破損防止用でしょうか。


C12
旧国鉄機のなかでC12は小型機の部類ですが、 5インチゲージのスケールモデルでは堂々としています。


C12
標識灯です。給電用の配管も見えます。


C12
後方から見てみます。運転時は後部を取り外すのでしょう。


C12
アップしてみます。後部もしっかり作り込んであり、模型とは思えません。


C12
後部探照灯とナンバープレートです。後部探照灯も点灯するようです。 運転時はこのあたりは取り外すのでしょう。ですから、一つ前の写真のような状態で走行する姿を見るのは困難です。 1番ゲージなら見られますが・・・。


C12
炭庫の石炭は本物の石炭を固めたものだそうです。ですので、この石炭を実際の運転時に焚く訳ではありません。 展示用?のようです。私は太平洋炭もウェールズ炭も、20Kg入りの袋で購入していますが、 袋の底には粉状になった石炭があります。この粉を焚くと火室内の石炭燃焼の妨げになりますので、捨てることになります。 でも、勿体ないので、HO・Nゲージぐらいの蒸気機関車のテンダーに積載すると、面白いのではないかと思っています。 なにしろ本物の石炭ですから。


(その7に続きます)  


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