(その1の続きです) 製作技術にたけている、所属する倶楽部のメンバーの方との電子メールでのやりとりで、 設計方針が固まり、OSコッペル/クラウスを持参の上、ご自宅をお邪魔して、 直接ご指導していただくこととします。 有り難いことに、機関車側(安全弁の口)と高圧ホース側とを接続する、
アダプターを製作していただけるとのこと。
写真は製作に必要なダイスです。おねじを切ります。
写真左上が、M8×0.75でクラウス用です。写真右上が、M11×0.75でコッペル用です。
写真下が、1/4で、高圧ホース側です。 大きな旋盤です。
この旋盤で製作していただけるのです。 製作開始しました。材料は、対辺19mmの黄銅六角棒です。
快削です。ちなみにホームセンタで販売されている黄銅は、快削ではなく、適当ではないそうです。 手慣れた手つきで、ドンドン削られていきます。私は、ただ見ているだけです。 ダイスでネジを切っています。ダイスをダイスハンドルにはめて、
心押し台のドリルチャックで押しながら、
三爪チャックを左手で手前に回しながら、少しずつおねじを切っていきます。 黄銅六角棒の両端を削って、それぞれをダイスでおねじを切り、貫通穴を開けて、完成かと思ったのですが、違いました。
安全弁の口にねじ込む側には、Oリングが嵌まる溝(→、
←→)を切ります。
クラウス用はP8、コッペル用はP11のOリングを嵌めますので、それに合わせて、
溝の幅(←→)と深さを設計して削る必要があり、手間がかかり、神経を使う作業です。
私は見ているだけで、おんぶにだっこです。 溝を削り終えて、Oリングを嵌めてみます。
しっくりと嵌まっているようです。 (その3に続きます) |