(その2の続きです) 非公式側の前部です。↑↑は、
シリンダードレンコックです。 シリンダードレンコックを下からアップしてみます。ちょっとピンボケですが・・・。 写真は、OS製Super−6がお客様を乗せて、発車していくところです。
冬場で気温が低い影響か、左右のシリンダーから排出される蒸気が綺麗です。蒸気機関車らしい力強い発車シーンです。
でも、シリンダードレンコックを長く開けていると、ボイラー蒸気圧低下につながりますので、留意します。
実機の世界では、さほどのことではないかもしれませんが、模型の世界では、機関車にとって、無視できないくらいの負担になりますので。 T5ーSUPERの運転室です。←は、
シリンダードレンコックの開閉レバーです。 レバー(→ ↑)を押す引きすると、開閉します。
レバーの先には、シリコンパイプが差し込んであるようです(→)。
火傷防止のためかと思われます。 公式側のサイドタンクの下に、レバー(↓ ↓ ↓)が見えます。 レバー(↓ ↓ ↓)は、シリンダーの手前まで伸びています。 ↓はレバーで、フレームの内側に繋がっています。 下から見てみます。
フレームの内側から、下やや前方向(シリンダーの中央方向)に伸びています(↑)。
そして、シリンダードレンシャフト(→ →)に繋がっています。 この写真は、OS製Super−6の公式側のシリンダー付近です。
これが(↑)、シリンダードレンシャフトです。
ところで、シリンダー下部の白いチューブは何か、分かりますでしょうか?。
銅パイプに白いテフロン製のチューブが差し込んであります。
この銅パイプは、蒸気がシリンダーから排出され、ブラストノズルから煙突に向かって排出される間
(シリンダーから排出された直後か?)に繋がっており、
スチームオイルが混じった熱湯?が排出されます。問題は、その排出される位置です。
写真をよく見ると、銅パイプの先端が、ちょうどレールの上の位置にありますので、
スチームオイル混じりの熱湯?をレールの上にまき散らすことになります。
1回だけならともかく、何度も走行すると、ついには動輪がスリップしてしまいます。
駅ですと、発車しようとしても、空転して発車できなくなってしまいます。
わずかな上り坂でも上れなくなってしまいます。
そうならないよう、レールの外に排出するようにチューブを差し込んで、伸ばしているのです。
多くの方が利用するレイアウトで機関車を走らせる場合は、特に注意した方がいいと思います。
他の方に迷惑をかけないためにも。 前の写真をアップしてみます。シリンダードレンコックは、シリンダーの前後に計2個付いています。
実機には、真ん中にもあるように見えますが、それは蒸気室排水弁です。
T5ーSUPERやSuper−6には、蒸気室排水弁は付いていません。
が、特段の支障を感じたことはありません。 こちらは、動輪舎のC12の公式側シリンダー下部です。
前後のシリンダードレンコックの真ん中に、蒸気室排水弁が見えます。
蒸気室排水弁は、シリンダードレンコックと同時に開閉します。 (その4に続きます) |