(その6の続きです) 安全弁の口の一つは、給水口のプラグをOSさまから購入して、塞ぎました(←)。
もう一つの口には、製作していただいた、
接続アダプターをねじ込んだ後(→)、
高圧ホースをねじ込みました。これで、接続は完了です。 いよいよボイラーに送水し、水圧をかけていくのですが、
はじめて行いますので、テストポンプの取扱説明書通り、忠実に行うこととします。
そういえば、このOSコッペルを入手した直後は、運転説明書を見ながら、スチームアップなどを行っていました。
手足が自然と、運転説明書通りに動くまで(からだで覚えるまで)、
繰り返し繰り返し、運転説明書を見ながら行っていました。
その時と同様の考えです。 <テストポンプ(アサダ製TP50N)の使用方法> @取扱説明書に、”被テスト配管に高圧ホースを接続する”旨、記載されています。 この場合、被テスト配管は、安全弁の口にねじ込んだ、接続アダプターに相当するかと思いますので、 ここまでは既に完了しています。よって、次に進みます。 Aテストポンプのタンク(E)に綺麗な水を入れ、 Bボールバルブ(D)を開き、 Cエアー抜きバルブ(C)を閉じます。 Dハンドル(B)を上下させ、送水します。 E圧力計(A)の針が上がりはじめたら、 Fハンドル(B)を上の位置で止め、 Gエアー抜きバルブ(C)を開きます。 すると、被テスト配管内・ポンプ内の空気が抜けます。 H空気が完全に抜けない場合は、C〜Gを繰り返します。 I空気を完全に抜いた後、エアー抜きバルブ(C)を閉じて、 Jテスト圧力(使用圧力5kgf/cm2の1.5倍の 7.5kgf/cm2)まで、 ハンドル(B)を上下させます。 K圧力計(A)の針がテスト圧力に達したら、 Lボールバルブ(D)を閉じます。 M圧力計(A)の針が降下しなければ、被テスト配管内(この場合は、ボイラー)に漏れはありません。 A:圧力計 B:ハンドル C:エアー抜きバルブ(右に回すと閉まり、
左に回すと開きます)
D:ボールバルブ(配管と水平にすると開き、 垂直にすると閉まります。下の写真では、開いた状態です) E:タンク 手順Jで、
テスト圧力(7.5kgf/cm2)まで上げようと、ハンドル(B)を上下させたのですが、
一旦上がった、テストポンプの圧力計(A)の針は、瞬く間に下がってしまいます。
写真のOSコッペルの圧力計も、ほぼ0kgf/cm2を指しており、水漏れが著しいようです。 右の写真は、左の写真の高圧ホースの接続箇所をアップした写真です。
高圧ホース(ア)、接続アダプター(イ)、
安全弁の口(ウ)の接続箇所からの水漏れはないようです。
→→→ 実は、後日、ここから水漏れが見られなかった原因が判明するのですが、
この時点では、接続アダプターに問題はないと思っていました。 運転室の各機器類を見てみます。
ブロアーバルブ、加減弁、圧力計などからの水漏れもないようです。 漏れることが多い、水面計からの水漏れもないようです。
写真では分かりにくいですが、水面計の中は、もちろん満水です。 (その8に続きます) |