今回のテーマは、OS製 T5ーSUPERです。
このホームページで、はじめてとりあげる機関車です。
T5ーSUPERは、OSさまが5インチゲージで、最初に発売された機関車かと思います。
30年近く前の婚約中、”結婚後は、なかなか高額のものは買えないだろうと、T5ーSUPERを購入しようと思い、
OSさまに問い合わせたところ、残念ながら在庫が無かった”という思い出のある機関車です。 T5ーSUPERは、軸配置0−6−0、C形のタンク機関車で、
OSさまのオリジナル(自由型)の機関車で、長時間走行可能な、”走り優先”の機関車だと思います。 当時、3.5インチゲージのOS製クラウスを保有していたのですが、もっと大きな機関車が欲しくなり、
また、連結装置は、私が好きな”ねじ式連結器(スクリューカプラー)”ですので、
欲しくなった機関車です。機械加工100%済の塗装済キットで、当時、98万円だったかと思います。 サイドタンクが大きく、たっぷり水を積載できます。
OSさまの、本格的に運客できる、最初の機関車だと思います。 重量は約71Kgあります。とても一人では持てません。 ボイラーに水を入れます。
2つある安全弁の一つを外して、水を入れます。 オーナーさまが、ボイラーに水を入れておられます。
ボイラーの水容量は、5リットルです。
OS製クラウスは、700ccですので、約7倍の缶水容量です。 ボイラーに水が入りましたので、安全弁を元通りに取り付けられました。 サイドタンクにも水を入れられました。 アップしてみます。
フィードバックバルブを開けると、このパイプ(↓)から、
水が出てきて、サイドタンクに戻るものと思われます。
サイドタンク内にゴミなどが入らないようにするため、蓋をしますが、軸動ポンプの動作状況や、
水の戻り量をフィードバックバルブで調整するときは、蓋を開けて目視確認します。 オーナーさまによると、このT5ーSUPERは、36年間で、
走行距離は名古屋駅から稚内駅までの距離を越える、2000Km以上だそうです。
ちなみに、2000Kmとは、1日5Km走行するとして400回分で、月1回運転すると約33年を要する距離です。 (その2に続きます) |