ライブスチームの運転


239. 乗用台車の修理 (OS AT-67トラックキットの組立て)   (その1)  (H30.1.7掲載)

 事の発端は、平成29年6月17日(土)、よくお邪魔しているフローラルガーデンよさみでの出来事です。 前週に続いて、OSコッペルを持ち込み、午前中約1時間半運客し、午後も運客開始し、しばらく経った頃、 突然、前触れもなく、アクシデントが発生したのです。


アクシデントの発生前
コッペル コッペル
アクシデント発生前の走行写真です。所属する倶楽部のメンバーの方に、運転していただいています。 OSコッペルの次位に乗用台車を連結し、お客さまがお一人、ご乗車されています。


コッペル コッペル
 ご乗車中のお客様に楽しんでいただいているようです。この後、運転を代わってから、アクシデントが発生したのです。 お客様を乗せて走行中、突然、"いいドラフト"を発するようになったのです。 「ポッポ、ポッポ」と汽車らしく。でも、ドラフトを楽しんでいる場合ではありません。何かブレーキがかかったような感じで、 コッペルの動輪を見てみると、ちゃんと回っているようです。駅に着いて、お客様が乗用台車から降りられて、私も降りて、列車全体を前後動すると、 動くようです。次のお客様がご乗車され、出発します。が、いつもより、蒸気の消費量が激しく、ボイラー圧力計の針が、ジリジリと下がりはじめました。 何か変です。 なんとか1周走行し、駅に着いたところで、運転を取りやめることとしました。
 そして、機関庫に戻ります。機関庫では、まず、コッペルと、次位に連結した乗用台車(OS製 軽量乗用台車)を切り離し、おのおのを手で押してみます。 コッペルは異常ないようです。やれやれです。次に乗用台車を押してみると、う〜〜ん???。後部のAT-67トラックの車輪の回り具合いが、渋いです。 乗用台車を上下ひっくり返して、車輪の回り具合いを確かめてみると、少しは回るものの固いです。どう対処したらよいのか、分かりません。 この場での修理は断念し、自宅に帰って、詳細を調べることとします。


自宅にて
コッペル
後日のこと、自宅で乗用台車を上下ひっくり返して、調べます。


コッペル
後部のトラックの、この車輪(内)が、スムーズに回転しません。


コッペル
アップしてみます。外見は異常がないようですが・・・。


コッペル
AT-67トラックを取り外してみることとします。そのため、まず、ブレーキのロッドを取り外します。


コッペル
ブレーキのロッドを取り外しました。


コッペル
次にプッシュロッドを取り外します。


コッペル
プッシュロッドの片側を取り外しました。


(その2に続きます)  


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