ライブスチームの運転


255. OS製 T5ーSUPER   (その8)  (H30.3.3掲載)

  (その7の続きです)

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ボイラーの蒸気圧が上がって、出庫線に移動しました。


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T5ーSUPERの向こうでは、 T5ーSUPERのテンダー機版?のSuper−6がスチームアップ中です。


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運客のため、乗用台車を連結しています。


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安全弁から噴出している、蒸気が美しいです。ライブ/生きていることを実感します。


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いつの間にか、可愛い犬が乗車しています。 蒸気の匂いを嗅ぎつけて、乗ったのかもしれません(笑)。 きっと、汽車好きな犬なのでしょう!!!。


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乗用台車の連結が完了して、T5ーSUPERの列車が出庫していきます。 この出庫線は、写真では分かりづらいですが、かなりの上り坂です。ボイラー蒸気圧が低下しないよう注意して、本線に出ます。


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駅でお客様がご乗車され、出発していくところです。 スタート時は、特に慎重に(言い換えますと、”機関車に優しく!!!”)、 機関車を扱います。 たとえば、ドレンコックを開けている時間は、必要最小限にした方がいいと思います。 おそらく、火床の出来具合いは、まだ十分ではないでしょうから、 ”蒸気の発生量”が、 ”蒸気の消費量”に追いつかない可能性が、 十分ありますので。


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トンネルから出てくるところです。 この辺りはカーブで、しかも上りで、このレイアウトの最大の難所で、大量の蒸気を使います。 ので、上り坂になる前に、しっかりと石炭を焚いておかないと、蒸気圧が低下し、最悪、途中で止まってしまいます。 逆に、強力なブラストで蒸気圧が上昇することもあります。 大量の蒸気を使いますが、強力なブラストにより石炭が活発に燃焼し、蒸気の発生量が消費量を上回り、 蒸気圧が上昇したものと思われます。 ”蒸気の発生量””蒸気の消費量”との差(蒸気の発生量ー蒸気の消費量=+ 又は −)によって、 蒸気圧が上がったり、下がったりするようです。 面白いです。


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坂を上りきると、直線になります。


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アップしてみます。この辺りは下り坂です。 上り坂での強力なブラストとは打って変わって、スーと軽走?していきます。


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前の写真と同じ辺りです。 坂を上りきり下り坂になると、加減弁を閉めます。が、全閉はしません。少しは開けておかないと、下り坂であっても、ころがりませんので。 実機ではバイパス弁を開けて(ピストンの前と後ろの空気を繋いで)、 ピストンをスムーズに動くようにするようですが、模型の世界ではバイパス弁が無いためか、 実機のようには、ころがらないように思います。 また、加減弁を絞ったことにより、蒸気の消費量が減少しますので、給水のチャンスです。 フィードバックバルブを全閉して、ボイラーの水を作ります。 全線にわたって平坦なレイアウトはともかく、勾配のあるレイアウトでは、 機関車の種類(大型機/小型機、タンク機/テンダー機など)に関わらず、 レイアウトのどの地点で給水するか、おのずと決まってくると思います。 この点は、実機の運転方法と同様のように思われます。


(その9に続きます)  


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