(その8の続きです) F:ブレーキ弁
蒸気の力でブレーキがかかるようです。→がハンドルです。
模型の場合、蒸気ブレーキは難しいのではないかと思っています。パーパス製5インチゲージのC57においても、
蒸気ブレーキが搭載されているのですが、
制輪子(ブレーキシュー)を動輪に押しつける力が強く、動輪をロックし線路上を滑走してしまいました。
自動車のアンチロックのように、動輪をロックせずに適度に加減することが出来れば、実用になると思います。 G:ドンキーポンプの作用コック H:通風弁 I:インジェクターの作用コック
左から、ドンキーポンプの作用コック、通風弁、インジェクターの作用コックです。
一見3つの形状は似ていますが、インジェクターの作用コックには角?があり、実機の蒸気弁ハンドルに似ています。 J:シリンダー圧力計
ボイラーの圧力計の最大目盛りは1MPaですが、シリンダー圧力計の最大目盛りは0.6MPaです。
シリンダー圧力は、ボイラーの蒸気圧より、低くなるからだと思われますが、実際はどれくらいなのでしょうか?。
C12の実機の使用圧力は12Kg/cm2ですが、シリンダー圧力は何Kg/cm2なのでしょうか?。 K:(テコ式)加減弁ハンドル
加減弁はテコ式です。↑は力点で、ここを引くと加減弁が開き、押すと加減弁が閉じます。
↑は作用点で、この先に加減弁があります。
↑は支点で固定されています。 L:焚口戸
焚口戸は手動式です。↓は焚口戸ハンドルです。
実機同様、中央部にのぞき穴があります。煙室戸はしっかりと閉めて、煙室内を密室にすることが重要ですが、
焚口戸は、それほどこだわる必要はないようです。
むしろ、少し隙間があった方が、火室内の石炭燃焼に好ましいようです。 M:汽笛弁
OS製の汽笛弁と形状が似ています。下に押すと鳴動するのでしょう。 N:ボイラー圧力計
ボイラー圧力計の最大目盛りは1MPaです。大きい方が見易くて精度もよさそうです。 O:汽笛のハンドル
汽笛のハンドルと腕の部分です。 ハンドルを下に(↓)引くと、鳴動します。 2つ前の写真の〇の部分をアップした写真です。
この写真の〇の部分をよく見ると、”く”の字のようになっており、
ハンドルを下に引くと、←が手前に引かれます。 すると、引棒(↑ ↑)が引かれて、
汽笛(←)が鳴動します。 (その10に続きます) |