ライブスチームの運転


190. 倶楽部のメンバー宅訪問  (その9)  (H29.7.20掲載)

  (その8の続きです)

F:ブレーキ弁
C12
蒸気の力でブレーキがかかるようです。がハンドルです。 模型の場合、蒸気ブレーキは難しいのではないかと思っています。パーパス製5インチゲージのC57においても、 蒸気ブレーキが搭載されているのですが、 制輪子(ブレーキシュー)を動輪に押しつける力が強く、動輪をロックし線路上を滑走してしまいました。 自動車のアンチロックのように、動輪をロックせずに適度に加減することが出来れば、実用になると思います。


G:ドンキーポンプの作用コック  H:通風弁  I:インジェクターの作用コック
C12
左から、ドンキーポンプの作用コック、通風弁、インジェクターの作用コックです。 一見3つの形状は似ていますが、インジェクターの作用コックには角?があり、実機の蒸気弁ハンドルに似ています。


J:シリンダー圧力計
C12
ボイラーの圧力計の最大目盛りは1MPaですが、シリンダー圧力計の最大目盛りは0.6MPaです。 シリンダー圧力は、ボイラーの蒸気圧より、低くなるからだと思われますが、実際はどれくらいなのでしょうか?。 C12の実機の使用圧力は12Kg/cm2ですが、シリンダー圧力は何Kg/cm2なのでしょうか?。


K:(テコ式)加減弁ハンドル
C12
加減弁はテコ式です。は力点で、ここを引くと加減弁が開き、押すと加減弁が閉じます。 は作用点で、この先に加減弁があります。 は支点で固定されています。


L:焚口戸
C12
焚口戸は手動式です。は焚口戸ハンドルです。 実機同様、中央部にのぞき穴があります。煙室戸はしっかりと閉めて、煙室内を密室にすることが重要ですが、 焚口戸は、それほどこだわる必要はないようです。 むしろ、少し隙間があった方が、火室内の石炭燃焼に好ましいようです。


M:汽笛弁
C12
OS製の汽笛弁と形状が似ています。下に押すと鳴動するのでしょう。


N:ボイラー圧力計
C12
ボイラー圧力計の最大目盛りは1MPaです。大きい方が見易くて精度もよさそうです。


O:汽笛のハンドル
C12
汽笛のハンドルと腕の部分です。

C12
ハンドルを下に()引くと、鳴動します。

C12
2つ前の写真のの部分をアップした写真です。 この写真のの部分をよく見ると、”く”の字のようになっており、 ハンドルを下に引くと、が手前に引かれます。


C12
すると、引棒(↑ ↑)が引かれて、 汽笛()が鳴動します。


(その10に続きます)  


トップページへ戻る